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天下にむかってはなばなしく起ち上った織田信長の家中に、ぼろぼろ伊右衛門とよばれる、うだつの上らない武士がいた。その彼に、賢くて美しい嫁がくるという…伊右衛門は妻千代の励ましを受けて、功名をめざして駈けてゆく。戦国時代、夫婦が手をとりあってついには土佐一国の大名の地位をえた山内一豊の痛快物語。全四冊。
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NHK大河ドラマ原作。
豊臣秀吉の家来、山内一豊の物語だが嫁の千代が主人公だと思う。
千代は理想の女性だと思う。
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2007年1月 読了
戦国武将、山内一豊と千代の話。
山内一豊の出世は、妻、千代のおかげです。
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山内一豊と千代の夫婦物語。
戦国の世に生きながら、地味で律儀な一豊を思わず応援したくなる。
(一〜四巻)
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以前大河ドラマでやってましたが、
あれがつまらないと思えるくらい原作の方が面白いです。
「大河期待してたのにつまんなかった・・・ていうか千代も別人」
「そう?普通に面白かったけど」って言われたので
原作先に読んでて損したとまで思った私なみだ目
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数年前の仲間由紀恵主演大河ドラマの原作。文春文庫・全4冊。
妻・千代の目からみた土佐の初代藩主・山内一豊の一代記。とりたてて武功も智謀もない、いわばヒラ社員ならぬヒラ武将の一豊が信用一番の看板をさげて、信長・秀吉・家康という3代の大社長のもとを生き伸びていって物語。
3人の天下人の個性がよくわかるし、各大名家の様子が垣間見えたり、戦国時代の後半戦を知るにはうってつけの一冊。
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戦国時代。
山内伊右衛門が主人公
だれだろう。
これが第一印象。
この若者が信長のもとで働き
秀吉とであい、
千代を娶る。
この千代がおもしろい。
なんと男の才能を、やる気を引き出すのが上手いのか。
先の先まで見える視線。
また、甲賀の諜者
小りん。と六平太。
このキャラクターも周りを引き立てる。
小りんが妖艶すぎる。
司馬遼太郎のエロテックな描写も魅力的。
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これは竜馬の前に読んだ小説です。
全4巻で山内一豊とその妻、千代を通して織田信長から豊臣秀吉時代までの話になります。
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戦国時代から江戸時代までを生きた大名、
山内一豊と、その妻、千代が主人公。全四巻。
いまいち冴えないが、真面目で素直なのがとり得の一豊を、
千代が内助の功で助けつつ、大大名にまで上り詰めるまでの物語。
特別武勇を轟かせたわけでもなく、知略に長けているわけでもなく、
上手く世を渡って行ったことで出世した主人公なので、
他の同時代の歴史小説とやや趣が違って面白いです。
やはり、妻の千代のキャラクターが魅力的。
時代の流れや、人の心情を読むのに長けていて、人その気にさせるのも上手い。
それに気づかないでのせられ、出世を喜ぶ一豊の姿も微笑ましいものがあります。
ただ、やはり歴史物語。ただの成功物語で終わりというわけでもなく・・・
生涯をかけて盛り立てて、これ以上望めないような地位を手に入れて、
その結果手に入ったものは、本当に成功と言えたのか。
読後、色々考えさせられる話です。
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この大河ドラマは見ていません
「竜馬~」を読んだ後、現在司馬さんをハシゴ読書中。
本書1~4読み終わりました。
私的には山内一豊よりその妻・千代がメイン。面白い。
...でも千代に言わせる「上がり」の台詞、何とも言えない気持ちになりました。
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Kodama's review
はまりました。4巻まで一気にいきます!
(06.1.11)
お勧め度
★★★☆☆
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昔から大好きな山内一豊の妻。
ほんとかしこい人はそれを表にださない。
かっこいいなー。
あこがれの人。
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信長に仕える秀吉に仕える、山内一豊と妻・千代の話。
大した才能も力もない一豊が、千代の言葉で自信をつけ、持ってる以上の力を発揮する。
千代はほんとに素晴らしい奥さん!!見習うべき点がいっぱいです。
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久々に読んだ司馬遼太郎。
ブックオフの1ドル本コーナに並んでいた。
初めて読む作品だけれど、かつて読んだ他の物ほど感銘を受けない。
歳を重ね、様々なことの間をすり抜けてきたからだろうか。
「これって、かなり後期の作品なのかな?」
途中からそんな思いに取りつかれていた。
というのも、司馬作品が『経営者のバイブル』などという評価をずっと眼に、耳にしてきたから。
とにかく説教臭い。
それなりに頷かされる部分も多いのだがなぜかくどい。
(読み終わって調べてみると、初期に書かれた作品なので、この説教臭さは彼が元来備えていたものなのだろう)
2巻目の途中からはずっとそういった箇所ばかりが鼻につくばかり。
それは、沢山の作家により書き尽くされてしまい退屈になってしまった戦国という背景にもよるんだろうが。
「しばらく司馬さんは読まなくてもいいかな」
そんな気持ちにさせられた作品。
それよりも、未読の池波、藤沢作品を読んでいこう。
たまたま読んだタイミング、作品がよくなかったのかもしれないけれど、
《食傷》という言葉が残った。
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戦国時代の価値観とは。
その頃の生きる、とは。
そんな事を考えたくてこの本を手にとった。
主人公の伊右衛門にいまだ魅力を感じないからか。
妻の千代が名妻であることは間違いないと思った。
千代の魅力は大いに参考にしたいと思った。