- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
マンションとの因縁
2024/10/22 17:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
築50年程のデザイナーズマンションに関わった人、住んでいる人のこの老朽化建物との因縁を書いている作品。題からみると単なる老朽マンション住み続けていいのかな?と思うが、そこには関わってきた各人の思い出や秘められた過去、建物自体の瑕疵があった。読み終わると多くのマンションは単なる物なのか?と考えさせられる。
本当に購入していい物件?
2023/05/06 18:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らずろ青木 - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒川紀章さんの「中銀カプセルタワービル」が連想させられる作品。古いデザイナーマンションの建て替えを巡っての住民や建築事務所が右往左往するドタバタ劇場かと思っていたら、思いがけずもの悪意が潜んでいる話です。
建てられてから長期間経てば、住民の方も高齢化、マンションも老朽化してきているでしょうし、様々な問題があるのでしょう。
登場人物たちの、様々な思惑が絡み合い原田ひ香さんの作品らしい結末持って行き方です。
負の遺産に住み続けて
2022/03/19 14:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
1970年代に流行った、メタボリズム建築を思い出します。長いローンを組んで購入した挙げ句、ツケを払わされることになる住人が可哀想ですね。
マンション
2024/02/16 18:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は、新しくマンションを買う人たちの話(短編集)かなと思って読み始めた。
途中で、登場人物が前の話に出てきた人物だと気づき、話が繋がっていくのかなと思った。
読み進めていくと、話の中心に、デザイナーズマンション「おっぱいマンション」があった。
そして、あっと驚く落ちが。
老朽デザイナーマンションの現実
2024/01/03 19:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰もがこの小説にでてくるマンションを、黒川紀章氏の作品とシンクロさせて読んだだろう。
あれはもう解体されたはずだが、そこに至るまでには、この小説のような紆余曲折がやっぱりあったのではと思いながら読んだ。
住処は人生の縮図
2023/02/25 20:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
マンションに住むといろんな問題があるだろうけど、その問題の解決が自分の考えだけでは済まないのが更に問題だ。
この物語は、有名な建築家が建てたデザイナーズマンションに暮らす人達と建築家の家族、弟子が登場する。
このマンションに住むことがステータスと感じるのは分かるが、生活に支障があるような欠陥があっては大変。
そんな欠陥マンションを建て替える話が出てくる。
そもそも住むことがステータスな住人にとって、建て替えると言っても、さあ〜どうぞとはならない。
しかしマンションを建てた建築家の娘はさっさとこの建物を葬りたいと考える。
弟子は何故か残したいと画策する。
物語は面白いが、市瀬の人生と管理組合を先導する実行力がなんかしっくりこない。岸田のむすめの婚約者の浮気話も読んでいて面白いが物語を横道に逸らせただけでは。岸田の妻香子の計算高さはもっと物語の中心で活躍するのではないかと期待してしまった。
デザイナーズマンション
2022/10/14 00:18
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
これ、日本のあちこちにあります。ただ、その全てが、こんな状態だとは思いませんけど……こういうデザイナーズマンションは、ありそうで。読んでいて、住人がお気の毒になりました……。デザイン優先の築年数が経ったマンションは水漏れ、歪みが出て、このままでは住み続けられない…って。