ブックキュレーターhonto編集員
数っておもしろい。わが子を数学好きにするための図鑑や絵本
算数が嫌いになってしまう原因の一つは、「よくわからない」「できない」というものが多いといいます。わが子を算数好きに育てるには、「できない」「わからない」といった感情を抱かせず、「算数っておもしろい！」と思わせることが大事です。そこで、算数や数学が好きになる第一歩として読ませておきたい本を紹介します。
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はじめてであう すうがくの絵本 １
安野 光雅（著）
「なかまはずれ」や「せいくらべ」を通して、数学的な考え方に触れることができる絵本です。安野光雅の柔らかくかわいらしいイラストは、どの子も気に入るはず。書名に「すうがく」とありますが、難しい方式などはなく、明確な答えが書いてあるわけではないので、実際に子どもと考えながらページを読み進めていく楽しさを味わえます。
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全ページカラーで、数学的な概念がわかりやすく描かれた図鑑です。細かな文字が読めなくてもほとんどがイラストのため、眺めているだけで数学的な感覚を身につきけることができます。約数や百分率、負の数など比較的難しい概念も出てきますが、学習前に絵で理解することで、苦手意識を持たないで数学とつき合えるはずです。
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ふしぎなたね
安野 光雅（著）
安野光雅による、どんどん増える「ふしぎなたね」を土台にした数学絵本です。読み進めながら自分で「ふしぎなたね」がいくつになったのか、計算する楽しさも味わえます。どこまで電卓を使わず計算ができるのか試してみながら、二乗の概念が身につきます。農業や商業の仕組みの理解にもつながる一冊です。
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さわって学べる算数図鑑
朝倉 仁（監修） , 山田 美愛（訳）
頭の中だけ、あるいは、絵だけでは、算数ってなんとなくわかりにくい・・・。そういった場合はさわって学べる算数の図鑑がオススメです。本書はしかけ絵本のように、分数の分子の数値を動かすことができたり、展開図をもとに実際に図形を組み立てることができるため、工作が好きな子どもは夢中になって楽しめます。
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