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投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んでお葬式のイメージががらりと変えられた。
今度自分がかかわるときにはこの本を読んで得られrた明るいイメージを生かせる葬儀にできればと思う。
これからの産業か
2022/11/30 13:52
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
今後もなくなることはなさそうな産業。
あるいみ、固いかも。
ストーリーとしては、単調だったかな。
第2作、3作と続くみたいだけど、このままじゃ飽きそう。
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お葬式をこんなにも考えさせられる小説を読んだことがなかった。霊が見える美空霊との対話が素晴らしい、美空と家族の絆も描かれ素敵なスピリチュアルファンタジー小説と言っても過言ではない。みなさんも読んで涙して下さい。震えて下さい。感動して下さい。
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最近、死をテーマにした小説を
手にする傾向がありこちらも気になり
購入しました。
葬儀屋さんのお話です。
葬儀に関してのあれこれもそうですが
大切な人を亡くした人々のお話は
やっぱり号泣です。
この話は亡くなった人と交流が出来る
僧侶や葬儀屋さんが出てくるので
ファンタジー要素と感じてしまう方も
いるかもしれませんが不思議と私は
そう感じなくこう言う事があっても
不思議では無いよなとストンと
受け入れられました。
亡くなった本人、家族の想いが
濃く描かれているので涙なしには
読めませんでした。
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訳ありの葬儀ばかり手がけている男性と一緒に仕事をすることになった女性の物語。設定が面白いが、少しキャラの人間性が薄かった気がする。
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「区切りとなる儀式を行って、一歩先へと進むお手伝いをする、やりがいのある仕事でもあるのです。」(p180)
お仕事小説だと思って読み進めていたら、1話目の結末に号泣。
1話目以降も予測できない結末に驚きつつ、さらに泣いている自分がいた。
本を読んで泣くという初体験をした大事な一冊になった。
私は一度だけ、亡くなった人が目の前に出てきたことがある。
話したり触ったりすることはできなかったが、霊感があるとこういうことが毎日続くと思うと、かなり疲れるなと思った。
こういう経験があったからか、この小説の内容がスピリチュアルやファンタジーとは思わず、主人公に霊感があることを素直に受け入れられたんだと思う。
泣きたい時や、仕事等でやりたいことが分からなくなった時に読み返したい一冊。
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坂東会館で働き始めた美空は葬祭ディレクターの漆原らと共に日々仕事に励んでいる。慌ただしい中で納得して見送ることは、残された人の願いだと思う。美空や僧侶の里見が、逝った人の気持ちに寄り添えるというのは、とても羨ましくなった。誰にもわかってもらえず凄まじい亡くなりかたをした奈緒さんが、最後によかったと思える旅立ちでほっとした。
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葬儀場を題材にしたお話は初めて読みました。
そのため葬祭ディレクターという役職がいることや、葬儀にここまで準備が必要なことを初めて知りました。それぞれ様々な想いがあって生きている。そのため生きている今の時間を当たり前と思わず誰かと過ごせている今を愛おしく想うことがどれだけ大切か、そして生きている人にしか出来ないことがあることを改めて教えてくれる素敵なお話でした。
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読み進めても、なんかぼんやりした小説。なぜだろう?と思うが心に迫ってくるものがない。変わった業界だからその興味だけで読んでみた気がする。
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娘のいる20~40代女性は涙が止まらなくなる一冊。職場で読むと泣いた(泣きそうな)状態で仕事をすることになるので家で読むことをおすすめします。ひなちゃんやお姉ちゃんのようにこの世にはいなくてもいつまでも家族という気持ちを大切にしていきたいと思わされました。また、あまり馴染みのない葬儀場の仕事について学べるのもとても興味深かったです。
●みんなこういう風にわかってもらえればいいのに
旅立つべきなのに旅立ってない人が見えてしまう登場人物。最終的にはどの話も安心した状況で旅立てるのですが、ここで現実と比べてしまうのがわたしの悪い癖です。現実は分かってもらえないまま、思いを伝えられないまま亡くなることも多いのではないでしょうか。普通の人には見ることができないからこそ普段から想いは小出しにしておくことが大事です。
●ひなちゃんのお父さんの行動はとても参考になります。
幼い娘を亡くしたお母さんと死を受け入れられないひなちゃんの描写がつらくてつらくて・・。そこでお葬式で行動したお父さんの温かさは娘を亡くすという大きな出来事を乗り越える大きな力となると思いました。実際のお葬式で急にこういう行程変更はできるのか気になりました。
●偶然、本書と同時に「死後の世界はない」という内容の本を読んでいたのですが・・
本書では霊が見えるのもあって相反する内容で興味深かったです。霊が見えないわたしたちは満足するまでその方の死を悼み、忘れないことが一番現実的な方法だと思います。「霊が見えて話ができたらいいのにな」というアイディアは見えないからこそ思うのかもしれません。
ちなみに、同時に読んでいたのは
「「前向きに生きる」ことに疲れたら読む本/南直哉」
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初読みの作者さん。少し前のほんやだワンさんのレビューに惹かれて買ってみた。
葬儀社でアルバイトする霊感を持った女子大生(その後、そのままそこに勤めることになる)のお話だが、仕事柄たくさんのご葬儀に参列してきて、多くの喪主様やそのご家族、葬儀を取り仕切る人々を見てきたので、冬になれば毎週のように葬儀に参列したことや働き盛りで亡くなった従業員のこと、子どもに先立たれた親御さんのことなどが思い出された。
お話は、お仕事小説っぽくもありミステリーっぽくもありファンタジーっぽくもあり、悪く言うと今ひとつ焦点が定まらない感じがあったり、主人公の描き方も物足りないところがあったりと、小説としてはやや生硬さを感じるのだが、それでも話の内容にはとても惹かれるものがあった。
物語の中では、いずれも若くして(一人は幼くして)思いがけなくこの世を去った人々が描かれるが、ある種の“気”を感じ取り死者と話が出来る主人公・美空と僧侶の里見、二人のような能力はないが優れた観察力と対応力で現の出来事を収めていく葬祭ディレクターの漆原を通して、先立たれた人たちの悲しみだけでなく、当の亡くなった人がこの世に残した思いまでが切実さをもって表現されていて、読んでいてこちらまで胸が痛くなった。
加えて、『亡くなった人をちゃんと見送ってあげたい』とか『一緒になってそのお気持ちを受け止め、区切りとなる儀式を行って、一歩先へと進むお手伝いをする』といった言葉を美空や漆原に語らせることで、そうした場に立ち会う者としての矜持にも触れることが出来る。
解説を読めば、作者の言葉として『亡くなった主人に対して、生前にこんなことを言ってあげればよかった、彼からの問いかけにこう答えればよかったという思いが強く残っていました』『漆原のセリフは、主人の看病をしながら生と死について、ずっと考え続けていたことが如実に反映されています。私自身、誰かに言ってもらいたいと言葉だったと思います』ということが書かれていて、この物語を貫くその切実さのわけに触れたのだった。
「グリーフケア」(身近な人を亡くして悲嘆に暮れる人に寄り添い、立ち直るまでの道のりをサポートする遺族ケア)という言葉を初めて知った。
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葬儀社で働くのは切なくて大変だけどとてもやり甲斐がありますというお仕事小説
ありがたいことです
みんないい人達だから…
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じわっとくるお葬式小説です。「ある能力」とか「綺麗事」とか気になるところはありましたが、葬祭の仕事への各々の心意気が伝わり、好感が持てました。将来はこんな葬儀社にお願いしたいです。
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「3+1回泣ける!」的な帯に惹かれて購入。
とある葬儀屋で働く女子大学生の物語で、いわゆる「お仕事」系の仕事かなと思ったら、主人公には霊的なものがみえるという設定でびっくりした。
辻村深月さんの『ツナグ』、小川糸さんの『ライオンのおやつ』が面白かったというには刺さるのかも。
ただ、自分にはあまり刺さらなかった。
死者とのやりとりを描いた作品のメッセージって結構一辺倒で、「死はつらいけど、せめて死後の世界はやさしいものであってほしい」という考え方は素敵なのだけど、綺麗すぎるというか、宗教書を読んでいるような気分になった。
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葬儀場が舞台のお話。死がテーマということもあり、毎話泣いてしまった。自分も故人と対話できたらいいのにと、ファンタジー要素はあるが、温かく、漆原のキャラクターも素敵だなと思った。ドラマで見てみたい。