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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
何やら大きな力が働き、首相暗殺の犯人にでっち上げられたごく普通の男が主人公。その後、警察の手から脱がれるための逃避行はまるでジェットコースターに乗っているかのような素早く迫力満点の展開でした。どう決着がつくのか全く予想がつきませんでした。
ケネディ暗殺事件に着想を得た小説
2021/04/25 19:41
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
首相が仙台の街をパレード中にドローン爆弾で殺害された事件の犯人は?という始まりで、ケネディ暗殺事件のオズワイルドに当たる男性が主人公。国家権力が主人公を犯人に仕立て上げようと、かなり悪辣な行動に出て、本当にこういう風に犯人扱いされたらどうしようもないと怖くなりました。
ゴールデンスランバーはビートルズの曲名だとか。
読後感がいまいち
2019/10/17 20:12
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
スリルがあってドキドキしながら読みましたが、読後感がいまいち。わざわざそんな風に整形しなくても、なんて思ってしまいました。
期待したほどでは
2017/07/06 12:58
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
賞をとったり映画化したりと話題になっていたもので読んでみました。期待し過ぎたか どうも今ひとつ。余計な要素が多過ぎる印象です。
「国家」から逃げ伸びろ!
2014/04/02 10:20
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投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定自体は、そんなに突拍子もない物ではない。突然起こった、日本国首相暗殺事件。衆人環視のパレード中に起こったその大事件の犯人として、一人の男の名前が挙がる。そして警察がその男を追い詰めて行くのだが。ところがその犯人とされた本人は、全く身に覚えが無い。しかしマスコミによって上げられる、数々の証拠。どう考えてもねつ造された物ばかりのその証拠に、唖然とする男。はっきりとは明かされないが、どうやらこの事件は「国家レベル」で画策された物らしく、犯人とされた男はスケープゴート、全くの冤罪なのだ。ところが国家が本気を出せば、冤罪だって犯罪者に出来る。そこから、どう逃げ切れるか、というような物語。あのケネディ暗殺をオマージュとして描かれている所からも、それほど斬新な設定とは思えない。
だけどこの作品の白眉たる所は、物語の構成だと思う。犯人とされた本人はもちろん冤罪だと分かっているけれど、それ以外にもそれと分かっている者たちがいる。家族や友人、元恋人などがそれだ。彼らは(特に元恋人)は彼の潔白を信じ、彼を助けようと動き出す。それを、章を変わるごとに犯人とされた男の目線と切り替える事で、作品に立体感を与えて読む者を飽きさせない。「そんなバカな」と思わせられるような所も所々見受けられるが、社会派というよりエンタメ作品としてとても楽しめた。
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<覚書:Amazonから引用>
衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていない―。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。
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伊坂作品で一番好きな本。
伊坂さんの作品はいつもそうですが、登場人物が個性豊かで面白い。
展開のスピード感がたまらないし、伏線の回収は気持ちいい。
伊坂作品だなぁ〜とほっこりできる感じもひしひしと。
ザ・監視社会はこの物語だけでなく、現実に起こりそうで怖い。
終わり方に好き嫌いが分かれるでしょうけれど、わたしはこの終わりで満足です。
この作品は再読してるし、DVDも何度か観たしで、一番のお気に入りです。
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前半ちょっとハマれなかったけど、後半は一気に読めました。巻末の解説にある伊坂さんの考えが興味深かった。私はまさに、彼がきっちりと風呂敷をたたみきるところが好きな所のひとつだったので。
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映画のおかげでイメージしながら読めたわ。
ずっと青柳は堺雅人でしかなかった。
もう一回映画見たいわ。
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「伊坂 幸太郎」文庫 勝手にランキング
★★★★★
死神の精度 魔王
★★★★
ゴールデンスランバー アヒルと鴨のコインロッカー
終末のフール
★★★
グラスホッパー オーデュボンの祈り チルドレン
砂漠 重力ピエロ フィッシュストーリー
未読
陽気なギャングが地球を回す
もし傾向が似ている人がいれば参考にてみて下さい
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2010/11/27 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2021/12/11〜12/20
11年ものの積読本。首相暗殺の濡れ衣を着せられた青柳雅春。本人には覚えの無い目撃情報が次々報道されて追い詰められる。逃げる青柳だが、オズワルドにされないよう起死回生の一手を打つが。
いやあ、面白い。伊坂ワールドらしい展開。青柳が助けたアイドルが最後に効いてくる伏線回収も見事。
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文庫化結構早かった気がする。
「逃げる」ことに執念を燃やした可哀想そうな良い人が主人公の逃亡劇。
普通に面白かった。映画も見てみたい。
車の中のメモとか、ちょっと、ぐっと来た。
・・・んだけど、ちょっとテンポが悪かった気がする。
叙述が多かったからかな。
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ここ最近、伊坂幸太郎の作風が変わった気がします。
まず、主人公を登場させる前に、設定を広げて伏線を張るのに100P弱を割いている。今までなら話を進めながら伏線を張るのが多かったので、初めは少し戸惑いました。
個人的には風呂敷を広げすぎたけど、広げるまでに時間をかけすぎた感が否めない。
伊坂幸太郎の作品のなかで映画化向きな作品だったわけですね。
伊坂作品が好きだからこそ、この評価です。
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『だと思った。』
本屋大賞と山本周五郎賞を受賞した伊坂幸太郎の代表作の一つ。
ある日突然起こった、パレード中での首相の爆殺。
そして、その濡れ衣を着せられた主人公・青柳雅春。
巨大な陰謀に追われる青年の手に汗握る逃亡劇が始まる。
本編は第四部「事件」になります。
前3部「はじまり」「視聴者」「二十年後」でばら撒かれた伏線と
本編で時々交錯する過去の思い出とが逃走劇の中で次々と絡み合い、
「これがここで出てくるか!」と唸らされます。
セキュリティポッドによる情報収集、発砲をも辞さない圧倒的な暴力、
そしてマスコミによる情報の刷り込み・・・
この強大な黒幕から青柳は逃げ切ることができるのか?
結末は評価が分かれるかもしれませんが、
この疾走感溢れる一級エンタテイメント小説を書き上げた伊坂幸太郎に
『たいへんよくできました』
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どーしても読めない…
妹が伊坂幸太郎全巻集めてておもしろい!と勧めるので借りたものの…
どうしても1章から進めない(´Д` )
相性悪いかもしれない…