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火星の人 みんなのレビュー

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一般書 第46回星雲賞 海外長編部門 受賞作品

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みんなのレビュー202件

みんなの評価4.6

評価内訳

202 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ポジティブ遭難者

2023/05/30 16:23

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投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

火星でひとり遭難。絶望的な状況なのに絶望しない。
あがくというよりは、生存と救助の可能性を高めてゆく。
魅力ある作品。

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紙の本

生き生きしたサバイバル物語でした。

2017/12/31 16:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hiro190 - この投稿者のレビュー一覧を見る

細部まで細かい描写で光景が生き生きと頭に浮かんで来ました。主人公が俗に言うヒーローではなく、普通の人よりは幾分有能な人の設定なので、すんなりと感情移入ができました。話のテンポもよく、内容も具体的で過不足なく状況が説明されているので読みやすかったです。私の中ではかなり上位に入るSFでした。

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電子書籍

オタクの人

2017/07/31 19:02

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投稿者:hima - この投稿者のレビュー一覧を見る

火星という惑星そのものが悪意を持つが如くこれでもかと主人公に襲い掛かる危機とそれらをことごとく跳ね返してゆく知恵の応酬、息もつかせず読者を惹き付ける文章は、明らかにA・C・クラークの「渇きの海」のオマージュであろう(他にも先人へのオマージュは作中にいくつも見られる)。
 クラークは売り出し中の経済的に苦しい時期に「渇きの海」を世に送り、果たして有名作家の仲間入りができたのだが、悪く言ってしまえば売文で、それだからこそお金になる文章、すなわち読者をとことん楽しませる技術を会得する機会となり、これが後の大作の礎石となったのだった。
 翻って本作は、徹頭徹尾オタクの作品であることは、読み進めればすぐに判ることである。実際のところこの作品は、自室でプラモデルを組み立てるがの如く、誰のためでもなく自分の楽しみのためだけに作りこんで練り上げられたネット小説であった。しかしそれにしては作者は才に恵まれたらしく、この物語は作者ばかりでなく誰が読んでも面白い作品となったのである。NASAの官僚主義も、中国の秘密主義さえも、ここでは大いにストーリーを盛り上げるガジェットとしての役を果たしていて、とにかく面白いことが唯一最大の正義を成しているのだ。
 それ故この作品には思想らしきものは表面上殆ど含んでいないが、最後の1頁に主人公の口を借りて作者の想いが圧縮されてすべてが言い尽くされている。本作の初版は2011年にリリースされたとのことで、それを鑑みれば作中に「日本」という言葉は一言も出てこないにもかかわらず、日本人ならば誰もが感じることもあるに違いない。それはあまねく全世界の読者に対する作者の感謝、そして普遍的な思想の暗示でもあるのだ。
 なお、本作は本国で99セントで電子出版されたとのことだが、捧腹絶倒請け合いの絶妙な和訳に1000円以上の内外価格差を支払う価値は十分にあると断言できる。

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紙の本

映画はさておき面白い

2016/04/30 09:30

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投稿者:マック・ディオナー - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画化となって、まさかの分冊。カバーが映画提携になるのはよくありましたが、発売したばかりですぐにとは。作品としては読み応えあり。極限の中でサバイバルを生き抜く方法が、そうなるよねと分かるけど・・・。いつの間にか引き込まれて読み進んでいたから、一冊ほうが私には合っていた。

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電子書籍

おっもしろい

2016/03/11 12:55

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投稿者:さきん - この投稿者のレビュー一覧を見る

火星に取り残されたワトニーのキャラクターが最高!ジョークと愚痴を相棒に、ちゃちゃっと行動してしまう。絶望に陥らず、どこまでも軽やかで柔軟な生き方。本当のヒーローって、きっとこんなのだよなぁ。

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電子書籍

火星の人

2016/03/05 06:37

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投稿者:けんた - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんとも言えないこの感じ。

作品の中にどんどん吸い込まれていきます。

一度読んでもまた読みたくなります。

普段の生活では体験できない不思議な世界へみなさまぜひどうぞ。

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紙の本

これで映画にもいつでも行ける!(映画の前に読んでおきたい)

2016/02/29 03:19

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投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

やっと読み終わった・・・。
大変面白かったですが、つくづくSFって一般受けしないというか、最近ではそうでもないけどちょっと前までSF好きって言うだけでちょっと肩身狭かったよな、ということも同時に思い出させてもらえた大作でした。

マーク・ワトニーは有人火星探査ミッション<アレス3>のメンバーの一人。 猛烈な火星の砂嵐に襲われ、ミッションは6日目にして中止を余儀なくされるものの、脱出過程で彼一人が砂嵐にさらわれて行方不明に。 いったんは絶望視されたワトニーだったが彼は生きていて、火星に残された設備と物資、そして自らのアイディアで救助を待つ、あてもないサバイバルが始まる・・・という話。

現在は映画化に備えて2分冊となっておりますが(おまけにカバーはマット・デイモン)、私が買ったときは映画化は決まってたけど一冊でした。 私はこっちでよかったけど、分冊にした方が売れるのかな? ← こういう対応の早さがハヤカワの特徴でもある。

マーク・ワトニーくん、読んでいるイメージだとマット・デイモンより声がちょっと高めな気がする(年齢もちょっと若めか)。 で、なにしろ宇宙飛行士になるくらいの人材だから(普通、宇宙飛行士は科学者か技術者の面ももつ)、優秀で才能ありながらどこか純粋なところがあって・・・つまりガキっぽい。 そういう社会性の乏しさというか、自分の言動が他人からどう見られるか・どう影響を及ぼすか気にしないところとか、「あぁ、オタクだ・・・」としみじみ思ってしまうわけです。

SFは面白いんだけど設定がまず普通の日常じゃないから、そのルールをまずは理解しないといけないというのが慣れない人にはハードル高いのかな。 この場合も、火星の環境条件やどうやって呼吸をしているか等々の理屈をまず聞かされて、全部じゃなくても8割くらいは理解しておいた方が続きでつまづかない(あとで関係することが出てくるし)。
どうやってサヴァイヴするか、も特に派手な展開があるわけではなく、大半は地道なトライアル&エラーの繰り返し。 それがまた科学において必要な手続きであったりするわけなんだけど、興味のない人にとってはまどろっこしいよなぁ。 私は大変そんなところが好きでしたが。

著者は自らオタクを自任する人物らしく、そういうディテールをはぶかずにワトニーくんの前向きでユーモアあふれる(ときにはガキっぽ過ぎる)キャラクターで読者を飽きさせないことに成功しているけれど、それは読み手である私もちょっとオタク入っているからか?

そんなわけで、「SFって・・・」という原点(?)を思い出させてくれる、とてもわくわくする作品。 これを面白く感じたら、あなたもSF者認定!、ぐらいの。
それでもレベル的には十分初心者向けなんだけれど。
なのにミステリなどに比べて他の人に薦めにくいというのはどういうわけだ?
SFというジャンルの特異性をしみじみ感じる今日此頃。
それとも、そう感じてしまう自分が閉鎖的なんだろうか・・・。(2016年2月6日読了)

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電子書籍

映画を見た後でも面白い

2016/02/15 09:16

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーま - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネット上で火星版dash村と評された映画「オデッセイ」の原作です。
映画もとても面白かったのですが、映画ではあまり説明されなかった部分(というか、私がその場で理解できなかった部分)が知りたくなり、原作を読みました。正直、映画より面白いかもしれません。
dash村部分(?)の詳細がこちらの方がわかりやすいです。
火星にひとり取り残された主人公が、信じられないぐらいポジティブすぎて気持ちがいいです。

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紙の本

メンタルの強さとユーモア感覚が救い。

2016/02/08 23:13

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投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハードSFでありながら、サバイバルものであり、命の物語であり、ヒューマンドラマであり、ユーモア小説でもある、という色々な要素を含んだ怒涛の580ページ!
アレスと呼ばれる火星探索隊の3番目、アレス3は、2か月の予定が予想外の出来事で6日で断念。
しかし、6人のクルーが引き上げる時、最後の一人だったマーク・ワトニーにパラボラアンテナの一部が激突。ワトニーは吹き飛ばされてしまう。
船長のルイスは断腸の思いで残り5人を探査機、ヘルメスに戻す。
ワトニーはパラボラアンテナにずたずたにされた・・・のだから。

 しか~し、ワトニーは生きていた。火星に一人、取り残されるワトニー。
宇宙服が高性能で人体に影響は少なかったから。
ワトニーは、植物学者でエンジニア。ありとあらゆる知恵、気力、体力、時の運でもってワトニーは火星で一人生き延びる道を選ぶ。

 植物学者であるので、まず、積んできたジャガイモを火星の気候を利用した装置で水他を作り、自給自足(火星で!)をめざすところから始まり、エンジニアでもあるワトニーは、あらゆる残された装置を駆使して再生をめざす。

 火星の一日は地球が24時間だとすると火星は24時間39分35秒。これを1ソルとする。
ワトニーはだれが読むかわからないログ(日誌)をつけることにする。
最初は6ソル。(火星時間6日)最後はソル549までいきますから。

 ワトニーは死んだもの、と思い込んでいた地球のNASA、ヘルメスの他のクルーはワトニーが通信機を復活させて、「ハロー」と交信してからが大騒ぎ。
生きていたワトニー。

 一番この長い物語をひっぱることができた要素は、まず第一にワトニーのユーモア感覚。
火星宇宙飛行士に選ばれる位だから、メンタル、身体、人一倍優れているにしても、なんといっても何があってもいつでも死に直面していても(本当に色々あるんだ、これが)それをユーモアで笑い飛ばすメンタルの強さというか、楽天的性格というか、前向きに前向きに考えて、じわじわと五感をフルに活動させ、困難を切り抜けていくワトニー。

 SFでありがちなのは、ショックな事があって、トラウマになっちゃうとか、狂気に走るとか、記憶を失うとか、いわばネガティブな事が多いのに、けろりんとしているワトニー、強し。

 ワトニーが生きていたと知った地球、そしてヘルメスのクルーたちは、今度は時間との闘いになります。一刻でも早くワトニーを救出しなければならないのだから。
ヘルメスのクルーたち、特にワトニーを残して撤退を決定した、女性船長ルイスは責任を感じている。

 さて、ワトニーは、ヘルメスのクルーたちは、地球の人々はどうするのでしょう。
いや~本当にドキドキしながら読みました。
スペースオペラやSFだと、タイムワープでひとっとび、みたいななか、地球と火星がこんなに離れているんだ、というリアリティ。
ワトニーが次々と考え出す生き延びるためのアイディア。
荒涼とした火星という星。
一人の命を救うために、全地球が一丸となる(裏にしっかり大人の事情あり)命の大切さ。
ばさばさと人が死んでいく物語ではなく、何十億ドルというお金をかけた火星探査躯隊の一人の命の値段。

 でも、この物語の神髄は、「一人の命」をこれだけ必死になって守ろうとするという人間の基本的本能だと思います。
一冊の本でこれほど充足感を覚えたのは久しぶりです。
めげながらも、前に進んでいくワトニーに勇気をもらった気がします。

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紙の本

アイイイイイイイイイイイ!

2015/12/27 19:17

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルは本を読まないと意味がわからないが、わかったら腹筋ちぎれることうけあい。
作者がNASAおたくというだけあって、火星の環境だけでなくNASAのプロジェクトや機材の描写がじつにリアルでうまい。
そして面白い。
ユーモアに満ち満ちたやりとりもいいけれど、「絵になる画像が欲しいから火星でヘルメットを外せ」という、火星環境をはなっから無視したテレビ業界人の無茶ぶりへの冷静なツッコミも読みどころです。

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紙の本

ハードSFなのに

2015/12/26 21:19

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:foxtail - この投稿者のレビュー一覧を見る

中身はガチガチのハードSF(科学的考証がしっかりしてる)。
なのにアメリカの一般書部門でメチャクチャ売れたそうだ。
発表も最初は無料でweb公開、要望で電子書籍化して…と、まあ詳しくは巻末を読め。

話は火星調査隊員、たった一人のサバイバルだが、宇宙飛行士たる資質が彼の生存を助ける。
それは科学知識、工作技術、高度な訓練ではなく、ユーモアを忘れないという性格特性が生き延びる手段になるのだ(もちろん知識、工作、訓練も大いに役立つ)

先に書いたようにハードSFである本書では「一日に必要な酸素量」「危険なCO2濃度」「活動に見合うカロリー」ほかを緻密に計算し書き出している。
その上で主人公が熱量を得るために、あるいは水を作るために行動する――そんなものだけならアメリカ人が読むわけない。
科学的裏付けとともに、そこここに溢れるウィットが、本書の魅力であり、人気となった要因だ。
SFファンのみならず、腹筋を鍛えたい人もぜひ手にしてくれ。

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紙の本

挫けない性格と、知識の実践。

2015/12/02 21:50

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投稿者:ヲカ - この投稿者のレビュー一覧を見る

何があろうとも、例え困難かも知れなくても、前向きに諦めないで頑張るための考え方の指標。

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紙の本

傑作!

2015/11/22 14:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:らい - この投稿者のレビュー一覧を見る

火星に一人取り残されるという極限の孤独と絶体絶命状態に陥った男を描いたハードSF。
ハードSFは確かにそうなんだろうけれど、主人公ワトニーのユーモアが絶妙で、読んでいてニヤニヤが止まらなかった。

映画が近日公開されるが、主人公の独白部分のユーモアをどう描くのか、不安でもあり期待でもある。

SF好きには勿論、そうでない人にも読んでほしい作品。

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紙の本

人を救うのに理由なんていらない

2015/10/18 00:50

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投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

傑作。テーマもさることながら、映画的とも言えるアクシデントの絶妙さや、軽妙な語り口、科学的なサバイバルの分かりやすさ、どれもいいバランス。そして最後に主人公が独白する人間の素晴らしさ。SF読んでてよかった。

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紙の本

火星にいても普通の人

2015/09/05 01:09

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投稿者:Chocolat - この投稿者のレビュー一覧を見る

無人島、漂流、雪山、ジャングル…取り残され物は色々読んだけど、火星は、新しいですね。
火星……かなり厳しいです。
でも、主人公マーク・ワトニーが、凄いんです!
何が?というと、能天気な性格が!
結構笑わせてくれます。
なんか「電車男」思い出したけど、つい、応援したくなるタイプ
彼の毎日が延々と続くだけなのに、面白くて、最後まで一気読みでした

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