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名著を名解説で楽しむ!読むべき本がわからない人にオススメの書評本
多くの本を前にして「読むべき本」がわからない・・・という方は、読書のプロである書評家などの名解説を頼りに、本を選んでみてはいかがでしょう。難解そうで読めずにいる本も、読書のプロの力を借りるとそれまでのイメージが変わり、読みやすくなるものです。名著をひも解くきっかけになる書評本を紹介します。
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元書店員の著者が、各分野の識者46人にインタビューした「名著の読み方」がまとめられています。長大かつ難解で、手に取るのをためらうような古典的名著も、賢人たちの解説により身近に感じることができます。『カラマーゾフの兄弟』は予言の書、『源氏物語』はジェンダー問題を先取りしていた・・・など、目からウロコの解説が満載です。
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新進気鋭の書評家・三宅香帆が紹介するのは、人生を狂わす名著50冊。読書狂の京大大学院生が選ぶ本は、外国文学から日本文学、マンガ、人文書まで多様で、著者の手に掛かれば難解な小説も、娯楽として読んでいたマンガも、人生を変える一冊に早変わりします。愛情たっぷりの解説が魅力的で、どの本も読んでみたくなるでしょう。
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書評の匠として知られる大岡玲が、令和元年から3年半連載したコラムより100冊を抜粋した書評エッセイ。コロナ禍に始まり、安倍元首相の銃撃やロシアによるウクライナ侵攻など、激動の時代に著者はどんな本を手に取ったのか・・・?その鋭く深い読書日記をひも解けば、今読むべき本がおのずと見えてくるでしょう。
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歯に衣着せぬ解説に定評のある文芸評論家・斎藤美奈子が、名作小説の新しい読み方を提示します。それは最後の1行を読み解くというものでネタバレが気になりますが、『ラストの一行を知ったくらいで名作の価値は減らない』というのが著者の持論。古今東西の小説137冊が紹介されています。
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本書で取り上げるのは『アンネの日記』『種の起源』『沈黙の春』をはじめ、『聖書』『コーラン』といった経典や、マルクス、ケインズの経済書まで、ジャーナリスト・池上彰が「世界に大きな影響を与えた」と分析する10冊の本です。本の内容だけでなく、背景にある思想や取り巻く社会状況もわかりやすく解説されています。
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