ブックキュレーターhonto編集員
ヨーロッパの雰囲気を感じて、今すぐ旅に出たくなる本
クラシック音楽や印象派の作品など、日本でも身近に感じられるヨーロッパが発祥の芸術作品は数多くあります。実際に訪ねて、生で触れてみたいという方も多いでしょう。ここでは、音楽、アート、写真、小説とさまざまなジャンルから、ヨーロッパへの憧れを掻き立ててくれる本を集めました。旅行前の予習にもオススメです。
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解剖学者・養老孟司が、独自の視点で東欧のお墓巡りをした異色の紀行文です。教会下のカタコンベ、ヴァイオリンの形に積み上げられた真っ白な頭蓋骨、ハートの銀器に切り分けて埋葬される心臓など、その埋葬方法に驚かされます。写真も満載で、好奇心を刺激されます。
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アルフォンス・ミュシャの世界 2つのおとぎの国への旅
アルフォンス・ミュシャ(画) , 海野 弘(解説★監修)
18世紀末、パリとチェコで大活躍したアルフォンス・ミュシャの作品、370点を収録した超豪華作品集です。ページをめくりながら、パリのベル・エポック時代のデカダンスな雰囲気を存分にお楽しみください。
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森絵都による短編小説集です。表題作は、小説家がミュンヘンを訪れる物語。海外で購入したひげ人形をモチーフに書いた小説が大ヒットし、ある夏「ひげ人形愛好会」から親善大使として、ミュンヘンに招かれます。海外あるあるの微笑ましいエピソードにくすっと笑えるだけでなく、読後も幸せな気持ちでいっぱいになれます。
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音楽と病のポリフォニー 大作曲家の健康生成論
小林 聡幸(著)
精神病理学者が、クラシックの大家8名の生きざまを病理学の視点から解き明かします。大御所ハイドンの意外な職業観、ソ連で活躍した作曲家ショスタコーヴィチの生存戦略などが生き生きと描かれています。学術書かと思いきや、音楽家の生涯が網羅的に滋味深く掘り下げられているので、本を片手にヨーロッパ旅行気分が味わえます。
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