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ノモンハン 責任なき戦い みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー21件

みんなの評価4.4

評価内訳

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20 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ノモンハン事件の背景を分かりやすくまとめた1冊

2020/11/04 18:27

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る

太平洋戦争開戦の直前、満州とソ連との国境で発生したのがノモンハン事件です。”事件”という名称になっていますが、わずか4か月で日本側約2万人、ソ連側約2万5千人の戦死者を出すほどの”戦争”だったのです。
太平洋戦争では日本軍が情報軽視、補給軽視、精神主義などの悪弊によって特攻や玉砕などの悲惨な戦いを繰り広げましたが、ノモンハン事件にもそのすべての要素がすでに見受けられています。
ソ連軍の物量に関する情報を軽視して安易に攻勢に出ようとする関東軍、それを明確に止めようとしなかった参謀本部、兵力の逐次投入(兵力を小出しに投入すること)などの行動原理で大きな被害を被る結果となりました。さらにこの”戦闘”を主導した軍幹部は軽い処罰で再び軍の要職に復帰しているにもかかわらず、現場指揮官の多くにその責任が転嫁去れると言う歪んだ人事も横行していました。
しかもノモンハン事件終息後の軍内部の研究会では、兵力の近代化の遅れや情報軽視などの要因を指摘する幹部が存在したにも関わらず、必勝を期する信念の不足が敗因であると結論付けられました。もしもこの時にきちんとした敗因分析が行われていれば、太平洋戦争の展開も違ったものになっていたかもしれません。
本書はノモンハン事件をテーマにしたNHKスペシャルの取材班が番組取材の過程についてまとめたものです。上述したようなノモンハン事件に関する詳細なデータや、関係者へのインタビューなどを交えて非常に読みやすく、昭和の転機となった歴史上の出来事について押さえるべき点を理解することができます。

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紙の本

真相

2021/11/08 19:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る

2018年に放送されたNHKスペシャルをベースとした本。日本とソ連の実質的な戦争でありながら不自然に隠匿されたノモンハン事件について分かりやすくまとめた一冊です。貴重な当事者の肉声も集めており、優れた資料と思いました。日本が戦後うやむやの内に書類を一気に処分したのに対し、ソ連の記録はあのスターリンが鉛筆でチェックした跡まで見て取れるというのが生々しくて凄い。

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電子書籍

トップが責任をとらず現場に重責を荷わせる日本社会

2020/03/30 10:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:y0a - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者はNHKディレクターで、NHKスペシャルを何本か担当している人。今回、新たな取材で資料を発掘し、さらにこれまでインタビューの機会を持ちにくかった関係者からも話を聞き、本書を編んでいる。
ノモンハン事件はいろんな意味で太平洋戦争の「ひな型」になっている、という意味が、読んでいくと良~く分かってくる。ざっと挙げると、情報の軽視、兵力の逐次投入(“お家芸”の歩兵による突撃)、軍中央と現地部隊の方針のずれ、兵站の無視などなど…。
トップが責任をとらず現場に重責を荷わせる日本社会。最近、森友問題で書類改ざんを命ぜられ自殺した財務局職員の件が話題になっているが、根本的に何も変わっていないと、暗澹たる気持ちになる。けれども、直視しなければならない歴史であり、また、日本の現実でもある。

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紙の本

旧日本軍隊の無責任さを象徴

2019/12/18 09:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

ノモンハン事件。
だいたい、これを「事件」と呼んで、
「戦争」と言わないところからして、
まやかしであり、歴史の改ざんである。
この本では「ノモンハン事件」とは言わない。
歴史はより良い未来を創るための教訓を得るためにあるのに、
何も教訓を得られない。
辻、服部といった、旧日本軍隊の無責任さを象徴する人物を、
できるだけ冷静に描いているようだ。
このふたりだけのせいにすることも、また、ほんとうの責任を隠すことになる。
ノモンハンで犠牲になった人たちの詳細を読むと、まことに腹立たしくなる。
そして、辻が戦後に選挙で当選したり、
いまなお辻の著作を出版して利益を得ようとする会社があるのを見ると、
その腹立たしさは増幅される。
「日本をどうこうしよう」とか「この国の未来は」とか言いたい人は
すべからくこの本を読むべし。

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2019/11/07 08:06

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2019/09/14 16:05

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2020/02/20 11:28

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2019/10/08 07:50

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2019/11/01 15:25

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2019/11/03 00:24

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2019/11/26 14:32

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2019/12/19 22:25

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2019/12/23 21:18

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2020/03/15 08:08

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2020/04/04 15:12

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