ブックキュレーターhonto編集員
美談ばかりではない。家族のあり方を考えさせられる小説
家族の絆という言葉は美しいエピソードを想像させます。現に家族小説と呼ばれる分野では、心温まる家族の肖像が数多く描かれてきました。でも、親密な間柄だからこそ家族の存在が苦悩の原因になることもあり、その家族間の葛藤を表現するのも家族小説の醍醐味といえるでしょう。ここでは、そんな家族と苦悩を背景とする小説を紹介します。
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社会活動家たちとシェアハウスで暮らす24歳のピップは、母親と疎遠であり、父親は行方不明で名前も知らないという境遇で生きてきました。そんな彼女はあるとき、リーク情報公開組織のインターンシップに参加。複雑な人間関係を築いていくことになります。現代のストレス社会を描くとともに、家族のあり方を模索する意欲的長編小説です。
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