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これはひどい。一言で言うなら「なんやコレ?」って感じだった。作者はリアリティを求めたかったのか、はたまたフィクションを求めたかったのか。いずれにしろ焦点がぼやけ、見事に融合できていなかった。SF作品として読めば普通の作品かも知れないが、リング作品の完結編と銘打っている上に、前作を読まねば理解できない部分も多々あるため、全二作の完結編でなければならない作品であるはずだが、見事にその命題からも逃げた感じだった。これは納得できないですね。作者の力量が素晴らしいのは、作品を読んでいても、分かりましたが…。正直コレはないよ。読んでて途中で悲しくなってきたもの。
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リングらせんループ、三部作の3。
読んだのは多分中1ぐらいか。SFとかホラーとかがもっと好きになったきっかけの作品。
ジャンルはSF。
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これでも、角川ホラー文庫なんだぜ、嘘みたいだろ。
作者は誰もが子供の頃に夢想した世界の真実とリングらせんを、包括的に解決しようとしたんじゃないだろうか?
ただ、リングの完成度から考えると少々蛇足気味。
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「リング」「らせん」の小説派の人は読むべし!映画派の人にはおススメしません。私は小説派なのですが(というか、もともとホラー映画はすっごい苦手で、夢に出るのでほとんど見ることはないのですが、リングは映画化などになる前に読んでしまっていたので・・・)小説派には「そうだったのね〜〜〜!!」という感じ。私も結構常日頃思うようなことが書かれていたので、面白かったです!ホラー要素はあまりないので、それを求めるとちょっと・・・かもしれません。
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「リング」「らせん」の完結編。
スケールの大きさには驚いてしまったものの
「言いたいことはわかる」が「興味の持てる話」じゃなかったかな…。
ネット上の書評を読むと「この作品を単独で読むべき」や「前作を読まないと面白さが半減」と
意見が2分しているのが印象深い。前2作品を読めば印象が変わるのかしら。
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ホラーからSFへといった印象
ループの世界というのは個人的に好きな発想で面白く読めた。
ただ、まあ角川ホラー文庫でだすのはちょっと違うなと思う(笑)
比べたら怒られそうだけど、グレッグ・イーガンのディアスポラを読んだとき、ちょこっとこの本が頭に浮かんだ。
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ホラー小説はあまり好きではないので、『リング』『らせん』は今だに読んでいない。たまたまもらったこの『ループ』はなんの予備知識もないまま読み始めた。むむむ…こ、これはおもしろい。時空と空間が幾重にも重なり合い、頭の柔軟体操にもなったような。この前に読んだのが『重力ピエロ』。遺伝子ネタ、流行なの?
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大学生になるまでは読書が好きではなかったのだけど、高校生の時に唯一ハマって読んだのが、「リング」「らせん」「ループ」という三部作。呪いのビデオを見たら一週間後に貞子に呪い殺される、というのが「リング」だけど、「らせん」になるとそれが呪いではなくウイルスになり、「ループ」ではコンピュータの仮想世界になってしまう。同じものなのにジャンルを飛び越えて新しい作品にしてしまうところがすごい。特に「ループ」が衝撃的でした。
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リングの続編三作目。気づいたら何故かSFになっていて、しかも感動超大作になっている謎なシリーズ。
ホラーを望んで購入された方は確実にだまされた気分になるのでご注意を。
でも良作です。
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もはやホラーではありません。
リングやらせんが仮想現実だったなんて、マトリックスのようですが、マトリックスよりはるかに長い伏線を張っています。
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リング、らせん、に続く3部作。そうきたかぁ、って結末だが、むしろそのオチはないんじゃない?って思いの方が強い。色々伏線を張り巡らせて、難しいことを並べてはいるが、目が覚めたら皆夢でした、っていう典型的なパターンと変わらない。ホラー色は全くない。そういう意味でも、肩透かしを食らった感じだ。
余談だと思うが、解説が酷い。作品を持ち上げるために、他の人をけなすのは卑怯だと思う。それに最後の「日本には本書をきちんと評価できる批評家一人いないというのも大問題だろう」って言うのには、なんじゃいと怒りさえ感じてしまった。結局、自分だけがちゃんと評価できてると言いたいのだろうけど、そういうのを「解説」で書くなんて、センスを疑う。
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前作までの展開をぶち壊しにしてしまう点では読んで後悔したが、単純にSFとしては面白い。
小説版『バースデイ』は本作の後日談にあたる。
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「リング」シリーズ完結編。
ジャンルは医学ミステリィからSFへ。
シリーズの核心に行くまでの前フリが長いなぁ。イマイチ。
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という事で最終章『ループ』。
そこそこ面白いものの、あくまで『リング』、『らせん』のおまけ。
前2作を読んだ人はそこそこ楽しめるでしょう。
カテゴリは前2作の関係からホラーにしましたが、実際SFミステリーでしょう。
2010/5/14
『リング』、『らせん』はすばらしかった。
さらなる続編に良作なしなので敢えて読んでませんでしたが、最近「おもしろい!」という評価を目にしたので読んでみようと思いました。
amazon評価でも☆4ですね。
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鈴木光司のリングシリーズの三作め、そして完結編。
原因不明の癌ウイルスが世界中に蔓延していく中、主人公の馨はウイルスと父親も関わっていたあるプロジェクトとの関連を知る。
鍵はアメリカの砂漠にあると考えた馨はアメリカに向けて旅立つが、そこで衝撃の事実を知ることになる…という話。
リング→らせんの流れの方が個人的には面白かったように思います。
リング、らせんでは比較的謎解きのような推理要素が強かったのに対して、ループでは主人公の葛藤とか、そういう人間の内面的要素が強く押し出されていた印象があります。
でもそれをも包括するような大きなテーマがしっかりこの話にはあって。
らせんでは生命の誕生というテーマで話が進んだのに対して、ループでは世界の謎を解き明かす共通の論理や人間の存在というすごく大きなテーマを掲げていて。
らせんに比べてより話のスケールが大きくなっていたので、「この話はどこまで広がるんだ!?」と驚きつつ読みました。
シリーズ作でジャンルががらりと変わるという不思議な経験をしたのですが…いかんせん私には難しかった(爆)
というわけで星3つです。
ホラーに対する苦手意識も少しは…解消されたかは微妙ですがw
でもこのシリーズは確かに怖い要素もありますが、ホラーではないので!
映画で苦手意識を持っている方に是非読んでみてほしいです。
貞子に対する意識の向け方が変わるかも?