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ハンモックナンバー
2022/03/12 18:37
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投稿者:Ken - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの「探花」は、殺人事件が起きた横須賀の公園の紫のバラを探すことからきているかと思いきや、なんと入庁時の成績通称ハンモックナンバー、中国の科挙にちなんだもので三番が探花で竜崎が三番、因みに二番が伊丹、そして一番が福岡県警から神奈川県警警務部長に異動となった八島。いつもながら事件の背景から横須賀の米軍基地に行って、司令官に捜査協力要請をしたり、米軍特別捜査官を特捜本部に参加させたり、八島を通して国会議員に面会したりで見事事件を解決。刑事部長になっても特捜に詰めて、現場が好きなのかなあと思います。何か竜崎の姿勢が好きなんですよね。
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神奈川県警の難しさ
2022/10/31 21:36
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
隠蔽捜査の主人公竜崎が神奈川県警刑事部長となって、横須賀での米軍基地がらみと思われる事件に対応します。前回の町田といい神奈川県警には難しい場所(地域)があるうえ警視庁との(ライバル?)関係もあり、対応が難しい。そこに竜崎がスカッとする対応をしますが。。。福岡が関係したりに、福岡県警から赴任してきた同期入庁試験トップの八島という男が登場したりとハラハラの要素が盛りたくさんで面白く読みました。
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たたき上げデカではなく
2023/08/03 06:22
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
キャリア組の刑事を主人公にしているのが斬新な味わいですね。同期のライバルはもちろん、県警が組織として抱えている問題にも鋭く迫っていました。
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タイトルが
2023/07/22 03:45
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーは、ハズレはないです、このシリーズは。ただ、タイトルがなんだろうと思っていたら、これは科挙から来てるそうです。つまり科挙の上位3名を表す「状元、榜眼、探花」の、探花。 しかし、出世しても現場が好きですね。
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地位協定
2022/02/23 21:19
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投稿者:たろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容は面白かった。
ですがせめて地位協定の17条を見て欲しかった。
基地の内外に関係なく米軍人が日本人を殺害した場合の一次裁判権は日本にあります。
ほかにもいろいろありますがマスコミの誤った情報だけでは…
まして反基地団体のプロパガンダを鵜呑みにした内容でした。
内容は面白かっただけに残念。
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シリーズ第9弾。安定の面白さ。
表題は科挙の上位3名を表す「状元、榜眼、探花」からのようだが、「紫の薔薇」にもかかっているのだろうか?
八島のキャラとしてはまだ弱いところが感じられるが、3名が出そろったことで、今後どう展開していくのか楽しみ。
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どこで、どんな立場に立とうとも、警察官としての自分の信条は決して曲げない、強い信念、ぶれないのが竜崎のやり方。それは例え、緊張感のある関係性を持つ米軍基地相手でも、国会議員であっても。
シリーズも九作目になると「慣れ」のようなものが出てきそうだけれど、今回も爽快な読後感で楽しませてくれた。
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ん〜面白かったが、出世してしまったからかなぁ??竜崎節というか、考え方?ごく普通の効率的な考え方を前面に出して、皆から驚かれるってシーンが署長時代から比べるとすごく減ってるように感じた。
そこがこの作品の良さだと思うのだが、、、、。
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面白かった!気のせいか、今までのシリーズの中でも、読みやすかった気がします。
今まで通り、竜崎部長の筋を通した仕事ぶりに、しがらみが多く、周りに気を遣っている自分との対比で清々しい気分です。
警察小説ですが、事件の中身より竜崎部長の考えや判断基準を羨ましくも感じます。出世は目的ではなく、権限が殖えることが大事。責任は上の人間が取れば良いだけ。その通りだと思います。
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いろんな要素が絡んでいたが、最後は見事にまとまった。
約半日で一気読みしてしまった。
「隠蔽捜査」シリーズの醍醐味は、序盤は登場人物が互いにギスギスした疑心暗鬼状態で始まるものの、中盤から後半にかけてジワジワと雰囲気が良くなり、終盤でグワーッと盛り上がり大団円を迎える、という麻薬的な気持ちよさがタマラナイ!。
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このシリーズも9作目。
第一作から読んでいるが、ぶれない主人公に感心する。
警察だけでなく、日本の官僚が竜崎氏のような矜持を持っていてくれたらと、いつも思う。そして、氏を支える同僚や部下。何と言っても奥様が素晴らしい。
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探花というのは3番目のことらしい。たんかで変換しても出てこない。
神奈川県警に竜崎が異動してから、町田の警視庁との合同捜査の次の事件は、神奈川らしい横須賀ヴェルニー公園(名は知らなかったが通ったことがある)での殺人事件だ。目撃証言から犯人は米軍基地関係者かと思われた。その為厄介な日米地位協定がらみの事件となるか。
横須賀福岡間で運航が始まったフェリーも事件に関連しているようで、福岡県警から神奈川に異動してきた竜崎の同期はトップの成績であったことが自慢の八島も絡んでくるか。
そして福岡県警だけでなく、千葉県警と警視庁にも協力をあおぐこととなる。
更にはポーランドに留学している竜崎の息子が、現地で逮捕されたとの情報も入り、これも事件に絡ませるのか。
随分手広く話を広げ、これ全部この事件で纏まるのかと心配していたのだが。
ポーランドは予想と寸分違わないし、国会議員まで出してきた八島の件も劇的なものではなく、どうも物足りない結構単純な事件となった。
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いろんな隠蔽があるものだなと感心するとともに我が身を振り返る。信じる道を迷いなく突き進むあり方に爽快感を感じる
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横須賀の米軍基地近くで起きた殺人事件。
ナイフを持った白人が、現場から逃走したという目撃情報。
米海軍犯罪捜査局(NCIS)捜査官が、捜査本部に加わる異例の事態。
竜崎伸也に、同期トップ入庁の新ライバルが出現。
息子がポーランドで逮捕?
今回も読ませます。
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相変わらずカッコいい竜崎に惚れ惚れしながらあっという間に読み終えてしまった。
しかし今回は、これまでよりも竜崎の名言は少なかったかな。
面白いには違いないし、テンポも良くすぐに読めちゃいました。