紙の本
いまの生活スタイルを見直すきっかけになった
2021/06/27 21:20
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投稿者:ゆんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネットやテレビなどの情報の分かりやすいところだけを見聞きして、分かった気分になっている現代人に警鐘を鳴らす本。この本を読んで、池上さんのご指摘にわたしにも思い当たる節が多々あり、情報収集の方法やメディアとの接し方をはじめ、スマホを閉じて新聞を読む時間を増やすなど、ライフスタイル全般を見直すきっかけになりました。
本屋さんめぐりの魅力にも触れられています。私自身は、子育てを理由になかなか書店に行けなかったのですが、このたび行ってみたら、やっぱり違いますね!ネットでは絶対に辿り着けなかったであろう良書にたくさん出会いました。
とても読みやすい本ですが、中身はとても濃いと思います。一つ一つの話に固有名詞や池上さん自身の体験談が散りばめられていて、文章もとても上手です。読みやすい原稿の書き方の参考にもなりました。
紙の本
「わかった」と「わかったつもり」とが雲泥の差
2020/05/23 14:23
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投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
紙の新聞と本の2つ。この両者が如何に大事かがよく解りました。確かに尤もだと痛感します。
また、知識を得るという事は自分の視野を広く出来る以外に他の意見や考えと付け合わせも出来ます。更には相談を受けたり、意見を求められたりという時にも役立ちます。
でもその知識は正しいか、或るいは真実か、という点に及んだ時、得た知識の正確性は何にも増して重要です。
本書はその事が中心に述べられており、非常に有用な一書でした。
紙の本
「知る力」
2019/11/21 22:26
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビでもお馴染みの池上彰氏による軽めの一冊。
「分かりやすさ」の追及と、「知る力」の鍛え方をテーマとしています。(どんなに忙しくとも毎日書店に行くというのも凄いと思います)
話題も豊富で、ゴルバチョフ氏のインタビューの印象など興味深く読みました。
紙の本
知識欲への向上を後押ししてくださった1冊
2019/11/08 17:14
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「知る力」を鍛える意味、そして知識欲をつけることへ著者が大きく私の背中を押してくださった1冊です。著者まではいかなくても、私も今後、いろいろな本を読んで知る力を鍛えていこうと思えました。
さすがはたくさんの著書を著している池上氏です。文章も非常に読みやすく、やはり著名なジャーナリスト、と感心しました。脱帽です。
紙の本
情報が溢れる時代における真の情報を得るための書です!
2019/03/03 12:27
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、現代の情報があふれる時代において、その中には偽の情報や怪しい情報がたくさんあります。こうした情報に惑わされ、私たちは一喜一憂していると言っても過言ではありません。こうした情報から身を守り、真の正しい情報を得るにはどうしたらよいのでしょうか。同書は、現代のこうした社会に警笛を鳴らし、本当の正しい情報や知識を得るすべを説いてくれます。
紙の本
「知る力」と本書はいう。ーーー私は「学ぶ力」と言う。
2019/02/24 05:40
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投稿者:オカメ八目 - この投稿者のレビュー一覧を見る
知識や、情報って、こんなにもウラで「処理」をされているンだとわかる本。 それは、少し「食材」にも似てて、ちゃんと食べられるまでには、幾つもの人の手で、少しづつ「処理」をされている。ーーーー知識も、情報も、ちゃんと分かるように「処理」をして、やって来る。 ただし、本、新聞、ラジオ、テレビなどの「古いメディア」では、その「処理」の仕方もメディアごとに違うし、また、同じメディアでも、会社ごとに違う。
それと比べたらネットというのは、ある意味「未処理」か、それに近い。 前者が、色々と調理してあるのに対し、ネットは「生」か、それに近かったりする。ーーーそれらに対して、「受け手」としては、どう対処したら良いか? また、自分が「発信者」になったら、どのようなことに注意したらよいがが、著者氏の体験を交えて、熱く語られているので、よく伝わって来る。 情報がノアの大洪水のようになっている現代を、どう泳いでサバイバルするかが、いくらか分かる一冊。
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2019年2月17日 19冊目(2-11)
小学生の頃から、自分で新聞を買って読んでたことを思い出しながら読んだ。
きちんと「わかった」か?「わかったつもり」ではないか。
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「わかりやすさ」という点でニュースを伝えるイメージの著者が、「罠」という、強めの言葉を使ったタイトルにしているのは何故だろうか?という点が気になり、本書を購入。
わかりやすく伝えることは、伝える側にとっては重要なことである。しかし、受け手は、それを聞いて納得して終わりではいけない。そこから考えなければいけない、ということがこの本の大まかな主題である。
文章も音楽も、どんどんノイズを削っている。まとめサイトやmp3など、情報量を減らし続けている。
もちろん、時短、持ち運びなど、様々な理由からそうされてきたのであろうが。
そして、一度便利さの味をしめてしまうと、なかなか戻ることはできない。
戻ることは重要ではない。大切なのは、与えられた情報を受けるだけでなく、自分で考え、そして意見を持つことである。そして、そこにこそ、オリジナリティが宿るのだと思う。
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わかりやすさの中にはどんな危険があるのか?
ニュースなどをわかりやすく解説している池上さんが警告を鳴らしている本です。
わかりやすいという事は、物事を大雑把に要約しているだけなので、それでわかった気になっておしまい、では危険。
また、「政治家の甘い言葉に騙されるな」も面白かったですよ。
小泉元総理のワンフレーズポリティクスや、安倍総理の政権を支持するメディアにしか出演しない話とか、なにもかも計算づくしで、権力者は常に世論をコントロールしようとする意図を持っているという話とか聞きますと、
中国は共産党に情報規制されていて大変だなぁなんて思ってると、実は日本はそれ以上にコントロールされ、その事にあなたは気づいてすらいないだけかもね!
って、こわい、こわい…
森友問題などで、失脚てもいいはずの、安倍総理の暴走ぶりのヤバさも必読です。
たった数年前の事です。
民主党政権時代、高校無償化は究極のばらまきと批判していた自民党が、急に高校無償化を掲げた。
常識に考えれば何か裏があります。
憲法改正が絡んでいるとの話も…
政治家の甘い言葉に乗せられてワリを食うのは、結局、私たちなのです。
この前ビートたけしさんの本を読んだんですが、言っていることが似てますね。
同じような考えなのかな?
今回の池上さんの本は、色々攻めてる感じがしますね。
さて、自民党も、どこでもいいから、そろそろ他の政党と競わせんといかんでしょ⁈
以下、池上さんの言葉です。
「私たちがよき有権者となり、次の選挙でNOと言えば、いつでも政治を変えることができるのです。
それが民主主義なのです。」
また、テレビの裏側的な事も暴露してくれてますのて、当たり前のように見ていた事にも理由があったと気づかせてくれます。
その他、池上流の新聞や、本の読み方なども独特で面白いと思いますよ。
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いつも中立を神経質なほど固執する先生が今回はかなり主張を明らかにしている。あくまでも国民(視聴者)主権、人権擁護には黙ってはいられないのだろう。その立場からのメディア論はしかし新聞と書籍の効用に終始し、ITメディア込みのリテラシー論ではないところが残念。若い世代をターゲットにしていると標榜しているのだからこれは納得しかねる。
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以前に購入していて積読状態だったものを読みました。
人に伝える仕事を多少なりともしている者として改めて考えさせられるところが多かったです。
印象に残ったのは以下のような点でした。
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「わかりやすさ」の罠=わかりやすい説明を聞いてわかったつもりになってしまい、それ以上自分で知ろう・調べようとしないこと
新聞社のニュースサイトでは記事の重要性がわかりにくい⇔紙の新聞は直感的にわかる 記事の重要度を自分で判断するのはあまり意識されないがかなりハードルの高い作業
新聞が「中立公正」であるとは限らない、新聞は民間企業が発行していて偏っているのは当然。違いを面白がるぐらいの冷静な視点がほしいもの
「わかった」と思うことと、「わかった」と言ってもらえるように説明できることは、全く違う。アウトプットを意識したインプットを。近くの誰かに話してみるといい。
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新聞をとる習慣が何年か途絶えていましたが昨年から購読を再開しました。やはりネットニュースだけだとかなり情報が偏りますし、見出しとリード文だけの浅い理解になりがちです。本当は池上さんの言うように他紙や外国メディアなども確認するとよいと思うのですが、なかなかそういった時間までをとるのが難しいなぁというのが自分の状況です。
これまでの池上さんの本で語られているような点も多々あるように思いましたが、要点がコンパクトにまとまっている1冊でした。この本自体のわかりやすさの罠に陥らないように、実践に落とし込んでいこうと思います。
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新聞広告で、TVのコメンテイターはどうやって選ばれるのか、というのにひかれて読んでみた。これはTV局にその分野の学者などの一覧表があってその中から選ばれる、ということだ。だが選んでは見たものの話がうまくなかったりすると別な人になり、やはりTVなので話がうまくて、素人にもわかりやすく、おまけに見た目もよければ、という人に淘汰されていくということだ。
わかりやすさの罠だが、TVだと限られた時間で説明するのに、ピンポイントのみをピックアップするため、周辺事項は説明されず、物事の深い理解にはならない、と言っている。特にタレントが司会のワイドショーなどに顕著だと言っている。
池上氏のお話の本。
2019.2.20刊
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校閲を丁寧にしているメディア(新聞、本等)からインプット。
読み途中の本にはメモ用紙としてA4用紙を挟んでおく。
当初の目的は果たせずとも体験することが活きた知識になる。
常に考えているから風呂場で思い付く。
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参考になった。
マスコミを鵜呑みにせず、自分で考えることが大事。正解は個人で違う。考えることが出来るように鍛える、正確な情報を見分ける。
安倍晋三総理は日本テレビ、日本放送がお気に入りで、出演する放送局を選ぶらしい。
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大量の情報に触れようとするのはまずそもそも大事だが、ほとんど「分かったつもり」になっているかもしれないと思った。
人に伝えること、そしてそれを通じて自分の頭で考えることが大切だと思う。
人の意見をそのまま鵜呑みにして、あたかも自分の意見であるかのように振る舞うのはいけないと思った。
また、「本は世の中を変えるだけのパワーがある」という言葉は印象的だった。
世の中には、本も変えず万引きしてまで勉強しようとしている人たちがいることに驚いたし、「学校に通いたい」と切に願う子どもたちがいることを思い出した。
勉強すること・できることは素敵なことである・恵まれているという自覚をもって学ぶことを楽しんでいきたいと思った。