ブックキュレーターhonto編集員
思わず応援したくなる!動物たちの生き生きとした活躍を描いた児童書
本来は四足歩行の動物たちが二足歩行で歩き、服を着て言葉をしゃべる・・・なんて非現実的なことも、児童書の世界では常識の範囲内。感情豊かに動き語るその姿は、いじらしく愛らしいものです。ここでは、そんな動物たちが活躍する児童書を集めました。生命力と個性にあふれた魅力的な動物たちの雄姿をご堪能あれ!
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ふしぎないきものたちが住むフェリエの国。ある朝、ルーチカは聞き慣れない美しい笛の音で目を覚まします。はりねずみのルーチカ、もぐらのソル、てんとうむしのニコなど、名前を聞くだけでもワクワクするような仲間たちがたくさん登場する人気シリーズの第1弾。やさしさであふれている世界観にほっこり癒されます。
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ねこの風つくり工場
みずの よしえ(作) , いづの かじ(絵)
町の大通りから離れた小高い場所に、大人たちさえ何を作っているか知らない工場があります。実はそこは風を作る工場で、働いているのは町のねこたち!風を作る工程、風の研究、材料集め・・・。細部にわたる工場のあれこれがとにかく楽しく、ねこたちの個性も相まって、どんどん物語の世界へと引き込まれていくはずです。
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おひめさまになったワニ
ローラ・エイミー・シュリッツ(さく) , ブライアン・フロッカ(え) , 中野 怜奈(やく)
将来立派な女王になるために、王様とお妃様に厳しくしつけられているコーラ姫。ある日、名づけ親の妖精に「たすけてください」と手紙を書いたら、なんとワニがやってきて・・・!?ワニが自由奔放なおかげでかなりハラハラな展開になりますが、心やさしいコーラ姫が勇気を奮い起こす姿に、胸が熱くなること間違いなしの物語です。
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まいごのアローおうちにかえる
竹下 文子(作) , 藤原 ヒロコ(絵)
アロサウルスのおもちゃ・アローは、持ち主のユウくんと一緒に遊んでいた公園で迷子になってしまいます。日も沈んだなか、アローはひとりでユウくんのもとまで戻ろうとしますが、小さい体ではなかなかうまくいきません。そんなアローを助けてくれたのは、1匹の猫。猫たちのネットワークが頼もしい、心温まる一冊です。
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鳥類学者だったおじいちゃんの部屋で、剥製の状態から突如よみがえったドードー鳥のドド。ドドは人間の言葉を自在に操り、この家の住人であるタカを小間使いに任命してしまうけど・・・。家族を巻き込んでのドタバタ騒動が愉快ながら、悪者に狙われているという緊張感もあり、最後までハラハラドキドキが止まりません。
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