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良い本です
2024/09/29 16:20
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
東日本大震災で行方不明になっていた女性の遺体が発見されます。身分証明書から刑事の妻と判明しますが、それは全くの別人で。事件はこれから混迷に。
重くつらいが美しい
2022/02/17 14:50
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山七里さんは、いろんなテーマのミステリーを書かれるが、『護られなかった者たちへ』に続くこの「宮城県警シリーズ」は、東日本大震災が背景にあるだけに、全体に重苦しい雲が覆っているようだ。その中に、人間の強さや弱さ、冷酷さや温かさといった本質が描かれており、希望もある。
震災から7年後の被災地。3・11から生じてしまったさまざまな境界線(物理的/心理的)によって、引き裂かれた人々を描いてある。
1本の線で何もかもが変わってしまう理不尽さがにじんでいる。
『護られなかった者たちへ』が好きな人は、この作品も合うと思う。
個人と個人情報
2021/03/01 19:48
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
震災で行方不明になった家族が7年後死体で発見されます
しかし、死体は全くの別人、という事件が立て続けに起こります。
公的証明と他人の記憶がなければ存在しないことになる個人の儚さ、或いは公的証明があれば他人になれる薄ら寒さがじわりときます。
生存と死亡、希望と絶望、安堵と落胆、両極端にあるはずの二つは、実は一本の線で隣り合ってるに過ぎず、
その違いは案外曖昧なのではと思える展開でした。
震災の後遺症
2021/10/31 15:15
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投稿者:タンタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
震災を経験した者として…重く考えてしまいました…ちょっと渡辺淳一さんの「光と影」と言う作品を思い出してしまいました。
境界線とは…その人の感じ方1つで全く違った物になってしまう…頑張って生きましょう!
悲しみを乗り越えて!
このミス
2020/12/26 16:12
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投稿者:すぎやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
月1冊刊行ということで、目出度く終了し、プレゼントのB賞を応募すべく懸賞マニアの家内を呼んできて、手伝って貰いました。3月から薄々気付いてはいましたが、3月の「夜がどれほど暗くても」だけ何処をどう探しても応募券がありません。が、家内がこのミステリーを見事に解決してくれて、ハガキを目出度く投函することが出来ました。
家内を、思い切り誉めてやったら、晩飯のおかずの内容が良かったです。
たまたま同時に購入して読んだ柳美里さんの「JR上野駅公園口」と同じ様なテーマでしたが、東日本大震災と家族(特に家内)について見直すことが出来ました。
震災で
2022/04/22 21:24
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
いまだに行方不明の人は何千人もいらっしゃいます。その中の人間が、突然遺体で帰ってきたら?
または、その中の誰かが生きているとわかれば?そういう期待持って読み始めたのでラストは……でした
宮城県警シリーズ 第2弾
2021/07/06 23:07
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は宮城県警の刑事 笘篠(とましの)誠一郎。浜辺で見つかった遺体が持っていた免許証には東日本大震災で行方不明になった妻の名前があった、と始まるミステリー。
「護られなかった者たちへ」に続く宮城県警シリーズ第2弾とされていますが、登場人物には重なりがあるものの、ストーリーは独立しています。
本作、このプロットは前に読んだ感じがしました。展開も説明的で、さらに後半が残念ながら失速。次回作に期待します。