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みんなのレビュー1,564件

みんなの評価4.1

評価内訳

1,544 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

心が震えて、癒される

2018/01/22 09:54

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」のお話。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員。

もし一生に一度だけ死者に会えるとしたら、誰に会いたいか、まずはそこからして重い問いです。それができるという前提で進行する物語ですが、依頼者にはそこに至るまでのそれぞれの事情と葛藤があり、それを描写する筆致が素晴らしいです。「アイドルの心得」と「長男の心得」はどちらかというと「ほっこり」する展開ですが、「親友の心得」はどちらかというと心をえぐられるような痛みのある展開、「待ち人の心得」は切なく、そのすべてのエピソードの裏側を描く「使者の心得」で諸々の事情に合点が行き、また仲介者としてその邂逅の前後を目の当たりにする17歳の少年・歩美の感じ、考えたことは何かが語られますが、彼の出した結論は祖母に対する思いやりに溢れていて「ほっこり」できます。

辻村深月の作品を読んだのはこれで3作目ですが、この方は人と人の関りとその関係の中で生まれるあらゆる感情を細かな心の襞まで言語化できる鋭い観察眼と筆力を持っているのだと思います。そして彼女の言葉から感じられるのは包み込むような優しさで、今回もまた泣かされました (´;ω;`)

娯楽性やエンタメ性が極めて低く重いテーマですが、心が震えて、癒される作品です。

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紙の本

映画でカットされた部分が最高傑作

2016/01/29 20:19

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る

この小説の中でも,『アイドルの心得』が,最高傑作の章と思われます。
友人にも読むように強く勧めましたが,映画を見る予定だからと拒否されました。
ところが,後でその友人に聞いたところ,映画では,『アイドルの心得』が無かったそうです。
主人公の故・水城サヲリが故・飯島愛さんではないかとネットで噂になっており,私も読みながらそう思ったので,映画化できるのか気になっていたのです。
そういう理由で,映画を見た方にも本を読まれることを強くお勧めします。

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電子書籍

あたたかい読了感

2018/05/27 15:40

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:晴耕雨読なわたし - この投稿者のレビュー一覧を見る

読みたい本がありすぎで遅まきながら辻村深月です。。
最終章ではじめて、死んだ人と合わせる窓口となった使者(ツナグ)のエピソードが語られます。喪失感の余韻はあるものの、あたたかい読了感です。
解説が本多孝好とは知らず嬉しいプチサプライズも。

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電子書籍

連作短編集5話

2022/02/16 19:52

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る

死者との面会を望む4人の話と、最後は生者と死者をつなぐ役目を引き受けた男の子の話で、先の4話を第三者目線で振り返る感じ。プロットがすばらしく続編もあるようなので後日読んでみたいとおもった。

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紙の本

深くて素晴らしいストーリー

2021/08/21 19:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

人生一度だけ指名した死者に会える、指名された死者はそれをOKすれば、一度だけ生きている人に会える。自分だったら誰に会うだろう、死んだら誰に指名してほしいだろうって思いながら、読みました。すごく深くて素晴らしい内容でした。一つひとつの短編も素晴らしいのですが、なんといってもラストのの前の短編をツナグストーリーの素晴らしさ。最初読んだ時、ツナグのことを、あまりに感情が表れないので、こいつ人間か?って思いましたが、終わりの話になるごとに人間らしく。そしてラストの話では・・読んで良かったと思いました。

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紙の本

心が温まります。

2021/04/01 09:28

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

死んだ人と生きている人とをつなぐ窓口、ツナグ。ツナグを介して死者と再会できるのは一生に一度だけです。
その大切な一度を使う人たちの交流に心が温まります。
個人的には「親友の心得」が好きでした。

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紙の本

映画を見たので…

2016/11/06 20:26

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みー - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画を見て、読んでみたのですが、読みやすかったです。なんだか、泣けるというか…映画にもなった話やならなかったはなしもありましたが…どちらも良かったです。

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紙の本

生者と死者を繋ぐことができる使者

2023/05/29 17:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書最期の作者の謝辞を読んで、小説本編の読後感がさらに切なく深いものとなりました。そして、忘れられない一冊になりました。

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電子書籍

素晴らしい作品

2023/01/20 11:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:qissyy - この投稿者のレビュー一覧を見る

こちらの作品を読むのは二度目になります。
まず登場人物の心情を読者に理解させる筆力に感銘を受けました。展開を知っていてもグッとくる素晴らしい作品です。
作者と違い語彙力の無い私では到底表現することができませんが、ただただ素晴らしい作品です。

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紙の本

あなたなら

2023/01/15 10:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:レムロム - この投稿者のレビュー一覧を見る

あなたならどうしますか?そう問いかけたくなるなるような本です。亡き人を思いながら読んで欲しい本です。

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紙の本

もしもこんなことがあったら…

2020/09/09 17:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えぐちよ - この投稿者のレビュー一覧を見る

死者に会いにいくお話です。
短編集ですがお話は繋がっています。
これはわりあい初期の作品でしょうか。
全体的には読後感は悪くありません。が、「親友の心得」編だけ…同じ辻村さんの『盲目的な恋と友情』という小説に近いというか、繋がるものがある感じ。辻村さんはいきすぎた友情を描くのが本当に上手いなと思います。
これ以外は感動で終わるので安心して読んでください!

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紙の本

こころあたたまる

2020/08/13 09:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:maica - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画を見て、この小説を読み始めたのですが、とにかく心が温まります。
人と人との交流って優しさもあれば傷つけ合いもあって、でもどちらも同じように大切なものなんだよねと思えました。相手を思うからこその感情が存在していて、辻村深月さんってどうしてこうも温かさに溢れた作品が書けるんだろうと毎回驚きます。
小説の中の登場人物たちが自分に寄り添ってくれてるようで、大好きな作品の一つになりました。

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紙の本

死者ともう一度だけ会えるとしたら

2019/08/16 00:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かめぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

生きている者にとって死者はどのような存在なのか。それぞれのストーリーが心に染み入る。

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電子書籍

辻村ワールド、ナイス

2019/06/12 19:43

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピーコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

使者(ツナグ)を介して亡くなった人に一度だけ会える。自信無さげな女の子、傲慢な男性、プライドの高い女子高生、地味に頑張る若者、ツナグ自身、各々の人生の途中に関わった人を求めてたどり着いた再会の機会。あり得ない設定だけど、こんな機会を求める人は多いのかもしれない。彼らの共通点は、自分の中に不安定な部分を抱えているという事だ。それを後押しして貰って、未来の人生を新たに歩き出す。私も、いつか誰かとの再会を求めたくなる事があるのだろうか?辻村深月さんを読んだ初めての作品です。何度でも読み返したくなる本ですが、早速、次を探してます。辻村ワールドにはまってしまいました。

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紙の本

私は誰に会いたいだろう

2019/01/28 16:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

朱川湊人氏の短篇に一子相伝であの世へ病人を送る人たちを描いた作品があったが、この作品は一子相伝であの世からこの世へ人を連れてくる人たちのお話。オカルトものだからさらりとよんでいけばいいのかなと油断していると何だか感動してきてヤバイ雰囲気になってしまう。「私が殺したかもしれない」という親友と会いたいという高校生、同棲していた女性に突然姿をけされてしまった男性、とさまざまな死者と会いたい人が登場する。おそらく誰もがこの小説を読んでいくうちに、「私は誰に会いたいと思っているのか」と考えてしまうだろう。私でいうと祖母ということになるのだろうが、よく考えてみると朝方まで話することはないし、聞きたいこともこれといってない。とりあえずは、誰にも会わなくていいか

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