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素晴らしい本です
2024/10/29 17:28
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
手紙のやり取りだけで話が展開していきます。3つの話があり、私は最初の話が好きでした。なんか女の子同士の、少し私にも心当たりのあるようなドロドロというか、リアルでした。
再読
2023/06/21 22:02
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投稿者:ミキティ - この投稿者のレビュー一覧を見る
手紙だけで、映像が浮かんできてしまうとこが、湊かなえの表現のうまさだな~。事件だったり事故だから衝撃的な事柄なのに、手紙であるがゆえに、どこか落ち着いて受け止めることができていたような気がする。彼女の世界に引き込まれてしまう。
往復書簡
2022/06/13 23:31
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投稿者:凛 - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編小説集ではあるが、その中に繋がりも見られる、読んでいて楽しい一作。手紙のやりとりという形式なため、雑談のような会話も多く、続きが気になるようなものだった。
お約束のドンデン返し劇
2020/04/23 20:12
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
3編の中短編とエピローグ。
全編、手紙のやりとりで構成。どの話もお約束のドンデン返し劇で、しばし絶句しました。また、各話ともイヤミスではなくハッピーエンド(?)というのが良かったです。第1話の「十年後の卒業文集」では、女性間のドロドロとした駆け引きと展開の妙と言うことで、無理筋の設定には目を瞑ります。最も印象に残ったのは、第2話の「二十年後の宿題」のラストに恩師の真の狙いが判明したところかな。とにかく、一つの出来事を登場人物各々の視点で描写する湊さんの技巧は、天下一品だと思います。
面白かった。
2018/12/24 23:01
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投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んで後悔しない本だと思います。
お勧め。
映画も観たい
2019/01/13 15:53
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投稿者:HIDETO - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの作品も面白かったですが、やはりタイトルの往復書簡が一番楽しめました!
映画版の詳細は知らないのですが、原作とはかなりシチュエーションが変わっているみたいです。
是非映画も観たいです!
手紙
2021/11/15 02:56
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここに出てくる人たちは、手紙のやりとりをすることで救われた人も絆が深まった人も、また相手の悪いところが見えたりわざと傷つけたりしている人と本当にそれぞれ。
手紙って、メール以上に相手のことをじっくり考えながら書くから意外と本音がポロっとこぼれたりもするし、本当に想いのつまったものだなと思う。
手紙によって話が進む3編
2018/05/13 19:16
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
『十年後の卒業文集』
高校時代の放送部のメンバーで結婚式に集まった際に、1人欠けていた人物。その人物の過去には事故で顔に傷を負った悲しい出来事があった。それを手紙のやり取りを通じて明らかにしていこうとする主人公。しかし実際は…。
この話は手紙で話を進めるという本書のコンセプトにマッチする話である。それぞれがどのような思惑で高校時代と今を過ごしているのか。そしてそれぞれの考えが誤解を生じさせてしまう。真実は仮説ともっともらしさで隠されてしまう。仮説が現実に起こっている現象を説明することができれば、それが真実であるように思えてしまい、本当のことがわからなくなってしまう。そのことをよく表している。
『二十年後の宿題』
教師を定年で引退した竹沢より、これまでの教員人生で気になっていた教え子の現在を知りたいと依頼を受けた大場。大場は竹沢に毎年欠かさず年賀状を送り、竹沢に憧れて教師になったこともあり、その依頼を引き受ける。依頼された6人に共通するのは休日の課外活動で事故に遭った人たちであったことだ。大場はそれぞれの現在、事故への思いを聴き、そしてそれを竹沢に手紙で送る。そして最後、6人目は大場にとってあまりにも意外な人であった。
家族と生徒のどちらが大切か。それは教師という職業をしている人であっても、答えは1つだ。その両者を天秤に乗せることがそもそも間違いだ。しかし竹沢がなぜこんな依頼をしたのか。それを知ったとき、竹沢の本当の教師としての姿が映しだされる。
『十五年後の補習』
海外へボランティアへ行くことになった恋人との文通によって、2人にとって辛い事故の真実が明かされていく。記憶が蘇った万里子ははたしてどうなるのだろうか。
最後の最後まで真実がひっくり返るため、予想がつかない話であろうと思う。最後の“一年後の連絡網”で、2人の結末が明かされているという本話の仕組みも良くできたものであると思う。
短編集
2016/10/24 13:56
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投稿者:saya - この投稿者のレビュー一覧を見る
手紙で綴られる短編集。どれも意外な結末で面白かったです。私は特に十五年後の補修が好きでした。二十年後の宿題は切なかったです。
惣菜
2015/04/27 14:46
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投稿者:坦々麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう何年も手紙を書いてないが、言葉にするより文章にした方が人の本音がより明確に出るものだと感じた。吉永小百合主演の映画『北のカナリアたち』の原案である『二十年後の宿題』に目が行きがちだが、最後の『一年後の連絡網』でいい余韻で読了しました。読了後はロールキャベツと鶏のから揚げとポテトサラダが食べたくなった。
手紙
2021/12/22 23:00
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近はメールとラインばかりで、書かなくなった人はたくさんいると思いますが……。手紙形式の湊かなえ作品は珍しいと手に取りました。イヤミスの女王の作品にしては後味、まぁ……良かったです
往復書簡
2020/04/30 21:46
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投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る
手紙のやり取りで過去に起きた事故や事件のなぞがだんだんわかってくる。
三作品の短編なのだけど、最後におまけのようなかたちでその後の手紙をやり取りしていた人たちの様子がわかったりもして、なかなか興味深く読めた。
読みやすかった。
引き込まれました。
2015/08/17 14:20
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ記憶、楽しかった思い出を共有しているはずが、人によっては全く逆の記憶であったり、違った見解を持っていたり。それが手紙の中で鮮やかに描かれていて、一気に読んでしまいました。
女
2013/04/07 23:32
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投稿者:akkonny08 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どのお話も先が読めてしまいました。
だけど、何回も読みたくなる。
のは、きっと「女性」の存在感がとても強く描かれているから、と思ってます。
渚女史が書く女性は、いじらしい部分もいやらしい部分も嘘を感じづらいです。
私はいつも、そこにすごく惹かれています。