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電子書籍
文句なしのお勧め
2023/01/17 23:18
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでかなりのミステリー小説を読んできたが僧侶探偵ものは初めて。改めて著者の引き出しの多さに感服する。僧侶が主人公ということで、実直な人柄はもちろん仏の教えもたくさん出てくるしで好感度しかない。シリーズ化希望。
紙の本
友を救うために
2022/10/02 17:27
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
教誨師として刑務所を訪れ、そこで友人を見つけます。
友の人となりを信じている教誨師は、彼の無実を信じて彼なりの調査を始めます。
ここまでの調査力って教誨師にしておくの勿体ない・・・
友の死刑執行まで時間がない中でも調査は読者にも緊張があり、どきどきしながら一気に読めます。
電子書籍
安堵です
2022/06/11 19:24
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投稿者:タンタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後の最後にまたどんでん返し。
違和感をそのままにせず、追求して細かい所まで踏み込んだから1人の命が救えて本来罰を受けなければならない人間が炙り出される。
最後にホッとして安堵しました。
一気に読みました。
自分自身も、日々精進して過ごしたいと思います。
紙の本
大どんでん返し
2022/05/27 15:35
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投稿者:Jung - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初から最後の大どんでん返しに至るまで、実にスリリングで、おもしろくてたまりませんでした。これまでほとんど知らなかった教誨師のこともよく分かりました。
電子書籍
ドキドキ
2023/12/28 21:21
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投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
受刑者に正しい道を歩むよう教え諭す教誨師が主人公。集合教誨で大学時代の同級生と再会する。彼は受刑者でしかも死刑囚だった。当時の彼は死刑囚になるような要素は無いどころか、自己犠牲を厭わず人の命を助ける人間だった。その事から彼の罪に疑問を持ち真実の解明に奔走します。怒涛の展開で終盤のどんでん返しも期待以上です。
紙の本
死刑執行までのわずかな時間
2023/06/28 20:20
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投稿者:キレイな富士山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
教誨師という立場で、死刑囚の友人を救う。死刑執行までわずかな時間しか無いなかで、真相に迫るドキドキ感は何とも言えない。
紙の本
格差社会への警鐘と人の心の闇
2023/02/05 08:57
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投稿者:かずうさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
生活保護受給者の中に、不当な受給を受けている人たちが少なからずいることはよく耳にします。生活保護費の財源も無尽蔵ではありません。不当に受給している人たちには怒りを感じますし、何故その様な保護をしているのか、審査の甘さも感じます。でもそのために、本当に必要としている人、声を上げられない人たちが、この本の様に犠牲になっている事も、現実なのだと思いながら、この本を読みました。結局は一番弱い人達、本来なら救いの手を差し伸べる必要のある人達を、社会全体が見過ごしてはいけないと感じました。
紙の本
新しいキャラクターの登場
2022/11/30 21:01
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の主人公は、囚人に仏道を説く教誨師(という職業)で、今までの中山さん作品に初登場の人です。最近は、岬洋介や御子柴礼司といったキャラクターの存在感に助けられた、やっつけ作品が多くてガッカリしていたので、期待して読みます。
紙の本
どんでん返し
2022/11/12 21:21
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投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めての作家さんです。
タイトルとあらすじを見て読んでみましたが、予想以上に面白くて、何より読みやすかった。
残りページも少なくなり、本当にどんでん返しがあるのかと思いましたが、しっかりと返されました。
教誨師にスポットを当てたのも良かったです。
紙の本
中山七里のどんでん返し
2022/08/28 00:09
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投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
真宗の僧侶が教誨師として向き合った死刑囚は、自分の命の恩人だった。
若いカップルを登山ナイフで刺殺したという死刑囚という現在と、自らの命を賭して救ってくれた過去。人は変わるものだとは知りつつも、受け入れることができない主人公の僧侶。疑問は抱きつつも、教誨師として死刑執行までに自らの罪を顧みて心の平安をえさせるという教誨師の仕事を全うすべきか。それとも、かつての命の恩人は今も以前のままで、冤罪を疑い当人を問いただすべきか。
教誨師として接する中で、主人公は誰かの罪を背負って死ぬつもりだとの疑念が増すばかり。でも一体誰の身代わりになろうというのか。
本作では、事件の真相が明らかになるまでにかなりの紙数を使っていて、残りのページ数で犯人を明らかにできるのか?ということがだんだん気になり始めます。ここでいきなり真犯人がわかるなんていったら、ご都合主義が過ぎませんか?と思いつつの最終盤へ。読み進めると、真犯人はそこか~。いわれてみれば、伏線はしっかりと随所で暗示していたわ。
まんまと騙されたということと、大団円とで2重のカタルシスでした。
紙の本
死刑囚を救うことが出来るのか
2022/04/11 17:03
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
教誨師という、その活動内容がよく知られない役割を有する者が主人公の、大どんでん返しをもたらす物語。死刑囚になる意思をもって死刑囚となった人と、その人の旧友であり、教戒師であるものとの、葛藤を描きながら、仏典のような趣がある。どのような急転直下がもたらされるのかを、ワクワクしながら読み進めることが出来た。
紙の本
教誨師という仕事
2022/04/04 11:24
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
囚人に仏道を説く教誨師・高輪顕真。彼は教誨中に見知った男性を見掛けた。その男性は関根といい顕真と同じ大学で同じ登山のサークルに所属しており、顕真を冬山での遭難の危機から救った命の恩人であった。しかし彼は死刑囚でもあった。顕真は関根が起こした事件を調べ始める。当時の事件担当の警察官の協力を得て、真相に近づくが・・・・・。
最後は手に汗握る内容でしたね。真犯人はある程度予想できましたが、内容は面白かった。教誨師という職業があることに少し驚きました。
電子書籍
中山作品としては……
2023/11/26 19:43
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山七里作品としてはちょっと変わったスパイスありのお話でした。ラストはまぁ良し、として……。教誨師の高輪顕真が拘置所で死刑囚関根要一と再会。関根は昔、雪山で遭難時、命懸けで救ってくれたこと有り。
無実の罪で絞首台か、とドキドキ。