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極上の推理を手軽に楽しむ!東野圭吾のミステリー短編集
「ガリレオシリーズ」や「加賀恭一郎シリーズ」など多数の人気長編ミステリーを手掛ける東野圭吾。過去作の多さに、どれから読めばいいのか迷ってしまう方もいるでしょう。そんな方にオススメしたいのがミステリー短編集です。短くても長編に劣らない推理小説が一冊で何作も楽しめてお得。ミステリー初心者にもオススメです。
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素敵な日本人 短編集
東野 圭吾(著)
短い映画を観ているような美しさを感じる9つの短編を収録。どれも結末が気になって一気読みしたくなりますが、登場人物の心情や風景を思い浮かべながらゆったり読むのもオススメ。ホロリとくるものや「そうきたか!」と思わず膝を打ってしまうものなど、一冊でさまざまな読後感を味わえます。
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おれは非情勤
東野 圭吾(著)
小学校の非常勤講師である「おれ」が、異なる6校で起こる事件を解決していきます。「おれ」は特定の小学校に所属せず、周囲の教師や生徒にも割り切った態度で接する「非情勤」ですが、熱血な一面も。もともと小学校高学年向けに書かれた本書、「おれ」というエッジの効いたキャラクター設定でテンポもよく、大人でも楽しめます。
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犯人のいない殺人の夜 東野圭吾短編集 新装版
東野 圭吾(著)
バラエティに富んだ7編からなる短編集です。どの物語も読後感は少し重めで、事件の背後に描かれる当事者たちの心理を知ると切なさややるせなさを覚えるでしょう。特に表題作は、誰がなぜその殺人を犯したのかハラハラドキドキの展開。結末を知ってから、もう一度読み返したくなること必至です。
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名探偵の掟
東野 圭吾(著)
名探偵と警部のコンビが12の事件を解決していく短編集です。密室殺人などどれもミステリーの鉄板ネタが使われていますが、本書のユニークな点は登場人物たちが読者を意識していること。時おり『あまり早く解決してしまっては、話が盛り上がらない』など、小説の世界を飛び出てくる姿に思わず笑ってしまいます。
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新参者
東野 圭吾(著)
ある殺人事件の真相を究明する物語。1章ごとに異なる登場人物に焦点を当て、それぞれの謎を解き明かしながら1人の殺人犯を暴き出します。主人公の刑事・加賀恭一郎は、たとえ相手が犯罪者でも思いやりを持って接する人物。単なる推理小説に留まらず、人情小説としての深みもあります。
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