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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
何故鶏冠にこんなに苦難が襲い掛かるのだろう。
ただ本が読みたかったから宮廷神官になっただけで、地味に目立たないようにしていたはずなのに、天青を王宮に連れ来た時から運命の歯車が回り始めた、いや天青と出会ったことがすでに運命だったのかも知れない。
たとえ恨まれていようとも弟が生きていただけで良かった、そう思える鶏冠に苑遊から突き付けられた要求は…
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
やるせなくて、思わず自分を卑下した時、
お前は私の友達だ、
私の友を愚弄するな、と言って
勇気づけてくれる人がそばにいる幸せ。
それを自力で掴んでいる天青には、
鶏冠を救う力がきっとある!
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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
旧版既読です。
内容を知っている上で読んでるにも関わらず、やっぱり、鶏冠と葉寧の再会シーンは、泣いてしまいます。あと、鶏冠が花梨を助け出そうとするシーンも。
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
素晴らしいストーリー展開!大神官への推薦を受けて、拒否し続ける鶏冠。心配する天青。天青を慰める櫻嵐。鶏冠の死んだ筈の弟との哀しい再会を軸に物語は進んでゆく。最近の編では冷静な鶏冠ばかりだったのが、本編の鶏冠は、人間味溢れる、弱点を晒す生き生きとした姿を見せてくれる。今後 鶏冠と弟の関係がどうなるのか楽しみです。人間関係、心情、世の中の不条理、スカッとした達成感、ミステリアスな世界観。それらを体験したくて、より深いストーリーを所望される方々には、お薦めの本です
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投稿者:Hina - この投稿者のレビュー一覧を見る
今までの内容に出てきた人と繋がることがあって、めっちゃ興奮しました。
ほんとにこのシリーズ読んで欲しい。。
早く続きが読みたい
2020/04/18 16:25
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投稿者:パコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
既に十巻ですが、ストーリー展開が早く、登場人物も魅力的で、1冊あっという間に読み終えてしまいます。
次も楽しみです。
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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
えんゆうの鶏冠へ執着すごいですね。
第一王子がもしそうてつでないなら、どこかで生きてるとかなんでしょうか?
例えばえんゆうとか?
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鶏冠ーーー!
もうみんながみんな誰かのためを思って、悩んだり行動に移せなかったりがもどかしい。
曹鉄がラストカッコいいじゃないか!
天青は相変わらずいい子だし、櫻嵐もカッコいい。
民を思い、国を思う人たちばかりなぜこんな目に。
コロナで大変思いをしてる人たちのことを日本の政治家はまったく考えてないのになー。
早く天青たちが心穏やかになる日が来てほしいけど、きたら物語は終わってしまうのよね。悩ましい。
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p91心が疲れているとき、人は水を求める。飲むための水というよりも、水の存在そのものを求めるのだ。
賢母の住む紫苑宮の庭奥の場面。鶏冠が小川のほとりに立ったときの内面描写。心が疲弊している彼は苑遊に会う前に足先を小川に入れる。
そして思い出すのは死んだ弟の葉寧のこと。その死んだはずの弟が現れて突如鶏冠に殺意を向ける。
p124また時期は異なるが同じ小川で今度は葉寧と天青が出会う。饅頭を分け合って食べたりお互いの境遇を話したり穏やかなひとときを過ごす。二人とも鶏冠と繋がりのあることを知らない。
この対照的な場面が印象に残った。
曹鉄が王子なのか否か。まだはっきりはしない。p175……赤子である王子の、ある身体的な特徴。
突飛な考えが頭をよぎった。赤子の赤の字でひらめいた。赤と言えば鶏冠の髪の毛。いや、まさかね……。私は承影剣のことがあるので曹鉄が王子だろうと思っている。
しおりを挟むならp216!
やっぱり曹鉄好きだなぁ(´- `*)
ラスト鶏冠がまたピンチに。もう鶏冠に痛い目を見せるのはお止めください。とユウリ先生に言いたくなった(ToT)
続きの11巻はすでに購入してるのですぐに読める。楽しみ(*^^*)♫
表紙のイラストは小さな頃の鶏冠と葉寧。しゃがんでる姿がなんとも可愛い♡
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死んだとばかり思っていた鶏冠の弟が生きていて、その弟のために鶏冠はまたまた痛い目に遭う。
どれだけ痛めつけられても、人のきれいな部分を信じ続けられる心を持ったままでいられるなんて、どれほど強いんだろうと思う。
苑遊の目的はどこにあるのだろう。
関係ないけど、櫻嵐と曹鉄がくっつけー!くっつけー!と念を送りながら読んでいる。しかし、その想いはまだ通じない。
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このシリーズももう10巻までいったけど、ほんと失速せずにおもしろいのがすごい。
毎回続きがどうなるんだって気になってしょうがない。だけど、鶏冠がどんどん辛くなっていって読んでいるこっちも辛い…。
こんだけ人の欲や醜さが渦巻く宮廷で、これだけ心が綺麗でいられる登場人物たちがすごすぎる。みんな本当に強い人間だ。
新キャラもまた独特だけどかなり良い人そうで、なんとか物語がいい方向にいかないか願うばかり。
最近はおもしろいと同時に辛いことが多すぎる…。
人の強さとは、他人を許すことであり自分を許すことである。今回の巻で印象に残ったのはここでした
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宮廷神官その10。
前々作の続き。
鶏冠は死んだと思っていた弟と巡り合えたが、
鶏冠を憎んでおり、
元神官で親友でもあった苑遊の手の中にあった。
弟の生活を知り、
得意の(?)女装までして
囚われている弟の恋人を救い出そうとする鶏冠。
一方、天青は
大神官になることを苑遊に強要されている鶏冠を救おうと、
険しい山をハクと目指す。
変人で田舎者だが、一度読んだ本は忘れない博識な神官が上京し、
天青たちの師となる。
懐も深いこの民世が大神官候補となるのだろうか。
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藍晶王子が世継ぎに決まり、いよいよ大神官選定へ。
そういやそのための慧眼児探しからこの物語は始まったんだったな。
苑遊がますます化物じみてきた。
死んだと思っていた鶏冠の弟である葉寧を取り込む。
葉寧と天青も邂逅する。
ずっと待っていた迎えが来なくて諦めるのはしんどいし歪んでしまうよね。
そしてなんだかんだで今回も鶏冠は女装する。
因みにハクの名前を天青がつけたとあったが、考えたのは鶏冠では? 天青が決めたから間違いではないのかもしれないが。
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今回は天青はさほど出てきません。
天青は天青で、また過酷な旅に出ようとしています。
この慧眼児、ほんと山育ちでよかったよね!
気軽に旅に出られる慧眼児じゃなかったら、物語すすまないわ!
そして櫻嵐。
これまでもそうだけど、やっぱり格好良すぎるわ。
惚れるよね。
女人だからこそ、情報を得ることが何よりの武器であると、語られていますが、
情報を得るということは、武器であると同時に、あらゆる心労を得るということでもある。
その心労を、「迷いはあっても悩みなし」として跳ね除けてしまえる強さに格好良さを感じます。
とはいえ、曹鉄の悩み、天青の心配、
その受け皿になってくれる櫻嵐の懐の広さ。
情報を得ることに長けていて、強さもあり、だからこそ、こういう心のうちを打ち明ける相手に選ばれる。
そしてそれは、男装の姫とはいえ、女性としての柔らかさもまた一役買っているのだろうなと思います。
ここからはネタバレかな?
ついに、葉寧と鶏冠が出会います。
8巻の登場で、鶏冠を憎んでいるんだろうことは想像していましたが、
直接的に攻撃を仕掛けるほどの憎しみを目の当たりにする再会のシーン。
そして、憎しみを持っていなければ、生きていけなかったという葉寧の境遇。
8巻の登場での雰囲気や、麗虎国における隷民への扱いなどから、葉寧が憎しみに駆られて生きることになった経緯や、その憎しみが鶏冠に向いていることも、想像していましたが、
やっぱり2人が対峙したそのシーンを文字で読んだときには、切なさを感じますね。
まさに天青が葉寧に言った「待たせるほうは、どうなのかな?」
『待たせる方も辛いんじゃないのか』ということは、これまで読んできた私たち読者は理解するところですから。
ひたすらに辛い人生、憎しみの人生
と思わせていた葉寧に心の拠り所があったということは、本当によかったなぁと、鶏冠のように思います。
その拠り所を取り返す、という終盤でこの10巻が終了。
さらに鶏冠の危機。
この危機があることで、葉寧との和解になったらいいんだけど。。。
表紙の2人のように、微笑んで穏やかに過ごせる日が来るといいね。
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黒幕を排除したはずなのに色々と気鬱な問題が
残っているので残務整理の話かなと思いきや!
負けた筈の黒幕はむしろここからが本番と言わ
んばかりの強烈な一撃をくらわしてきた
手詰まりに見えたが縺れた糸をほぐす重要人物
が登場!話は佳境になるのだ(/・ω・)/