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紙の本
聴いてみたくなった
2023/05/15 16:40
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台はピアノコンクール。若きコンテスタントたちの長い勝負の時。
いや、ピアノは徒競走のように競うわけではないから勝負ではなく、
いかに自分を高めて自分のベストを尽くすか。
そしてその中で何を思うか。
下巻も楽しみです。
紙の本
音楽を文字で表現する凄み
2023/04/24 19:41
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアノコンクールに出場する4人の天才ピアニスト。この4人みんな性格もよく、特徴的で応援したくなります。音楽を扱っていて、文字だけでこれだけ4人の表現の違いを描き表すことができる著者の技量に凄さを感じました。一方で、ピアノの音だけでこんないろんな世界を感じれるものなのか、音楽音痴の私には、そこは理解できませんでした。一次予選の発表でこの感動。最終になれば、どんなことになるのか、下巻に期待です!
電子書籍
読書という音楽
2022/10/18 19:50
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投稿者:koffie - この投稿者のレビュー一覧を見る
見事な表現力で音の世界へ連れ出してくれます。その意味では、素晴らしい読書体験ができます。
ただ、内容的には浅いので(少々マンガっぽい)、それにガッカリする読者はいるかも。
内容が浅い分、グイグイ読めるので、気分転換などには最適です。
紙の本
蜜蜂と遠雷 上
2021/04/20 07:58
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投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアノを奏でながら描いていく風景
心で感じる風の匂いや温度
映像ではなく文章でこんなに情景を思い浮かべたこと
今までなかったかもしれません
初めて垣間見たピアノコンクールという未知の世界も興味深かったです
電子書籍
引き込まれたぁ
2020/04/26 17:33
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投稿者:タンタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
音楽を通してお互いを認め合い、必然的に出会った4人の人生に、素敵だなぁ!!と感動しました。コンクールって言うとちょっと人間の裏や嫉妬とかありそうですが、全くなく!!
スッキリ気持ちよく読み切りました。
紙の本
文字から音が聞こえてくる、と話題の1冊
2020/02/13 23:31
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投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
「文字から音が聞こえてくる」と話題になっていたが、なるほど確かに。私自身は音楽など小中学校の授業で触れただけで、ピアノなど弾いたことも無く作中に出てくる曲名はさっぱりひとつもわからない。それでも文字を追いかけている間に、弾き方の違いや、ピアノの音を通して現れてくるその為人が伝わってくる。音楽なんて自分にはとうに触れ合えぬものだと敬遠していた。しかしこの本はそんな人間にも音楽の世界の深遠さを教えてくれる。蜜蜂と遠雷。蜜蜂は音符?遠雷は遠くに聞こえる(と錯覚している)万雷の拍手のことだろうか。下巻に続く。
電子書籍
若きピアニストたちとその世界
2020/01/14 00:08
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投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
芳ヶ江ピアノコンクールのコンテスタントたちの小説。主役級は4人。音楽の表現がおもしろく、ピアノの世界が上手に描かれているのに感心した。途中から一気に読むスピードが加速。上巻は2次予選の途中まで。
紙の本
いい意味でマンガ的
2019/05/07 16:19
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投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
直木賞と本屋大賞のW受賞と聞いて、早く文庫化されないか待っていた。
上巻を読んだ感想は、「いい意味でマンガ的」。
彗星の如く現れた少年・風間塵。
才能あふれる天才・マサル。
表舞台から姿を消し、再び戻ってきた栄伝亜夜。
最後の夢にかける会社員・高島明石。
個性豊かで育った環境も様々な登場人物たち。
しかも、マサルがピアノを始めたきっかけが、幼い頃に出会った栄伝亜夜と来れば、ちょっとラブストーリー的展開もありそうな感じ。
こんなマンガチックなシチュエーションで物語は進んでいく。
演奏の描写は、比喩的表現を多用。
まるで、マンガ『神の雫』で、ワインを絵画や風景、音楽などに例えるのと似ている。
こういった描写が苦手な人は、たぶんこの本も飽き飽きするだろう。
ただ、ワインとは違って、どんな曲を弾いているのかは、ネットで検索して聴くことができるので(演奏法は別として)、多少理解する助けにはなるかもしれない(この本に登場する楽曲を集めたCDも発売されている)。
私は、まだ上巻だからか、この描写も今のところスンナリと受け入れられた。
ひとつ気になる点があるならば、風間塵が幼く感じられるところ。
16歳という設定だが、キャラクター的に小学校高学年くらいに思えてしまう。
これは、マンガ『ピアノの森』(私は一巻しか読んだことないが)とイメージが重なってしまったからだろうか?
ともあれ、この4人を中心とした物語が、下巻でどうなっていくのかは楽しみなところである。