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女性のさまざまなあり方を描き続ける作家、はじめての松田青子
2010年の作家デビュー以来、現代を生きる女性たちの姿を小説に描き続けてきた松田青子。2021年には世界幻想文学大賞の短編集部門を受賞するなど、国内外を問わず名を知られている作家です。独特の視点や語り口がクセになる松田青子の小説を、はじめて手に取るという方に向けてピックアップした本を紹介します。
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フェミニズムやジェンダーをテーマとした短編集。さまざまな境遇に置かれた女性たちの姿が描かれています。どの短編にも著者独特の視点が表れていて、読むたびハッとさせられる一冊。世の中の「当たり前」になじめないと感じた経験が少しでもある方は、ぜひ手に取ってみてください。
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本書の主人公は、八百屋のお七や皿屋敷のお菊など「おばちゃん」の幽霊たち。彼女たちは悩める現代人のもとに現れては、持ち前のフレンドリーさで彼らをいつの間にか救っていきます。ユーモラスかつ温かい物語で、全編を読み終えたあとには心が少し軽くなっていることに気がつくことでしょう。
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