テレビドラマ化に期待?
2022/01/03 08:19
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投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書メーターのプルーフ本プレゼントに当選して発売の一足お先に読めました!涼介を信じて良いのか?まさに秋穂と同じ心境で読み進められます。ジャニーズ系の配役でテレビドラマ化しても良さそうですね。
悪魔の心を持った天使に翻弄される
2021/12/23 15:38
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
クライマックスのどんでん返し続きに驚くことになったが、この作者であれば、仕方がないか。医学知識を十分に活用し、物語をしっかりと補強していくのはさすがである。女性主人公と殺人犯との関係は、やはり歪だが、殺人犯は悪魔の心を持った天使であるから、仕方がないのかもしれない。面白く読めました。
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
図らずも自分の婚約者を殺した容疑のかかった男の命を救ってしまった救急医の物語。自分が助けた男は果たして犯人なのかそれとも冤罪で別に犯人がいるのか、救急医は苦悩します。同著者の作品は相変わらず伏線の張り方が明確で分かり易いですが、結末は猟奇的で面白かったです。
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投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
書名と作品説明で大まかにこんな感じの話かな、を良くも悪くも裏切らないで終わりでした。
バラバラ殺人事件ですが特に残酷な描写はないのでそこはサラっと読めました。
「真夜中の解体魔」らしき石田涼介、それに操られる人々…そこを楽しむ事に集中できなかったです。
おもに小松秋穂が…婚約者を殺された異常な精神状態だからなのか?な言動の繰り返し。他の人も同様で犯人に都合良すぎ、書名通り。
涼介は彼自身が言っていた特性を持っていて《最初》の事件を起こし《特別な人》を求めていたのでしょうか。
母親が亡くなったとき、その手をに頬ずりしていた。研修医時代の秋穂は涼介の頬に触れていて、今回は秋穂の手に頬を擦り付けてきた。頬に触れる描写が印象に残りました。
救急医療の緊迫感での始まりから最後の1ページまで止まることなく読了。
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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
連続殺人鬼に婚約者を奪われ病んだ救急医が救った美少年に殺人鬼の嫌疑が――。婚約者の仇を討つ為に事件の真相を探る女医と、殺人鬼の汚名を晴らしたい美少年のちぐはぐタッグで展開していくクライムサスペンス。
全体的に女医が空回って痛々しくてイラついたけど、その空回りが上手く作用した展開で、緊迫感があって面白かった。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
文体がなんか古くさくて読みにくかったです。たしかに、物語は、引っ張る感はありますが、そこがねー。ラストは驚いたけど、どうしても、秋穂が……これじゃあ、かなり愚かというかバカみたいで……。
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知念作品にしては珍しくイヤミスな感じがしました。でも、捲るページは止まることなく読むことが出来ました。やっぱり面白い。
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真夜中の解体魔」と呼ばれる殺人鬼に婚約者を殺害された救急医の秋穂。何とか立ち直り復職した病院に担ぎ込まれて来た少年・涼介。警察は彼が真夜中の解体魔だとにらんでいたが、涼介からは罠に嵌められたと訴え掛けられる。半信半疑ながら、涼介と一緒に真犯人を追う事になり…
涼介と言う少年がイマイチ掴み所がなく、悪魔なのか天使なのかを疑いながら読み進めていきましたが、真犯人が逮捕されホッとしたのも束の間、ずっと引っかかっていた婚約者の切り取られた指に嵌まっていた指輪の行方がラストで繋がった瞬間ゾッとしました。
マリオネットを操って居た真犯人が驚愕でした。
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別読書サイトで当選した知念さんのプルーフ本。既読者が全然いないけど読みたい人が1000人超えとは恐悦至極。最高に面白かった。救急医の秋穂の前に現れた中学生の涼介。しかし、涼介が自分の最愛の彼を殺害した解体魔の可能性がある。涼介を追う警察、涼介が殺人鬼なのか分からず困惑する秋穂。徐々に涼介の過去が明らかになってくる。最後の秋穂と殺人鬼との闘い、手に汗を握る攻防。久しぶりにバイオレンスを実感。でもそれだけでは終わらない心の揺れ動き、正義、信頼、多くの情動が誘発された。これからも知念さんの医療サスペンスを読みたくなった。⑤
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『大丈夫、あなたは助かる。私が助けてあげる』あなたは〈真夜中の解体魔〉なの? 運び込まれた麗しの少年、石田涼介、そして彼を助けるのは、婚約者を〈真夜中の解体魔〉に殺された医師の秋穂。疑い信じ、また迷い、疑い。涼介と秋穂の距離が徐々に近づき始めるあたりはぐっと引き込まれた。読み進めるうちに何人かの〈犯人〉らしき姿がちらつく。そして、結末は、、、、はぁぁんそうきました? 途中ちょっと中弛みしちゃって読書が停滞しがちになりつつ読了。医師の秋穂の言動、行動に気持ちがシンクロできなくていまいち入り込めなかった。 【髭女王】の紅さんは、とってもNiceなキャラクターだったなぁ。救われました。
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すごいすごい興奮しっぱなしの一気読みでした。これほどまでに医療現場の緊張感を描いた作品はないでしょう。医師秋穂の活躍に脱帽です。ラストのどんでん返しは他に類を見ない驚きでした。最高傑作をあなたもぜひ読んで下さい。
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小松秋穂31歳は救急医です。
石田涼介という中性的な美しい少年がバイクの事故で救急搬送されてきます。
そこへ、警視庁捜査一課の殺人班の美濃部と深川署の倉敷という二人の刑事がやってきて、涼介こそが世間を騒がせている三人を殺して解体した連続殺人犯『真夜中の解体魔』であるといいます。
なんと、秋穂のひそかに婚約していた医師の荒巻一輝も『真夜中の解体魔』に殺され婚約指輪をしていた左手の薬指を持ち去られていました。
秋穂はひそかに涼介を自分の手で毒殺しようとしますが、それに気が付いた涼介が「殺してもいいが自分は犯人ではない」と言い、秋穂も涼介が犯人ではないことを徐々に確信していきます。
涼介の為と、自分が亡き婚約者への本当の復讐をする為に真犯人を涼介とともに探し出そうとします。
涼介は秋穂のことを「ママと同じように特別な人だ」と言い出します。
まず、涼介の恋人の雪絵が殺された時間の涼介のアリバイがみつかりますが、証明できる人物は殺されてしまい…。
真犯人が見つかりそうになる度に「やっぱりあいつが犯人だ!」と何度も思い、二転三転し、作者の見事な手腕に騙されました。
最後の結末はなんだか、消化不良をおこしたみたいで、眩暈がするような後味でした。
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バラバラ殺人でいつも気になるポイントがある。
どのくらい細めにバラバラにしてるのかと、残置の仕方は上積み気味なのか横広げ気味なのか、重ねる順番は頭からつま先なのか逆立ちなのか、どうやって決めてるのか、適当なのか。気になる。
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まず、オネショタものは好みではない。仕事に信念を持ち、責任ある立場にある女性が簡単に籠絡され、翻弄される内容もナンセンスで好みではない。
その上で、かなり初期の段階から真犯人匂わせから判別できること。あからさまに怪しい。また、当て馬犯人もステレオタイプすぎて犯人らしい怖さを感じられない。
信頼して少年と心を寄せ合うパートで、読者も少年に心を許すべき箇所でも胡乱さを感じることから、絶対、間違いなく純粋な黒的な闇を抱えてると察せられる。
どうせやるなら「モンスター」くらい突き抜けて限界突破してほしい。
終始いらいらしてしまい、読後も不満が残る。
ところで、真犯人はバラした死体でどんな造形物を作ったんだろう。本編に記載されていないので、そこだけ気になった。
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星を迷って、『硝子の塔の殺人』を4にしたからそれよりは、うーん、となったので3…いや人に薦めようと思わないから2かな。
病院で助けた患者は、最愛の人の仇なのか、それともーーー?
読みやすくて、最後のどんでん返しもさすがだったんだけど、、、
いやー、うーん、わたしはこのひとの描く登場人物が好きじゃないな。
芝居がかってるというか。「どうして僕を助けてくれるんですか?」「あなたが私に似ているからかな」みたいなやり取り、恥ずかしすぎる。つらい。
『仮面病棟』はエンタメだし…、『屋上のテロリスト』は高校生たちだしまあ多少の主人公感が台詞に出ててもしょうがないかなと思ったけど、今回はもうだめ。
運ばれて来たのが目を疑うくらいの美少年でもう、ああ、て思ったけどそっからの秋穂先生が、彼の魔性に絆されつつも理性的に判断して彼を信じ、似た者同士として真実を追う私たち、みたいな状況に酔ってる感じが痛い。
涼介に貢いで鶏ガラのようにされたひとたちは被害者なのに、髭の女王は、そんなの此処にいる少女たちよりはマシよ、、って頑張って稼いだなけなしのお金をこいつらの自己満の慈善活動に使われるひとたちのこと何てこと言うんだよってすごく冷めた気持ちになった。結局涼介はただの悪人だったしな。髭女王、見る目なさすぎだろ。
あと一応涼介は虐待されてたり辛い過去があるんだから、暴力にはトラウマがあるかもしれないじゃん。なのに先生すぐ涼介殴るじゃん。殴った後抱きしめるって、典型的なDVじゃん。
大枠のストーリーはおもしろかったんだけど主人公たちにいちいち共感できなくてそこがとにかく残念だった。