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投稿者:ねこる - この投稿者のレビュー一覧を見る
全4冊の長編ですが次々読み進めてしまいます。ここまで主人公が「生きてる」小説は初めてです。
主人公の成長を眺めているようで、いつの間にかもう一度 自分が又三の人生を生きている感覚に陥ります。(普通の人の何倍も濃い体験ばかりですが)
又三がいろんな体験をするたび、ものの捉え方考え方が綴られていて物語に厚みをもたらします。これはある意味哲学書なのでは、と思える部分も多々あります。
全巻にゆかりのある方々の、あとがきがあります。これも本編を楽しむスパイスとして楽しめました。
百田直樹氏による著者初の自伝的ピカレスクロマンです!
2019/10/02 13:58
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『海賊と呼ばれた男』で一躍この世界の第一線で活躍されるようになった百田直樹氏の渾身の一冊です。同書は、主人公の作田又三の流転の人生を事細かに描いていきます。一体、彼の人生はどうなっていくのでしょうか。読者にとっては非常に興味深い話の連続で、目を離すことができません。ぜひ、多くの人に読んでいただきたい傑作です。
素晴らしい本です
2024/10/30 16:06
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の子供時代から高校3年生まで、無茶苦茶な生き様を描いています。実話なのか創作なのか、分からないくらいの出来事ばかりで驚きました。
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作田又三 出生から高校三年生までのあれやこれや
不良っぽい男の子。群れない、単独行動平気の平左。
どんな大人になるんだろう
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昔のワルを自慢するかのような内容は好みませんが、読み易くどんどん読んでしまいます。
同じパターンを繰り返す作法は嫌いではないです。
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主人公の出生から高校卒業までを描いている。
主人公は自分が何者なのか葛藤しているが、その時々で感じた思いで突っ走る様が痛快だった。
全体的に読みやすく、一気に読むことができた。
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4巻まで読んだけど、3巻はオモロかった。後は百田君にしてはイマイチで、眠たくなった箇所多数。イッキ読みとはいかんかったなあ。まあ、実質デヴュー作なんでやむなしかなぁ。
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この作者の文庫本なので内容を確認せずに購入した。
読んでいて自分の生きてきた時代とほぼ被っているので懐かしさを感じた。
ストーリーの進みが遅いので多少まどろっこしさを覚えたが、随所に思想的な表現が入って作品を締めている。
最後の解説を読んで処女作である事を知ってなるほどと思った。
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戦争が終わってちょうど10年目、大阪の下町に生まれた作田又三。不良仲間と喧嘩ばかりしていたある日、単車に乗って当てのない旅に出るが…。激動の昭和を駆け抜ける、自伝的ピカレスクロマン。
作者百田尚樹氏が何度目かの小説家引退宣言をしたのは記憶に新しい。本作は2010年刊行作品の文庫化。自伝的とはいうものの、中年オヤジが「昔はオレもワルだった」と脚色して自慢げに話すのと大差ない内容だった。図書館でセットで借りたから続きも読むけれど…。
(D)
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最初に読み出した時には、ウワッ!文字ばっか!一段落が長い!でなかなか読み進めるのに苦労したが、次第に没入できるようになった、
何しろ、ほぼ同年代で、同じような自分の貧困時代を思い起こされる面もあったんでね。
ただ自伝的小説とあって、どこまでが実体験なのかと訝しんだりもしたけど、まぁ途中から、こりゃ、フィクションだ!と割りきって読むこととしました。
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一巻読み終わりました。
旅のところ、特に集落の人からひたすら逃げるシーンは臨場感が自分が今体験しているような気持ちになりました。
後半では、法子に振られた又三に対して言った伊賀上の「せやけど、作さんも、俺らが相手にしている女の子なんか最初から見向きもせいへんやないかー」という台詞に心打たれました。
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激動の昭和を駆け抜ける自伝的小説第1弾。
自分の時代よりもちょうど一回り上の世代の物語だったので、時代の雰囲気としては、共感できる部分とギャップを感じる部分がありました。
主人公の生きざまは、自分の生き方はと全く異なるもので、正直共感できる部分は少なく、この作品とどう向き合いながら読んでいけばよいのか、悩みながら読み進める感じでした。
一方でこの主人公がこの生き様からどんな答えを見つけていくのか、最後まで見届けてはいきたいと思いました。
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自分自身をコントロールできない状態で生活すると、こんなふうになるんだなぁと、想像もしてみなかったことがいろいろ書かれていて、興味深かったです。浮き沈み激しいし、暴力的だし、いつでも大騒ぎで、つねに全力で生きてて、読んでるだけで疲れました。これが生きるということならば、自分の生き方はさぞつまらない部類に入るだろうなと思った作品です。
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海賊とよばれた男、永遠の0など多くの百田作品を読み、作者の自伝的長編小説ということで読みましたが期待はずれでした。少年時代から一匹狼で喧嘩が強く曲がったことは嫌いという信念をもっているようだが、なにをしても長続きせずに女性に振り回されて堕落していくことの繰り返しで異常なまでの女性に対する貞操感…文庫本4巻のうち3巻まで同じことを繰り返すストーリーは流石に読むことに疲れました。
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大阪の不良青年の青年期のお話。
戦争後からの大阪を背景に又三少年が生きていく様なぞる。
これがあと3巻も続くのかと思うとちょっと読む前からガッツがいる。
どうか次巻では、何か心に突き刺さるものがありますように。