素晴らしい本です
2024/09/29 19:27
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
作家中山七里さんのブラックな日常を描いた日記連載です。常時、多数の締め切りに追い回されており、しかも題材は医療、法曹界、警察など多岐でにわたり、ある意味語りつくされている分野である。それが凄いです。
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリー作家のエッセイなんてワクワクする。
オチにびっくりした時は天才だな!と思うが、作者も七転八倒しながら書いているのか、と思うと親しみがわく。
七転び八起きの日記
2018/11/09 21:43
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山七里さんの作品もよく読んでいますが、エッセイ風のものは初めて。個性と熱気あふれる日記です。中山さんの、こういう文体、ノリの小説も読んでみたい感じがしました。
島田荘司さんや七尾与史さんや薬丸岳さんなども登場します。豪華な顔ぶれです。
結構分厚く、楽しくページをめくったったのですが、意外と読み終わるまで時間がかかりました。
中山七里さんの作品が好きな方にはぜひオススメの一冊です。
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山ミステリー大好きで新作はいつも楽しみにしています。トリックや犯人の心理、事件の真相など感心していますが、書く方はやっぱり大変なんですねぇ。
締め切りとの闘い、編集さんとのやりとりとか、一般読者には絶対分からないことなど興味深い。
知りたかったような、知りたくなかったような・・・(笑)
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投稿者:ゆっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この著者の本は、カエル男で衝撃を受けてから多数読んできた。想像をはるかにこえる大変な生活をされてるのがわかった。これからも本を買って読み続けたい。
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多分、著者初の日記風エッセイ。
この作品を読んだ後に、ブクログの感想を書くのには正直ためらいもあるのだけど、私はブクログは自分のための読書記録と、本好きの友達との交流の場として使っているので、ちゃんと感想を書こうと思う。
もともと作者のファンと言う訳でもなく、何となく目に付いた作品を順番関係なく、読み始めた。
初めて読んだのが「魔女は甦る」、そして、本当に面白いと思ったのが「嗤う淑女」なので、多分、デビュー当時からのファンの方には邪道な入り方だと思う。
それでも、作品を読み重ねていくうちに、多才な作家さんであることに気付く。そして、出版ペースが異様に早い。でも、どの作品にも手抜き感がない。
それだけで、天才感がとてつもないが、この日記でその執筆スタイルを知り、ただただ唖然…仕事の量もだけど、これほどの多方面に渡る内容にも拘わらず、ほぼ自分の頭の中だけで描いているとは…
私もかなりの本好きではあるが、不思議なことに小説を書こうと思ったことはほとんどないので、世の中に小説家志望が溢れている事実にびっくり!そんなに小説講座なるものがあるのか!
でも、この作品でも触れているが、やはり売れている作家さんに言えるのは、デビューした時点でネタを溢れるほど抱えていることだと思う。
デビュー作を生み出すのに苦労している人は、たとえ賞を取っても続かないのは目に見えている。
この作品の中に名前は出て来ないが、某人気警察小説家さんもデビュー当時に言ってました、ネタは尽きないほどあると。
本が売れない時代に、本を仕上げた後のことまで考えることの出来るこの作家さんは、本当にやり手のサラリーマンだったことが分かる。
今は普通の会社でも、「自分の仕事の先を見て、仕事をする」と言うことを聞かなくなった気がする。
出版社や書店などのことも考えているところなどは、とても変わり者ではなく、きちんと常識を踏まえた方なのだと、すごく感心。
そして、これだけ仕事をしていても、社会情勢にもきちんと関心を向けていることが、これだけの作品を書ける理由なのだと思う。
読んでいたのが、9.11。そして、先週には北海道の震災。作品の中にも熊本の震災が描かれている。
その中での印象的な言葉。「決して、情報亡者にはならず」人それぞれ、被災地の方に出来ることは違って、当然だと常々思ってきた。実質的な時間もなく、ボランティア休暇などない、小さい会社の社員である私にはもちろん現地に行くことも出来ず。でも、ニュースだけはきちんと見よう、そして、現地に行かなくても、被災地に心を寄せていよう、と思っていた私の中に一番響いた言葉だった。
300ページぐらい残っていたのを、一気に読んで、ふと気づく。
自分にもやらなければならない仕事が山積みだった…
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おもしろい!!!!
読んでる私もわらけてしまって七転八倒
あははうふふころころ ドキッ ギクッ
作家さんが書く ご本人 のことって、作品を読んで抱いていたイメージと違うことが多くて読まなくなっていたのだけれど、面白いと思った3人目。
カバーに写真が無かったので検索したらなんと! 人のよさそうなオジサマ風。この人が、あんなのやそんなのやこんなのを書いた??人は見かけじゃないね (゚д゚)(。_。)ウン
京極さんほどではないけれど結構厚い600ページを超える文庫本だけどサクサク読めますよ (^^♪
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犬養刑事と御子柴シリーズ、その他を少しと、あまり著者の良い読者ではないが、このエッセイは面白い。同世代のせいか、ツボにはまる点が多い。特に映画や特撮がらみ。
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爆笑かつとても正論な日記風エッセイ。著者の多作の理由が脅迫観念だと知り少し安心。多作だとネタがなくなり面白くなくなるものですが、著者の場合そもそも著作に思想がないのでその点安心か(笑)。3日徹夜が基本スタイルだと豪語しておられるので典型的なワーカホリックなのかと思いきや、困った困ったで映画3連チャンとか(笑)。かなり謙遜して書いておられるが、羨ましいほどの才能の持ち主。麻薬飲料&アルコールの大量摂取は控えていただき、いつまでも健康で著作を開陳していただきたく。もっともっと違うジャンルの小説もお願いしたい。また映画愛に満ちた小説も期待しています。
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書くということに自己実現を見出すのではなく,あくまで職として臨む姿勢は,森博嗣氏と相通づるものがある.読者側の方も読んでいて心臓が止まりそう.アイデアの閃きこそ作家たる所以か.
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雑誌連載が10本に減り大いに危機感を抱き、プロットが浮かばずブランデーをがぶ飲み。原稿の締め切り直前、設定していたトリックが使えないことが判明。栄養ドリンクの三種混合を一気飲みし、徹夜で考え抜く――。どんでん返しの帝王がプロットの立て方や原稿の進め方、編集者とのやりとりを赤裸々に告白。本音炸裂、非難囂々の爆笑エッセイ!
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エッセイというか、2016年と2017年の日記そのものの体裁である。それだけで605ページも読ませるのだから、さすがと言ってもいいだろう。ずいぶん希釈されていたり、伏字になていたりするものの、作家と編集者の内幕がかなりシビアに暴露されていて、読者ののぞき見趣味も満足させてくれる。とはいえ、個人的には、作家の各エッセイに好みに合わないものが多いので、途中からは、いささかお腹いっぱいの感は否めなかった。しかも、図書館ユーザーで、愚にもつかない感想をアップしている身。針の筵感も半端ないのである。事情はとてもよく理解できるが、こちらにも事情があるのよ、とちょっと言ってみたくなる一冊でもあった。
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締め切り直前にトリックが使えないことが判明。栄養ドリンクを一気飲みし徹夜で考え抜く…。どんでん返しの帝王がプロットの立て方や原稿の進め方、編集者とのやりとりを赤裸々に告白する
中山七里は多作な作家だとは思っていたけれど、年6冊をノルマ並みにこなしていることに驚く。栄養ドリンクをがぶ飲み、机に座ったまま20時間以上居眠り…、そんなに身を削って大丈夫なのだろうか。締め切り直前にトリックが使えないことに気づくというのが2年続けてあったことに驚くけど、どうやって切り抜けたかもっと赤裸々に描いて欲しかった。
(Ⅽ)
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中山七里のエッセイ集・・・というか日記?公開されることを前提とされてるっぽく感じたので日記風のエッセイという感じでしょうか?
で・・・なんとも、こう・・全編を通して、中年男性にありがちな「俺やばい奴なんだぜ」的な感じがどうにも鼻につくというか。。。論調が幾分強めなせいなのか物事に対する決めつけみたいなのもある・・・・ように感じたし。新しい文化を受け入れられない頑固な中年男性というイメージがついてしまった。
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いやー、これはおもしろかった!
中山さん、ホント毒舌だわ~w
でも、それがいちいち的を得ているから、関係者一同、困っちゃうわね、こりゃwww
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中山七里氏の日記。
中山氏の作風には違いがありすぎる。これってやっぱりゴーストライターじゃ・・・・・?そんな疑問の答えが本作にありました。
作家の芯の顔を見ることが良いか悪いか・・・
エッセイやこのような日記など読み終わりの気持ちは複雑になる。