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『報道事変』
2019/07/01 21:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京新聞社会部の記者が官房長官記者会見で質問すると
「質問、簡潔にお願いします」
「結論お願いします」
「この後日程ありますので、次の質問、最後でお願いします」
官邸報道室長による露骨な質問制限にあい
「そんなことありません」
「今答えたとおりです」
官房長官からは木で鼻をくくったような答えしか返ってこない
そしてこれら権力側の攻撃に動きのにぶい内閣記者会
「誤報」「捏造」というレッテル貼りとネット拡散
嘘や強弁がまかり通る「トンデモ発言」「デタラメ答弁」
官邸による質問制限問題を中心に権力とメディアの現状をレポートし、いかに闘うべきか提言する
著者は朝日新聞の政治部記者、2018年秋から新聞労連の中央執行委員長
『報道事変』というタイトルについて、《戦前の「満州事変」のように、後から振り返ったときに、取り返しのつかない「事変」とならないようにとの警鐘と願いを込めて、執筆した。》(「おわりに」)とある
6月28日に公開が始まった映画「新聞記者」とあわせて読みたい一冊
権力による報道統制
2022/09/04 04:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
二年程前に憲政史上最長の在任期間を経て退任した首相。その内閣で行われていた報道に対する圧力、公文書隠し、ウソ発言、でたらめ答弁。もうすっかり忘れ去られてしまっただろうか?本書をよんでこの政権が如何に国民をミスリードするため新聞記者、報道機関を封じ込め自分たちに都合のよいことだけを報道しようとしていたかを忘れてはいけないと思った。この行為は現政権でも流れているのでは。「聞く耳を持つ」「初心にかえる」と権力者は言うが国会も開かず押し通そうとしている。後半はメデイアの在り方についても書かれており決して偏った本ではない。
「次の質問どうぞ」
2019/10/05 22:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「知る権利」「報道の自由」といった言葉が空虚にならないよう、願うばかりです。
《第3章 「ウソ発言」「デタラメ答弁」ワースト10》も改めて興味深い内容でした。
確かに麻生副総理の会見は不快
2022/11/04 13:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
確かに麻生副総理の会見は不快だ、まあ、あの人があういう人だからと判っていて面白がって怒らせている人もいるかもしれないが。それはさておき、報道する側(とくにTV)も酷い、自局の記者が質問するところを撮りたいために何度も他の人が繰り返している質問をまた繰り返す、これじゃあ、報道される側も腹が立ってくるだろう
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