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ルーズヴェルト・ゲーム みんなのレビュー

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みんなのレビュー388件

みんなの評価4.2

評価内訳

374 件中 1 件~ 15 件を表示

最後までハラハラ

2014/04/12 23:18

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は直木賞受賞後の第一作。敗色濃厚なタイミングで一発逆転する爽快感のあるストーリー。最後までどうなるかハラハラする素晴らしいエンタメ。テーマは不況の煽りを食った企業スポーツ。ここでは野球部だ。業績不振に伴い、廃部に追い込まれそうになっている野球部に関わる人たちを描く一方、経営陣や銀行、株主の思惑、ライバル企業の策謀など企業ドラマとしての面白さも十分に備えている。
野球に全く興味のない私には作品の魅力をもしかすると十分には味わえていないかも知れないが

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はらはらどきどき

2015/08/11 20:08

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ごすきー - この投稿者のレビュー一覧を見る

野球部の存続をかけはらはらどきどきの展開。池井戸作品に見る企業内のやり取りとスポーツを融合させた楽しい作品だった。

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今までの作品とは違う面白さ

2017/12/22 23:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る

これまで著者の作品は銀行を舞台にした勧善懲悪の一辺倒であったように感じていたが、本作はそういった作品とは一線を画する経済小説である。最後はハッピーエンドで終わるだろうことは予測できるものの、これまでのような予定調和すぎるご都合主義ではなく、しっかりとしたストーリーとして成立している。

本作で最も魅力的な人物は笹井専務であろう。野球部目線で物語が進むため、特に序盤においては読者からは敵のように感じる人物であるが、客観的に経営者の目線から考えると、笹井の考えが最も合理的で会社のためになっているのである。感情よりも計算を優先していて、それを貫いている笹井はやはり魅力的であろう。一方の主人公細川社長は、コンサルティング出身でありながら、野球部についてどっちつかずでいるところが残念である。創業者青島会長に遠慮があるのは仕方ないものの、野球部を廃部にすることが合理的であり、それを素早く判断できないのは社長としては問題である。
ホンダがF1をやるのは、本業の技術力向上という効果もあり、ただの宣伝ではないことからまだ意味のあることだと説明ができる。しかし青島製作所が社会人野球に投じている年間3億円のコストで何を得ているのか。経営者や銀行であれば、そこはシビアに考えなければならない。野球部廃部は仕方ないことである。
ミツワ電器の坂東も、青島製作所からすれば嫌な奴なのであろうが、企業の厳しい生存競争から脱落しまいと必死なのである。東洋カメラの大槻購買部長が「企業努力というのは、どこの会社でもしているんだ。青島製作所も例外じゃない」と述べているが、細川率いる青島製作所も坂東率いるミツワ電器も、さらに大企業として絶対的強者に思える東洋カメラやジャパニクスだって必死に経済戦争を戦っている。このように主人公ではない別の者の目線から物語を観察したときに、さらに違った風景に見える作品が望ましいだろう。これが勧善懲悪でない作品の魅力なのだ。

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古き良き(私が勝手に夢想してるだけかもしれないが)日本人精神に根差した物語はやはり心に沁みますね。

2016/11/28 10:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

古き良き(私が勝手に夢想してるだけかもしれないが)日本人精神に根差した物語はやはり心に沁みますね。ただ、386:『架空通貨』(2003)、392:『下町ロケット』(2013)と読み進めた私としては、本作は筋書き・構成が若干単純すぎたようで物足りなかった。強者に苛められる弱者の反撃。本作では、未上場中堅企業・青島製作所が弱者、その2倍強の規模の上場企業・ミツワ電器が強者である。この2社の攻防を、業務・野球の2面から描いている。技術的には圧倒的な強みをみせる青島製作所であるが、営業力・資本力で勝るミツワ電器に押され気味ななか、バブル崩壊の影響で企業存続を賭けたリストラを余儀なくされる。バブル崩壊の影響は企業全般に及ぶとはいえその影響は規模の小さい企業に転嫁される比率が大きい。ミツワ電器は、より深刻な打撃を受けている青島製作所を吸収合併してその技術力を獲得すると同時に、大手企業としての地盤固めを果たすという戦略を立てる。以前からライバル関係にあった両社は、野球でもライバル関係であったが、近年は青島がふるわず、昨年には青島の監督・投手・4番打者をまとめてミツワに引き抜かれ、社会人野球でも地区予選落ちといった状態である。こうした苦境にどう立ち向かうかとなると、日本人好きの「弱きを助け・・・・・・」意識が刺激され俄然気合いが入る。ただ、本作での逆転の鍵は、一つは蓄積された高い技術力とそれに裏打ちされた新技術開発力とであり、加えてちょっと技術を如何に活用していくかという発想・想像力であり、そこには現場で働く“人材”を大切にしていくという根本思想が貫かれている点では、著者のこれまでの作品の姿勢が貫徹されている。ただ、本作での逆転劇の鍵はもう一つあり、ちょっと謎めいた青島製作所の大手株主・城戸志眞女傑であり、城戸志眞女傑に自分の野球チームを持ちたいとまで思わせた“野球”の魅力であろう。しかし、私個人的には、企業環境が苦境から逆転本塁打を打ち、減産から増産、リストラから人員増強と一転したにも拘わらず、野球部は解散という結末が少々不満でした。まあ、そうしなければ青島製作所の大手株主・城戸志眞女傑の位置付け・役割が不鮮明になってしまうのでいたし方ないかとは思うのだが、折角企業としての一体感の象徴として描かれてきた野球部を業績回復にも拘わらず切り捨てるのでは本末転倒のような気がするのである。城戸志眞女傑の運営する不動産会社・城戸エステートとの共同運営くらいが妥当だったような気がするのだが。
 なお、題名の“ルーズヴェルト・ゲーム”の意味を全く知らずに読み進み、途中でその意味の解説を読み、いずれそれが筋書きに大きく関与してくるのだろうと期待したのだが、私の見る限り大して意味をなしていたとは感じられなかった。また、様々な小ネタが挿入されているのだが(例えば、同じ高校で熾烈な因縁のある沖原と如月の問題など)それらの小ネタが今一感動的な決着をつけないまま放置された感じがするのもちょっと残念。

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ストーリー展開が面白い!

2015/11/21 09:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

池井戸作品はほぼ読んでいますが、この作品も他の作品と同様、とても面白く、最後に感動を誘います。ます、ストーリー展開が巧妙で、すぐに作品に引き込まれていきます。ぜひ、ご一読を!

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社会人野球の情熱と悲哀

2015/08/30 23:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

池井戸潤さんと言えば「半沢直樹」シリーズが人気ですが、私はそれに並ぶ作品として本作が好きです。プロ野球ファンというのもありますが、「ダメな社会人野球チームが段々強くなっていく」という、いかにもなサクセスストーリーにはまってしまいました(笑)

ドラマ化もされましたが、王道サクセスストーリーが好きな人は是非。

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2014/04/17 10:17

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2014/03/22 00:45

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2014/03/26 20:56

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2014/03/22 09:51

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2014/03/18 02:18

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2014/09/06 09:08

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2014/04/07 16:46

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2024/03/24 17:54

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2014/03/15 00:08

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