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子どもがウソをつくように・・・そんなときに出会いたいウソの本
大きくなった子どもはウソがつけるようになります。ウソもある意味、成長の証拠と捉えることもできますが、ウソをつくことが増えてきてしまうのは、親としては心配なものです。そんなときこそ本の出番。さまざまなウソが出てくる本を読むことで、子どもも自然とウソとのつき合い方が理解できます。子どもに手に取ってほしい、ウソが出てくる物語を紹介します。
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うそつきにかんぱい!
宮川 ひろ(作) , 小泉 るみ子(絵)
認知症の大おばあちゃんは、信也のことを自分の弟だと勘違いして接してきます。けれども信也は「ウソはいけないこと」だと思っていて・・・。どんなウソならついてもいいのか一つの答えが示されていて、子どもでも理解しやすいストーリーに。読了後には心が温まる内容なので、自分ごととしても捉えやすいはずです。
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ゆっくとすっく うそはちくちく
さこ ももみ(え) , たかてら かよ(ぶん)
木から落ちてしまったおさるは、恥ずかしくてつい「自分ではなく別の子が落ちた」とウソを言いました。しかし、しだいにおさるは気持ちがつらくなってきて・・・。ウソをつくことは結局、自分自身を追い詰めることになると教えてくれる一冊。ウソをつくことで起きる気持ちの変化が、子どもにも理解できる表現で丁寧に描かれています。
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うそみーるめがね
いわむら かずお(文・絵)
「14ひきシリーズ」でお馴染みの作者の初期作品。メガネ屋をしている猫に出会った主人公が、ウソを見破ることができる不思議なメガネを手に入れるところから物語は始まります。ちょっと怖くて、ドキドキした感覚が味わえる一冊で、読めば不思議な世界観に魅了され、何度も再読したくなること間違いなしです。
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