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紙の本
司馬氏の歴史大作第7巻、日本軍危うし!
2016/09/05 10:15
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
司馬氏の歴史大作第7巻です。各地の会戦できわどい勝利を得はしていたものの、日本の戦闘能力は目に見えて衰えていきました。補充すべき兵は底をつきていました。その乏しい兵力をかき集めて、ロシア軍が腰を据える奉天を包囲撃滅しようと、日本軍は捨て身の大攻撃に転じます。しかし、果然、逆襲されて日本軍はところどころに寸断され、時には配送するという苦境に陥ります。一体、我が国はどうなっていくのでしょうか?
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第七巻。
2009/02/28 21:21
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投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
第七巻。
日露戦争も終盤。
そろそろどこで手打ちをするかの動きが活発になってきます。けんかは「勝っているうちに」収めるのが得策です。
日本とロシアの戦争は、現代でいえば大企業と新興ベンチャー企業の戦いのようなものです。
局地戦での勝利をもとに、手打ちするのが常套手段です。そのためには、象徴となるような勝利が必要なのです。
本書では、陸軍は勝利を得てはいるものの、消耗が激しく戦争続行が難しい状況になりつつあります。これに対してロシアは、ヨーロッパから部隊を移動させれば補充は十分。
勝ち目はありません。
やはり艦隊決戦での勝利しか、日本に未来はないような状況に追い込まれるのです。
現代の私たちは、結果を知っているのであわてることはないのですが、当時の指導者層は本当に焦っていたはず。
今も昔も日本の政治家は、よく言えば覚悟ができている、悪く言えば無責任な人が多いのかもしれません。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
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大詰め
2016/06/12 17:20
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投稿者:ME - この投稿者のレビュー一覧を見る
最終章の露国艦隊はどのルートを通るのか、艦隊にに遭遇したということを宮古島に伝えに行ったという挿話が興味深かった。
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奉天会戦とバルチック艦隊
2002/01/08 12:57
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投稿者:LR45 - この投稿者のレビュー一覧を見る
陸軍における日露戦争の決戦会戦である奉天会戦をメインに描く。奉天会戦で日本軍は、ギリギリの線でロシア軍を後退させることに成功した。しかし、日本は四方を海に囲まれているため、最終的な決戦はバルチック艦隊との勝敗に帰せられることとなったしまった。たしかに、陸軍は海軍力なしには戦えないことを考えれば、日本海海戦に負ければ実質的な敗北であったのは確かだろう。日露戦争の終盤には昭和期の軍部における悪習が芽生えを見せ始めている。
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第0次世界大戦
2019/01/30 10:30
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投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半は好古、後半は真之と、ここに来て主人公達の物語が着々と進み始めた。
海でも陸でもロシアの長である彼らを、性格ごと無能呼ばわりしているのは、負けたから当然の事かもしれないけど、だからこそ日本が勝ったのは、ただのラッキーな話で、それに図に乗り後の戦争を行うべきではなかったと言われてるような気になった。
友好国にも見捨てられたロシア船。
この戦争は第0次世界大戦かもしれない。
日本とロシアだけが戦ったのではなく、他の国の思惑に踊らされてるだけのような気が読了して感じられた。