ブックキュレーターhonto編集員
世界最古の女性文学にして長編小説『源氏物語』をもっと楽しむための本
平安時代中期に紫式部が書いた長編物語『源氏物語』を読み解き、より楽しむための本をまとめました。千年以上の時を経てもなお、多くの人を引きつけるのはなぜなのか。読みやすい現代語訳やコミック、解説書などから魅力を再確認できます。学校の授業で触れただけの方、改めて『源氏物語』を読み通したい方にオススメです。
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全54巻からなる『源氏物語』を物語の流れから8つの章に分け、それぞれあらすじと読みどころや背景を紹介。付録の登場人物相関図がわかりやすく、物語の全体像をしっかり把握できます。古典の知識がなくても読めるので、入門編にぴったり。『源氏物語』を通読する際には、時系列などを整理する副読本としても使えます。
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『源氏物語』を優美な絵柄で描き、ほぼ忠実に再現したコミック。一部に独自エピソードも挿入して、物語の流れをつかめるよう工夫されています。平安時代の建造物や調度品、服装なども詳細に描写。文章だけではわからない物語中の場面を、リアルに想像することができます。文章だけだとハードルが高い、と感じる方にオススメです。
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「嫉妬」と「階級」をテーマに『源氏物語』を語る一冊です。光源氏の正妻を取り殺す六条御息所をはじめ、登場人物を突き動かす嫉妬について解説。著者は、当時の強固な階級システムが嫉妬を生んだと主張します。さらに、自らも嫉妬と階級に翻弄されていた紫式部の生涯に触れ、物語に込められたメッセージを読み解きます。
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