ブックキュレーターhonto編集員
子どもと本で世界を旅しよう。異国情緒を味わうことができる本
世界には想像もしなかった常識や、壮観な建物、味がまったく想像できないような料理があり、わが子の国際理解を深めるには現地を訪れるのが一番。しかし、実際に各国を訪れるのは、時間的にも経済的にも一定のハードルがあります。そこでここでは、写真や表現豊かな文章で、その地を訪れたかのような気分を味わうことができる本をそろえました。
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マップス 新・世界図絵 愛蔵版
アレクサンドラ・ミジェリンスカ（作・絵） , ダニエル・ミジェリンスキ（作・絵） , 徳間書店児童書編集部（訳）
聞いたことがある国だけではなく、名前すら知らないような国まで、世界62ヵ国の地理や植物、動物、歴史、産業がひと目でわかる世界図絵です。パッと開いたページを眺めれば、その国の地理、名産物や史実など、多様な情報が飛び込んできます。まるで古地図のような質感のイラストに、子どものみならず大人もワクワクさせられるはずです。
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世界遺産
講談社（編） , 西谷大（監修）
日本と世界の世界遺産が大迫力の写真で掲載され、見どころや重要点がひと目でわかる図鑑です。さらに、NHKのスペシャル映像が入ったDVDもついてくるため、動画でも世界遺産を楽しめます。興味や関心は、背景を知って一層深まるというもの。読み終わったころには、世界遺産に行ってみたくてたまらなくなること間違いなしの一冊です。
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楽しく遊ぶ学ぶせかいの図鑑
中山 京子（監修）
世界と日本の相違が学べる、知的好奇心をくすぐられる図鑑です。身近な生活が紹介されているので、自分と世界の国々との違いを楽しく感じられます。全体的に読みやすさが意識されていて、文字量が少なめで、小さなお子さんでも1人で読むことができるでしょう。文字がびっしりある本が苦手のお子さんでも楽しめます。
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ももこの世界あっちこっちめぐり
さくらももこ（著）
『ちびまる子ちゃん』の作者さくらももこが、1996年5月から半年間にわたってめぐったスペインやバリ、サンフランシスコなどでのさまざまな体験が、魅惑的な文章で綴られています。彼女のエッセイは教科書にも掲載されたことがあり、子どもでも楽しめること請け合いの一冊です。
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世界の市場 おいしい！たのしい！２４のまちでお買いもの
マリア・ヴァカレア（著） , アンナ・デスニツカヤ（イラスト） , 岡根谷 実里（訳）
小さな子でもじっくり絵を見て楽しめる、そんな仕かけがたっぷりの市場をテーマにした絵本です。市場といえばどんな国に暮らす人でも必ず訪れるもの。市場からはその国の料理や特産物だけでなく、経済や暮らしも見えてきます。本には「○○を見つけ出せ」というミッションや各国家庭レシピもついていて、これを読めば行ってみたい市場がきっと見つかります。
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