紙の本
面白かった
2023/03/04 23:32
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投稿者:いしかわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
違和感もなく普通に騙された。
面白かったが個人的には「くつくつと笑う」という表現が好きじゃないので、4回もくつくつと喉の奥で笑われたため星4にしたけど、話としては面白かった。
紙の本
ミステリ入門というか、初心者向けかも?
2022/11/30 15:01
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投稿者:たけとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
序盤はダルいと感じるものの、事件が起きると一気に面白くなった。メンバーが出揃うと…というより最初から犯人はあの人としか思えなかったのだけれど、章初めにある概要が嘘をついてることになればフェアにならないし…と途中で該当部分を再読して、真相に気付いたので、まぁ…w
トリックは緻密なので、解説されるとなるほどね〜となる。犯人の導き方も論理的。一気読みがオススメかなぁ。
それはさておき、あとがきのスケボーの騒音は同意しかない…w
ふつうに道を走っていてもかなりの騒音だよね、あれ。
紙の本
騙された 。けど面白い
2020/11/14 23:23
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投稿者:ゆみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作中に作者の解説が話の区切りにあり、なんでこんな書き方なんだろーと思って読んでました。
最後に見事騙されました。
電子書籍
巧みなミスリード
2020/06/26 21:54
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
独特な語り口と探偵役の登場に、見事に騙されてしまいます。閉ざされた山荘という、王道の設定も見事に活かされていました。
紙の本
どこか懐かしい本格ミステリ
2019/07/28 09:00
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投稿者:モフモフモフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
名作と誉れ高い作品。今読むと少し懐かしい感じがした。
〜以下、ネタバレを含む〜
大ネタについては、冒頭から予測がついてしまった。だがこういう作品をある程度フェアに書こうとすると、読者に勘づかれやすくなってしまうのは仕方がないことなのかもしれない。個人的には星園氏のキャラが良かったと思うので、同キャラで他のシリーズも読んでみたかった…。
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これぞ王道の本格推理です
2018/08/11 20:41
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
初見の作家さんです。
たぶん何方かのブログで紹介されていたのを読んで憶えていたのだと思います。
この作品が初めて世に出たのが1996年9月で
1999年8月には早くも文庫化されています。
そして2017年に新装版が出されているので長く読み継がれている作品のようです。
これぞ王道の推理小説でした。
密室・連続殺人・名探偵と
俗に言われる本格推理小説のスタイルを踏襲しながら
それでいて古臭くなく、ミステリ好きなら誰がいつ読んでも楽しめる非常に完成度の高い作品だと思いました。
文章は非常に読みやすく取っつきやすいのですが、
それでいて雰囲気があるというか物語の中に引き込まれる力がありました。
登場人物もそれぞれキャラ立ちがしっかりとしており、
その点でも私の好みでした。
中でもUFO研究家の嵯峨島一輝がなかなか良い味を出していて良かったです。
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フェアに騙される快感に身悶えする不朽の名作ミステリ
雪に閉ざされた山荘に癖の強い面々が集められた。交通が遮断され電気も電話も通じない隔絶した世界で発生する連続密室殺人事件! 華麗な推理が繰り出され解決かと思った矢先、見事な大どんでん返しが!?
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カズレーザーの帯が邪魔だった。読んでいる途中でうっかり目に入ってしまい、完全に興ざめ。
未読の方は、はずして目に触れないようにすることを推奨します。
あと、表紙裏の紹介文も、完全にネタバレじゃないか。
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最後まではらはら。
トリックもなかなか。でも、やっぱり今読むと古い感じがするかも。
もう少し主人公とあの女性のカラミが欲しいなぁ。
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マジシャンは良く右手に注目させておいて左手でタネを仕込むというミスリーディングのテクニックを使うが、本書はまさにそのミスリーディングを見事に使った作品。身構えて読んでいたが、気持ち良く騙されました。
身構えて読むも良し。純粋に読むも良しです。
本書が書かれたのは随分前ではあるが、その面白さは筆者が言うように経年劣化していません!
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なんというか・・こう、オーソドックスな古き良きミステリ設定。雪山の山荘で殺人が起こって外部との連絡が閉ざされて第二の殺人が・・・・という。いいですね。ベタ、というよりはもはや「様式美」と言いたい。
内容的にも・・様式美的な?なんというか序盤からあからさまに叙述くさい感じがぷんぷんと。でもまあそれもまたよし。しつこいようですが様式美です。王道と言い換えてもいい。ずっとこういうのばっかり読んでたら、まあ飽きますが時々むしょうに読みたくなる感じの一冊。
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先入観って怖いですね。見事に騙されました。真犯人がわかるまで注意深く読み、自分なりの推理をしていましたが肝心の犯人は最後まで分からず、一部当たっていた部分もあったものの真相に驚きました。各場面ごとの冒頭にある記載は、読者に対してフェアにし物語の展開を分かりやすくするだけでなく、この小説最大の仕掛けでもあったんですね。社会派ミステリばかり最近読んでいたので、この本で純粋に謎と推理を楽しめました。
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久しぶりにガッツリとした本格ミステリーで、
タイトルもそれっぽいのを読みたくてチョイス。
閉ざされた雪山で起きる殺人。犯人はこの中に?
お決まりの展開にわくわく。
親切すぎるほどのナビに初めはイライラしつつw
でも後半になるほどそれが楽しみになってきたり、
これは伏線だと見抜いたつもりがまったく見抜けてなかったり。
最後は案の定「え!」と言ってしまった自分。
これだからミステリーはやめられないんだと思う。
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主は感想を書き連ねる。
ネタバレはしない。
一個人の意見であることを念頭に、参考にすべきである。
王道のクローズドミステリ。閉ざされた環境の中で殺人が起きる。犯人は当然、そこにいた人に限られる。
各章の冒頭に書かれる注釈が読者の推理に一役買ってくれているし、事件を紐解く伏線が多く散りばめられている。最後の謎解きにはそれら全てを繋ぎ合わせて、綺麗な直線が完成される。行動理由がちゃんとあって疑問が解消されるから気持ちの良い納得が生まれた。
ミステリー小説は多少読んでいるからか、最近は見抜ける事も多くなっていたけれど、まだ騙されますか。
犯人確定時にはついページを戻して確認してしまった。確かに、書いている。確かに、フェアだった。
先入観を綺麗に利用して騙してくる。悔しさと気持ちよさが同時に込み上げる解決だと思う。
登場人物のキャラがどれも立っていてそれぞれに魅力がある。探偵役の犯人名指しのシーンが絶妙にかっこよく鳥肌が立った。痺れる。
動機等は取って付けた感があり、人の感情やストーリー性を重視する人には合わない作品。
しかし、ミステリーの謎解きを期待して手に取った人には最高の一冊になる。
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雪に閉ざされた山荘、交通が遮断され電話も通じない中での殺人・・・本格ミステリーファン垂涎もののクローズドサークル。山荘の見取り図を含め、図を適所に配置する王道の展開。章ごとに示されるリード文が叙述っぽくて胡散臭いがそれもまたいい。
騙されないように慎重に読み進める。犯人はなんとなくわかったけれど、だけど最初の記述と矛盾するし・・・と思っている段階でもう騙されていたんですね~。
最後は「やられた!」って感じ。納得です。もう、最初から作者の手に落ちていたのね。
スターウォッチャーの語った田舎の密室殺人がどう絡んでくるかと待ってたのにそれも・・・あ~、くやしい~(笑)
本格の醍醐味、久々に味わいました。