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みんなのレビュー42件

みんなの評価4.3

評価内訳

42 件中 1 件~ 15 件を表示

決して人ごとでは無かった大事故

2018/05/11 10:20

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すずらん - この投稿者のレビュー一覧を見る

この事故の事はよく覚えています。PTAの地区委員になった年で、新年度名簿印刷で、小学校へ行かなくちゃ、、、と思いながら家事をしてましたが、消そうとしたテレビの ′特ダネ’ の画面から、あの悲惨で信じられない事故映像が飛び込んできました。兄弟が、毎日通勤に使っている路線でしたから、すぐに、実家に電話しました。犠牲者の方、遺族の方には申し上げにくいのですが、私の兄弟は早い時間に乗っていましたので無事でした。あの日、子供が通う小学校からは須磨水族館へ遠足に行っていた学年があり、同行していた教頭先生から学校経由で「JRで事故があったようですが、こちらは大丈夫ですから、気をつけて少し早めに帰ります」とメールがありました。普段乗らないJR利用の遠足でしたから、父兄は大変動揺し、教頭先生からのメールにすがる様な祈る様な気持ちでした。
犠牲者とご遺族に長く寄り添い続け、その闘いの日々と綿密な事故の記録を残された松本さんには本当に頭が下がります。誰はしの時同様、よくぞ、書いて下さいました。多くの方に読んで欲しいですが、公共交通に携わる人は絶対に読むべき本だと思います。実家の両親にも貸しました。決して人ごとでは無かった怖い事故の記憶は今も消えない、納得する事ばかりだ、と話しています。二度とこの様な事故が起こらない様にと願うばかりです。

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どのページを開けても「燃え盛る炉」の扉を開けたように、そこに「熱」を感じる。

2019/04/22 01:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オカメ八目 - この投稿者のレビュー一覧を見る

人間の組織化された集団で、何か「こと」が起きると、必ず決まって、その原因を、組織全体の問題か、それとも「トカゲの尻尾切り」で、まるで「生贄」か「濡れ衣」を着せて、それで終わりにしてしまう個人の問題かという二本の「軌道」が、まるで線路の軌道のように平行線に続くことがある。
 このJR西日本の福知山線の事故も、その例に漏れない。ーーーーしかし、それを追求していく著者と、この本に登場してくる人たちの「熱量」が半端ない本だ。 私は、たまたまラジオで、この中に登場してくる浅野氏の話を聞いて、本書を読みたくなったのだ。 登場する人たちの多くが、ある種の情熱と覚悟を持ち、それぞれの「軌道」を歩んだという証のノンフィクションといってもいい。

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福知山線脱線事故の原因究明への取り組みを紹介した1冊。事実を公平に描写しており、引き込まれます!

2019/02/04 17:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る

運転手も含め107名の犠牲者を出した2005年4月25日に発生した福知山線脱線事故。その事故で奥様を亡くし、娘さんが大けがを負った浅野弥三一氏が、JR西日本に対して事故原因の追究を訴え、被害者と加害者という立場を超えて再発防止に取り組んできた日々を追うノンフィクション。
当初JR西日本経営陣は事故原因を運転手のミスと主張していました。しかし、浅野氏は運転手のミスは原因ではなく、運転ミスを厳しく罰する懲罰主義やミスに対する厳しい日勤教育をはじめとする精神論などの企業体質にこそ原因があると考え、JR西日本の企業体質の変革を目指しました。
当初、専ら組織防衛に徹する経営陣とは議論がかみ合わない中、新たに社長に就任した山崎正夫氏との出会いが事態を動かすきっかけになりました。山崎氏はJR西日本初の技術系出身の社長であり、技術コンサルタントであった浅野氏と技術者同氏として語り合うことができたからです。浅野氏が山崎氏と初対面の時の印象を「彼は技術屋でしょう。彼となら対話ができるかもしれない。事務方の用意した官僚答弁ではなく、自分の言葉で本音を喋る人だ。」と述べ、「責任追及はこの際、横に置く。一緒に安全の再構築に取り組まないか」と語りかけています。
鉄道など公共交通機関は安全が最優先とはわかっていながら、利用者である私たちは「より速く、より快適に」という要求を過度に求め過ぎていないでしょうか。「原発には反対だが、快適な生活は手放したくない」といった要求とよく似た構図がみられる気がします。鉄道の安全を確保するのは確かに鉄道を運行している企業であるのは当然ですが、その企業に過度なプレッシャーを与えていないか、再考させられる1冊でした。

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福知山線脱線事故の原因究明への取り組みを紹介した1冊。事実を公平に描写しており、引き込まれます!

2025/02/26 07:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る

運転手も含め107名の犠牲者を出した2005年4月25日に発生した福知山線脱線事故。その事故で奥様を亡くし、娘さんが大けがを負った浅野弥三一氏が、JR西日本に対して事故原因の追究を訴え、被害者と加害者という立場を超えて再発防止に取り組んできた日々を追うノンフィクション。
当初JR西日本経営陣は事故原因を運転手のミスと主張していました。しかし、浅野氏は運転手のミスは原因ではなく、運転ミスを厳しく罰する懲罰主義やミスに対する厳しい日勤教育をはじめとする精神論などの企業体質にこそ原因があると考え、JR西日本の企業体質の変革を目指しました。
当初、専ら組織防衛に徹する経営陣とは議論がかみ合わない中、新たに社長に就任した山崎正夫氏との出会いが事態を動かすきっかけになりました。山崎氏はJR西日本初の技術系出身の社長であり、技術コンサルタントであった浅野氏と技術者同氏として語り合うことができたからです。浅野氏が山崎氏と初対面の時の印象を「彼は技術屋でしょう。彼となら対話ができるかもしれない。事務方の用意した官僚答弁ではなく、自分の言葉で本音を喋る人だ。」と述べ、「責任追及はこの際、横に置く。一緒に安全の再構築に取り組まないか」と語りかけています。
鉄道など公共交通機関は安全が最優先とはわかっていながら、利用者である私たちは「より速く、より快適に」という要求を過度に求め過ぎていないでしょうか。「原発には反対だが、快適な生活は手放したくない」といった要求とよく似た構図がみられる気がします。鉄道の安全を確保するのは確かに鉄道を運行している企業であるのは当然ですが、その企業に過度なプレッシャーを与えていないか、再考させられる1冊でした。

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2018/05/18 23:54

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2018/06/23 00:19

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2018/07/19 19:53

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2018/08/07 23:51

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2018/08/16 18:18

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2018/08/26 22:04

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2020/01/23 22:14

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2018/10/12 12:26

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2018/11/19 21:09

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2018/11/12 06:36

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2018/12/06 20:13

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