紙の本
よく練られた展開
2021/09/12 16:23
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
15年以上前と同じ姿で現れたアイドルは、本当に不老不死なのか?という謎に天久鷹央が取り組むストーリー。医学的にあり得るのかわかりませんが、小説としては良くできているなあという展開で、楽しめました。鷹央ちゃんが人間的に少しずつ成長していて、ほほえましいです。
紙の本
病気はミステリーを生む
2021/09/04 11:09
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
まったく想像もしない疾患・症候群を引き釣り出し、ミステリーの小道具にしてしまうものだ。途中までカラクリが考えつかなく、迷子になった気分でいたが、最後は、すっきりと、心落ち着く結末でした。
紙の本
ダイナミックミステリー
2021/10/10 00:51
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなり大掛かりな長編。
面白かったけれど。
もうこのシリーズである必要があるのかな、というストーリー。
シリーズものとしてよりもミステリーとしての面白さに見えた。
主人公が医者、という肩書が足かせにしか見えない。
しっかりシリーズを畳んでもらって、
新しく「医療ミスの責任を押し付けられて探偵になった元医者」みたいな
主人公で物語を立ち上げてもらったほうが楽しめる作風になっている気がする。
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相変わらず面白かった(^^)
舞ちゃんが加わったことで一層、面白さが倍増‼️
しかし、世間にはいろんな病気があるんですね。
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アイドルとして活動していた少女が15年以上の時を経て、当時と全く同じ容姿で現れた事に、精神科医の墨田は不信感を抱いた。天敵である鷹央に診察を依頼するが、その矢先に父親から強制的に退院させられてしまう…
発見されたミイラの遺体から始まり、アイドルの希津奈の常識ではあり得ない若さの訳。父親の異常なまでの娘への愛情。全てが繋がった時、かなり複雑な思いでした。
そして、研修の為に統括診断部へ来た鴻ノ池が、鷹央の本当の恐ろしさを実感し小鳥遊の苦労が解って貰えたみたいで、それは救いでした。
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不老不死の謎から様々な展開が巻き起こり、今回も一筋縄ではいかない統括診断部。新たな難事件に臨みながらも、小鳥先生と舞ちゃんは医師として、鷹央先生は人として成長していく姿がこれまでのどのシリーズよりも更に感じることができとても読み応えがありました!お馴染みの桜井刑事と成瀬刑事との絡みはもちろん、まさかあの作品のあの人達まで登場するとは思わず、知念生生ファンの私としては大興奮の一冊でした!
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今回も驚くようなトリックで楽しく読み進めることが出来ました。ただ、面白いけど今回の重要人物にぞっとするところがあった。
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今回はカルト宗教のつくり方という感じですね。クローン以外で同じDNAを持つ人物を作る方法。確かに実現可能なように思えます。シリーズ屈指の綿密なシナリオですね。
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十五年以上前と変わらない容姿の彼女。
どうやったらそんな事が起きるのかを推測しながら読む。一人の男の欲望が事態を起こす。囚われている少女の人生を戻して欲しいばかり
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大好きな天久鷹央シリーズ、新刊を楽しみにしてました。
今回も安定の面白さ!!統括診断部に鴻ノ池舞が加わり、よりいっそう小鳥先生がいじられ、二人からの扱いが雑になっている気が…。
不老不死の少女をめぐる謎だが、今回の謎は想像ができなくて、すべてが明かされたときは、なんだか複雑な気持ち…。テーマは重いよね。
早くも次回作が楽しみです。
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天久鷹央シリーズ毎回読んでるけどとても面白い
おそらく医学的な知識がない人にもわかるような丁寧な描写としっかりした構想になってる
特に今回は二段構えの謎解き構造になっており、構想を練るのが本当に大変だったと思う
脳炎もそこまで大切ではないと思ってたら、最終的に絡んできてすごくスッキリした感じがあった
登場人物が相変わらずキャラが立っていて、その点も読みやすいポイントだと思う
疾患も奇形種、抗NMDAR脳炎と一般的に認知度が低い疾患だったから、知識を増やすという点でもとても勉強になった
ただ、いつも疾患を予測しながら読んでるので、一回ぐらい当てたいなあと思った
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天久鷹央vs不老不死の謎
やろうとは思えないようなトリックに驚愕
生きることと人への執着は強さでもあり怖さでもあると思った
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天久鷹央シリーズの最新作、安定の面白さでした!
またカルト宗教系?と思いきや、よりクレイジーでなかなか薄ら寒くなるような真相でした。。
途中、「十字架のカルテ」の登場人物が出て来ましたね。作品リンクはニヤっとしてしまいます。
今回はまた鷹央先生が大人になっていたように思います。ついに舞がやって来て、より賑やかになった統括診断部からまだまだ目が離せません!
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医療小説と探偵ものの小説が一緒になったようなストーリーでスピード感もあり内容も面白い。多くの小説は途中で真犯人が分かったりするが、この小説は医療と言う特殊分野のこのから最後まで分からなかったこともミステリアスで面白しろかった。天久鷹央と言う独特なキャラも強烈な印象を与えてくれた。
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若返りのはずがないのにそうとしか思えない、年をとらない女性。謎を解き明かそうとすればするほど謎が深まって混沌としていく感じ。よっぽど腕のいい医者だろうに勿体ないね。そして最悪だね…。