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ゲームクリエイターたちは何を考えているのか?その思考と生き方に迫った本
今や老若男女が楽しみ、一大市場・世界的文化へと成長したゲーム業界。熱狂が生まれるその裏では、制作者たちの確固たる信念と情熱、アイデアが息づいています。そんなゲームクリエイターたちの生き方や思考、現場での奮闘が記録された本をピックアップしました。読めば、ゲームに対する認識が大きく変わるはずです。
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岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。
岩田 聡(述) , ほぼ日刊イトイ新聞(編) , 糸井 重里(監修)
元任天堂社長の岩田聡は、カードゲームのいち製造販売会社を「世界の任天堂」へと躍進させた立役者です。ゲームを愛する少年のような感性と、制作陣を鼓舞しつつ経営を率いる冷静なビジネス思考。そして凄腕プログラマー、プレゼンテーターといったさまざまな視点から、ゲームを育み、広める思想が語られています。
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MEMEとは、模倣によって伝達され進化していく「文化の遺伝子」のこと。『メタルギア』シリーズや『DEATH STRANDING』で知られる著者の、創造性の核ともなった数多の本や映画、音楽が、愛と敬意をもって紹介されています。時代を継承し、発展させ、またつなげてゆく。小島秀夫の真髄が詰まった一冊です。
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『ポケモン』の生みの親は虫取りを愛し、「好き」を究める少年でした。年齢を重ねても「好き」に没頭し続けた半生や任天堂の仲間たちとの交流、誰もが知るポケモンはこんな人を中心にして生まれたのかという、驚きと納得の双方を感じられる一冊。児童向けながら大人も楽しめる伝記漫画です。
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1980〜90年代という国産ゲーム黎明期、現在では伝説級のクリエイターもまだ若かりしころ。その破天荒かつ試行錯誤の日々の果てに、数々の名作ゲームたちが生まれたことを記したレポート漫画です。ゲームに近しい分野も含め、今なお現役の開発者たちが語る思い出はどれも興味深く、当時が鮮やかによみがえります。
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血と汗とピクセル 大ヒットゲーム開発者たちの激戦記
ジェイソン・シュライアー(著) , 西野 竜太郎(訳)
ゲームが生まれる舞台は日本だけではありません。『ウィッチャー3』や『スターデューバレー』など、ジャンルも企業もさまざまな10作の海外産ビッグタイトル。それらの開発過程にも、想像を絶する苦難と驚くべき挑戦がありました。近年のゲーム制作現場がどれほど壮大かつ複雑な規模であるのかが垣間見られる良書です。
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