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紙の本
最後は やはり、涙ぐむ
2015/10/09 02:28
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投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代小説のイメージが強く、実際、この人の最も期待が高い分野だと思うし、現代ものの「神楽坂日記」も江戸情緒というか、時代小説の面影が感じられただけに、アキバを舞台の本作には、西條奈加の引き出しの多さに、ただただ感じ入った。
ゆうれい目線の語り口で、徐々に登場人物の輪郭を明確にし、持ち込まれる事件を解明しつつ最大の謎解きに向かう流れは、澱みがなく爽快ささえ感じさせる。
やや趣は異なるものの、日明恩の「ギフト」を思わせるリリカルさも好ましい。
警官コンビも絶妙の味を見せ、“足子”も健在、次作はもちろんシリーズ化が楽しみな作品だ。
電子書籍
ほんわかと面白かったです
2016/10/22 21:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ありんこう - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか進まないようなお話でしたが、最後まで飽きることなく読めました。途中しんみり涙しました。
紙の本
キャラクターがいい。
2015/11/15 17:36
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
足だけの幽霊になっている季穂、ひとりだけ彼女のことが見えるイケメン警官向谷、頭のいいオタク警官権田。皆、ユニークでおもしろい。
特に向谷は弱っている女性を慰めるのが天賦の才のようなイケメンで、結果的に慰めていた女性とデキてしまうという天然キャラで、この向谷の間抜けな発言が権田の叱咤やツッコミとかみ合って何とも軽妙な雰囲気を出している。季穂のことを「足子さん」と呼んでいて、どんなにシリアスな場面でも「足子さん」と呼びかけるから何となくおかしくなってくる。
一体季穂はどうして殺されたのか、この大きな謎を解くためにふたりの警官が調べつつ、他の事件も絡んでくるという流れで話は進むが、事件以外の部分がむしろ楽しかった。登場人物が個性的で、やりとりのひとつひとつがおもしろい、というのが何より大きい。
紙の本
もうひと味不足気味
2017/02/12 16:32
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
デコボコ、と言うか凹凹凹なトリオの活躍(?)は面白いがオチがちょっと納得出来なかった。実は季穂は生きていた!ってのを期待していました。残念です。
紙の本
萌えと葛藤渦巻く土地で。
2016/07/25 17:33
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
出てくるキャラクターに丁寧な設定がつけられているのがいい。
オタク嫌いなのに秋葉原のメイドカフェで働いていた季穂は、気づいたら東京の端っこで足だけの幽霊になっていて……。
女性の霊とだけコミュニケーションのとれる残念なイケメン警官と外見はメガネトドにして中身はオタク、そして秋葉原に居続けるためにはどんな手も使うが、その理由が熱い駐在所勤務警官というキャラ設定だけでなく、それが秋葉原という土地にしか安らぎを求められない人々(男女問わず)の葛藤に踏み込んでいく時に発せられる台詞がいい。警官も幽霊も生身(?)から出た想いだからだろう。
紙の本
空回り
2017/12/07 09:52
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投稿者:読書はじめました - この投稿者のレビュー一覧を見る
名前の長い某有名漫画を連想し読んでみる。
面白くなかった。
先へと進ませるワクワク感もなく、
読み終わってもスッキリとしないモヤモヤが残る。
濃いキャラで勝負しているのなら、空回りしている感がある。
特に権田。
登場人物が痴漢以外良い人ばかりで面白みがない。