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高い評価の役に立ったレビュー
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2022/09/10 22:26
すれ違いの末に
投稿者:華凜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
櫂と暁海の高校時代の花火の思い出を軸に話が進んでいる印象です。2人の思いのすれ違いや周りにいる人々から見える姿に悩み考えていく情景があります。結末は一般的には受け入れるのが難しいところがありますが、全員が納得した生活が送られていると思いました。
低い評価の役に立ったレビュー
11人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2022/09/09 17:13
昭和作品
投稿者:テレキャス - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは昭和の作品です。
田舎の住民の描写は垣谷美雨のパクリ、LGBTを今ネタにするのはただの流行りに乗っているだけです。
圧巻!
2022/09/03 00:50
13人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
雑誌掲載の時に読んでいて、雑誌では、2回に分かれていたので、前半を読んだ時は、後半が待ちきれなかったです。
テーマは、ヤングケアラーになるのかな?
あらすじを言ってしまうと、平凡とも言えなくは無いですが、一度、読み始めると、内容に引き込まれて、どっぷり浸かってしまい、夢中で読んでしまいました。
最初のつかみも絶妙で、プロローグが、どういうこと?から始まって、だんだん話が進んでくると、なるほど!と、唸らせてくれます。
やっぱり、花火のシーンは、泣いてしまいました。
すれ違いの末に
2022/09/10 22:26
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:華凜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
櫂と暁海の高校時代の花火の思い出を軸に話が進んでいる印象です。2人の思いのすれ違いや周りにいる人々から見える姿に悩み考えていく情景があります。結末は一般的には受け入れるのが難しいところがありますが、全員が納得した生活が送られていると思いました。
自由に生きること
2023/02/13 18:38
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
人は生きていく上で、知らず知らず、この社会には生き方の正しい基準や標準というものがあると思い、日々生活していく、そんな思いを揺るがすことができる物語だった。恋とか愛とかは、必ずしも結婚という形式に必要されず、生きる上での互助会だと教えてくれる物語でもある。自分の人生を生きることを誰かに許されて行うものか、そんなことはない、誰もその人生の責任は取ってくれないのに。自分がどうありたいかの選択権は、自分の中にしかないのに、知らないうちに、他に委ねてしまっている自分に気づいた。
多様性
2023/01/26 09:54
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
2023年本屋大賞ノミネート&第168回直木賞候補作。
「退屈ごと愛していた」
無垢な高校生の夏から30代までの男女の深い精神の結び付きを描いた、心揺さぶる壮大な愛の物語。
二人の秘めた強さと未成熟さが不安定な海波を連想し、すぐに島の情景が浮かび心地好いテンポで一気読み。スマホもあり設定は昨今だけど、独特な島の風潮が生み出す閉鎖感と不便さが簡単には繋がれない昭和臭を醸していて、一瞬一瞬がとても貴い時間のように感じられた。特に時間を無駄にするな等の直接的な描写はなかったものの、この作品の伝えたいものの一つであろう「貴重な時間」を、無意識に刷り込まれた。「四万円」にしたら早く終わってしまうのに、それでも繋がりたかった櫂の切実さ――凪良氏はきっと櫂と同じように身を削り書いたんだろうな、と勝手に想像し余計に苦しくなった。
SNS等で簡単に何でも共有出来ちゃう時代だけど、誰も共感してくれなくても自分達だけわかっていれば良い事もある。
ヤングケアラーや凪良氏十八番の性的マイノリティ等、表に出難い問題にも斬新な切り口でフォーカスし、更なる多様性を示していた。
星を見る度に二人の愛の形を思い出す、つまりは一生忘れないだろう作品。
スピンオフが待ち遠しい。
切なくて美しい物語。
2023/04/26 22:17
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:葵 - この投稿者のレビュー一覧を見る
凪良ゆうは複雑な人間関係を描くのが得意な人だと改めて感じた。暗くて、苦しくて、切ない凪良先生の物語の中に、一筋の光が差し込む瞬間が好きだが、今回もそんなわたしの好きな瞬間がつまっていて美しい物語だった。
美しく切ない本
2023/04/02 21:01
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本が大好き!! - この投稿者のレビュー一覧を見る
親に人生を振り回されながら生きてきた2人の男女が、恋をし、すれ違い、互いに成長していく様子が、著者の凪良ゆうさんの繊細で美しい言葉で描かれていて、結末を読んだ瞬間には涙が溢れ出てきました。自分らしく生きることの困難、その困難が自分の人生にとっていかに意味あるものであるかを教えてくれる1冊です。
さまざまな生き方
2023/04/30 05:45
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TOKU - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年から本を読むきっかけになったのは、凪良ゆうさんの作品に出会ったからです。こちらも小説雑誌掲載から読ませて頂いておりました。BL作品も含め凪良さんの作品に共通してるように感じる、多くの人は噂や偏見、勝手な価値観を押し付けてあれこれ人のことを言うけど、人それぞれの事情や感情があって、いろいろな形の生き方があり、それで良い。と強く思わせてくれるとても素敵な作品でした。
読書が不得手だった私でも、凪良さんの作品は何度も読み返したくなります。
美しく切ない作品です。
2023/04/16 18:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうり - この投稿者のレビュー一覧を見る
BLの頃から凪良ゆうさんのファンです。購入しておきながら未読だったのですが読み始めたら一気に読破してしまいました。同じような苦しみを抱えた主人公二人が惹かれあい、愛し合いながらもすれ違っていく心理描写も見事で、美しい文章で綴られる物語に引き込まれました。主要登場人物みな魅力的です。とくに北原先生。ラストシーンは切なくも美しくて泣いてしまいました。本当に綺羅星のように美しい素晴らしい作品です。
凪良さんの小説の中で一番好きだ
2023/01/16 20:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の恋愛しか見えない母親を持つ櫂。
父親が愛人のところに入り浸って帰って来ない家庭で育つ暁海。
二人は不安定な家庭に翻弄されながら、運命のように惹かれ合う。
漫画家を目指し東京へ旅立つ櫂。
一緒に東京へ行きたい暁海だが、母親を置いて行けないと島に残る。
遠距離恋愛ながら、漫画家の夢を実現させようと懸命に書き続ける櫂と母親の面倒を見ながら納得いかない仕事を続ける暁海はお互いを愛しむように二人の時間を過ごす。
しかし、櫂の仕事が売れていきお金をどんどん稼ぐようになった辺りから二人にすれ違いが生じる。
櫂と暁海を交互に書きながら二人は年齢を重ねる。
二人の決して分かり合えないそれぞれの思いも理解できる。
順調だった櫂も相棒の事件で漫画界から追放されてしまう。
暁海は島で耐えながら母親との生活を過ごす。
いつまでこの生活が続くのか
いつか自分の夢を実現出来るのか
二人はそれぞれ惹かれ合い、すれ違い、成長していく。
自由になるために、何かを捨てるのではなく、掴むだけなんだ。
余韻がすごい
2025/02/19 11:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mm - この投稿者のレビュー一覧を見る
凪良ゆうさんの本は、【流浪の月】を読んだことがあり本屋やネットでもおすすめされていたので今回【汝、星のごとく】を読んでみました。文章が繊細で儚く、でも心にグッと刺さるものばかりでした。最初は若い2人の青春恋愛かと思っていたけど実際は全然違く、考えさせられました。読み進めると苦しいし切ない。登場人物みんな何かを抱えていて主人公の2人にはどうか、どうか幸せになってほしいと祈りながら読んでいました。物語の最終はずっと泣きながら、何度か読むのを辞めようかと思ったけど最後まで読んで良かった。ハッピーエンドかと問われると考えてしまうけど、暁海と櫂はこれで良かったんだろう、幸せだったんだろう。2人の人生の一部に自分も入れたかのような気分になった。感想もここに書き収められないくらい私の心に刺さった1冊です。続編の【星を編む】も早速購入したので読むのが楽しみです。
汝、星のごとく
2024/12/29 00:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:我妻善逸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人それぞれ考え方、生き方、境遇いろんなものが違って時に衝突したりもしますがその中で自分がどうしたいか、本当に大切にしたいものは何か、気付かされる作品でした。
濃厚な人生。
2024/12/22 01:36
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投稿者:おーの - この投稿者のレビュー一覧を見る
ものすごくたくさんのことをぎゅっと凝縮した約30年間を駆け抜けたふたりと、それを取り囲む人たちの濃厚な物語。
物語の中に入り込んでしまったように一気読みしました。
周りにどう見られてるかではなく、自分たちが知っているならそれでいいと達観できるまでの葛藤。強さや弱さや優しさや醜さや色々な気持ちが複雑に混ざり合って、人物像がありありと浮かんできました。
何度でも読みたくなる小説
2024/08/01 10:06
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投稿者:あまぐり - この投稿者のレビュー一覧を見る
思い通りに生きられたら良いのに思うようにはいかなくて。
幸せになりたい
ただそれだけのことがうまくいかない。
もがいてもがいて生きた先のラスト。
描写が丁寧でどんどん惹き込まれていきます。
夏のこの時期に何度でも読みたくなる小説です。
ミニドラ
2024/07/22 09:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミニドラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
環境が変われば人が変わる、とよく言われるものだ。
もちろんそれは、良い方向にも悪い方向にも。
そして、愛とはまた難しいものである。
もどかしさ
2024/06/30 14:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:say - この投稿者のレビュー一覧を見る
思うように生きられないもどかしさを、最後まで感じる話でした。
ひとつの事実は、その人により受け止め方が違う。持っている荷物も違う。ただ、受け止めてくれる存在がいてくれれば…と願いながら読み進めました。
最後まで読むと、プロローグの印象がガラッと変わります。