- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
紙の本
ちょっと珍しい作品かも
2016/01/28 23:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:daifuku - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通に読み進めていったら最後のSSで「おぉ!?……」となりました。
BL作品の“その後”とは皆さんどこまでを想像しているのでしょう?
この作者の世界観は読み手がリアルに感じやすいというか、
ファンタジーではなく世の中にはこんな人もいるんだよなと思わせられると感じているのですが、
このSSはその世界観があってこそだと思いました。読後の余韻がじんわりずっしりきます。
BLの楽しみ方は人それぞれなので賛否両論あるのは当然ですが、私はこのようなSSに出会えて良かったと思っています。
とてもあたたかい、涙なしでは読めない作品です。
電子書籍
素敵なお話です。
2021/03/20 08:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:zuka - この投稿者のレビュー一覧を見る
記憶障害ものとくれば必ずといっていいほど切ない物語になりますが、こちらも例に漏れず切なかったです。好きだからこそそばにいられないという朔太郎と、それでもそばにいたいのに強く言えないつぐみ。思いやっているからこその隔たった二人の関係がとても切なかったです。二人を見守る祖父の存在も、その後のショートストーリーも朔太郎のつぐみへの愛情が凄く伝わって素敵でした。
紙の本
愛
2021/02/17 17:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:漂白 - この投稿者のレビュー一覧を見る
恥ずかしながら著者は『流浪の月』で知りました。非BLしか読まないなんて薄情だろうなと思い、本領発揮しているものを読みました。とても良かったです。つぐみと朔太郎のこの絶妙な距離感にヒィィとなりながら、最後はじぃぃん、ポカポカ(擬音語ばっかじゃん)。著者のBL作品が売り切れているようであまり見つかりませんが、見つけたら他も読みたいです。
紙の本
深い…
2020/09/17 20:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:桜橘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説家のつぐみと年下で何でも屋をやっている朔太郎の話。
つぐみが10年も付き合い9年同居した恋人に突然別れをを告げられって始まりから一気に読んでしまった。
住む所に困っていた所で出会った朔太郎が祖父の代理大家をしてるアパートに入居する事になり…雑然とした下宿屋みたいなアパートの雰囲気が目に浮かんでくるように書き出されていたり、裏庭の畑でのやりとりも。
あらすじは見ずに購入したのですが、予想を遥かに越えた、深いものが書かれていました。朔太郎の抱える不安は誰にもどうにもできなくて、何より本人の感じている焦燥感はいかばかりだっただろう。
朔太郎がつぐみと出会えて良かった。つぐみも朔太郎と出会えて良かった。
最後のSSの結びまで読んで漸く一息。
再読には時間が欲しいような、なかなか重い話でした。でも、読んで良かった。
電子書籍
人生を感じた
2019/10/29 01:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チキンペット - この投稿者のレビュー一覧を見る
苦しいような、でもものすごく幸せな2人のお話でした。
最後ちょっと泣いちゃう。
彼らの住むアパートがとても素敵で、周りの住人たちの空気感もよく、わりと悲惨な設定なのに あったかい気持ちになれました。
攻めの過去など、ちょっとくるものがあるので 単純なハッピーエンドでは物足りない時におすすめ。
電子書籍
読む日に注意
2018/07/23 17:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
「恋愛前夜」のスピンオフだから、きっと楽しいお話だと思って読んでたら、これ日曜の夜に読んじゃダメなやつでした。後半から涙なしでは読めません。凪良先生の作品には度々泣かされますが、楽しい作品を続けて読んでいたので油断してました。ストーリーは素晴らしいんです。でも明日会社に目を腫らして行かねばならぬ。読む日を選ぶことをお勧めします。
電子書籍
(>_<)
2016/04/20 17:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リンナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
泣きました!記憶に障害がある人との話、切なくて切なくてボロボロ涙流れてました。この話だったらボーイズラブじゃなくても読みたいと思えるくらい感動しました
紙の本
また明日、と言い合える幸せ
2014/02/08 01:55
9人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぱっとしない小説家、つぐみ(受け)と便利屋の朔太郎(攻め)のお話です。
十年も付き合い同棲までしていた彼から突然の別れを切り出され途方に暮れていたつぐみ。
そんな時、たまたま朔太郎の仕事を手助けする形になったことから二人は出会います。
そんなところからお話は進んでいくのでした。
あらすじで「記憶障害の青年と臆病な作家の純愛」なんてしっかり出ちゃってるので
なんとなーく、読む前から展開が読めてしまいますよねぇ。そこまでネタバレしなくても・・・
内容は言わずもがな、です。
記憶障害という重い病を患う朔太郎はいずれみんなのことも、自分のことまで忘れてしまうのではという恐怖から、
誰とも恋愛はしない、とつぐみに断言します。
前半ではその部分を隠しながらつぐみと接しているのでとてももどかしく展開します。
でも、読み手の私としてはあらすじでその部分はすでに分かっているので
読みながらとても微妙な感じを受けてしまいました。何も知らないまま読みたかった。
その後は朔太郎もつぐみも「好き」という想いを無理やり封じ込めながら接していき、
その描写がとても切なくて痛くて、そしてやさしく進んでいきます。
途中「恋愛前夜」のヤコ先生が登場していて、その部分だけはなんだか雰囲気が変わってますが(笑)。
ラストはタイトルが生かされています。綺麗に纏まっていると思いました。ここまでなら。
二人の未来は前途多難だけど、二人でずっと歩んでいってほしいなぁ、と思えたので。
本編後のお話としてSSが入っています。
これを読んだ後、んんっ?となってしまったのです。
朔太郎の記憶障害って忘れるけど、でもそこまで忘れることはなくて、結局はずっとそのままで過ごせてて。
切ないお話だったのにその重みがなくなってしまったような感じが最後の最後強く心に残ってしまいました。
完全にBL色が薄まってしまってるなぁと。
読ませる加減って難しいものですね。
もちろん、このSSが良かったといわれる方も多々いらっしゃるはずです。
切ないお話をお探しの方にはおススメかなぁと、思います。
電子書籍
繊細な二人ゆえ
2018/05/20 23:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミント - この投稿者のレビュー一覧を見る
深い部分で、人を受け入れるのが難しい朔太郎の状況は分かるが、つぐみとの関係に決定的な変化が起こるまで時間がかかった分、私には共感が少なかった。ゆっくりとした物語の流れで、途中で読むのを中断することが数回あり、読み終えるのに長くかかった。最期が印象強く、好きな場面になった。
紙の本
死の世界へ思いを馳せる
2017/10/31 23:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
死んだ後の世界というものを信じてみるのも悪くないと思える作品ですね。
読後、ただ食事をするのが難しく、また泣き出してしまいそうになりました。