電子書籍
面白い!
2023/12/15 09:22
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まる - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりの京都を舞台にしたお話
めっちゃ面白いです
紙の本
生ききることができなかった者への優しい思い
2024/01/21 09:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
万城目さんの世界が十分に展開sされ、妄想も広がり、結末は、とても柔らか。京都の町を縦横に動きながら、過去の奔走しながら思いを遂げられなかった若者たちと、現代の若者が関わる姿は、優しくすこし切ない。生ききることができなかった者への作者の想いが伝わる。
紙の本
御所のグランドという特別な空間で、
2024/03/16 16:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ情熱を注ぐ別の時代の人が交差する。部活とか、スポーツとかってそういう類ものとして真っ先に思いつくけれど、大人が何かに熱中できる現代だろうか。それができたら、もっと明るい時代になるかもしれないと思わせてくれるところが、万城目さんらしい!とても清々しい気持ちになった。
紙の本
京都だからかな
2024/02/22 20:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オデダンクス - この投稿者のレビュー一覧を見る
万城目先生らしいライトなお話
だけど、京都っぽく、品がある
後半がメイン
大学の単位取得の条件に、野球をやることを教授から提案されるストーリー
何それって感じだけど
ゆるい流れの中、進んでいって
後半に、巻き込まれる感じ
伏線回収なんて野暮なこと言いたくない
こういうことが起きるのも
京都だからかな
それぐらいが丁度よい
京都だからですませる感じがお上品かな
紙の本
ライトな読み口
2023/09/04 14:09
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
2つの作品、どっちも良かったです。
駅伝とかマラソンの選手って、めっちゃ速いよね。
あっという間に走り去っていく感じ。
京都のお盆時期早朝の草野球、なんとハードで迷惑な。
人数はなんとかなる不思議。
紙の本
爽やかな万城目節
2024/03/30 00:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
素っ頓狂な展開に
コミカルな語り口。
でも最後は清々しく、
エネルギーが満ちてくる感じ、
すごく良かったです。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりの京都が舞台の万城目さん作品。
最初の「十二月の都大路上下ル」を読んだ時には、これはこれで青春だったし、京都っぽいし良いのだけどもっとぶっ飛んだ万城目さんが読みたいのにーと思ったけれど二作目の表題にもなってる「八月の御所グラウンド」を読んで、「万城目さんごめんなさい」と思ってしまった。ぶっ飛んだ作品ではないけど、切なくて京都ならではで、とても良かった。
沢村賞は知っているけど、沢村栄治という人がどれだけすごかったのか、どんな最期だったのかも知らなかったので、泣きそうになってしまった。
これはお盆の頃に読むべきだったな。
投稿元:
レビューを見る
【京都が生んだ、やさしい奇跡】ホルモー・シリーズ以来16年ぶり。京都×青春感動作。京都で起きる奇跡のような邂逅とドラマとは?
投稿元:
レビューを見る
ちょっぴり切なくて、でもほんのり温かい作品。
高校駅伝の話は、前向きになれる少女たちのお話。サカトゥーを鼓舞するのに一役買った新撰組が面白すぎる…さすが万城目さん!!
表題作は、自分の上司たちを立てるために朝イチから野球を行う若者たちを描いていると思いきや…
まさかの展開に、胸がギュッと締め付けられた!
また終戦、送り火の日に読み直したい1作
投稿元:
レビューを見る
万城目さんらしい小気味いい文体。初期のホラ話に全振りした作品のエッセンスを残しつつ、テーマ性を感じる作品だった。収録2作品とも高校生におすすめしたい青春小説。「八月の御所グラウンド」は考えさせられる内容でもあるので、読書感想文にもおすすめ。
投稿元:
レビューを見る
真夏の、とてつもなく暑い中であろう中の描写からの中盤からの畳み掛けるような展開。
はっとさせられると共に切なく、心が形あるものならばギュッと掴まれるような、そんな気持ちで最後まで駆け抜けた。
切ないけれど、それでもなんだか読後はすっきりとした気持ちだった。
投稿元:
レビューを見る
設定にむむむーっ!?ってなりながらも
京都ならあり得そうと思ってしまうのか
万城目ワールドだからそう思うのか(笑)
最初の駅伝の話は物足りないくらいサラッと読了
そのあとの表題作は読後感が良かった!
でもいつもの万城目さんを思うとちょっと控えめだったかな?
8月の京都の沸騰しそうな暑さには激しく共感!
星3.5!笑
直木賞受賞作
投稿元:
レビューを見る
待望の万城目さんの新作です~!
本書は京都を舞台にした二作品・・
・女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、方向音痴な女子高校生の物語「十二月の都大路上下ル」
・借金のカタに京都御所のグラウンド(御所G)で行われる謎の野球大会に強制参加することになった大学生を描く表題作「八月の御所グラウンド」
・・が、収録されております。
うん、いいですね~。
京都×青春=これぞ、私の大好きな“マキメワールド”の原点でございますよ!
1作目の短編「十二月~」では、レギュラーの先輩の体調不良によって、急遽駅伝大会に参加することになった、1年生の“サカトゥー”こと坂東さんの方向音痴っぷりのような独特のトボけた味わいの中に、ちゃんと走ることへの向き合い方や同級生への友情も描かれていて、爽やかな仕上がりになっています。
そして、沿道を並走する“新選組”(!?)という不思議現象も何だか京都ならアリなのかも?なんて思ったりもしますね。
そして、表題作の「八月~」が、これまた秀逸。
“たまひで杯”なる、草野球の大会に早朝から参加させられる朽木君と、“チーム三福”のメンバー&加えて“謎の助っ人”達が繰り広げる、“思わぬ熱戦”に読んでいる私も手に汗握っちゃいましたよ。
個人的には中国人留学生・シャオさんのキャラがナイスでした。
そして、お約束の(?)不思議要素、“助っ人”の方々についての考察にはちょっと鳥肌というか、結局真相は解明してはいないのですが、
「ああ、そうか」
「みんな、野球がやりたかったんだ」
・・の台詞には、胸がギュっとなりました。
終盤の朽木君と多聞君が「五山送り火」を見ながら語り合うシーンも、胸にじんわりと切なさと優しさが広がっていくような思いで読みました。
“たまひで杯”の結果はどうなったのか、そこはわからないまま終わるのが残念ですが、送り火の灯が少しずつ消えていくような、しんみりと寂しいけれど何とも心地よい余韻に浸らせて頂きました。
二作品とも、温かな読後感ですごく好きだっただけに、もっと長い話で描いてほしかったなぁと、ファンとして勝手な要望を抱いてしまった次第です。
そういえば『あの子とQ』の続きはどうなっているんだろう(え?ありますよね?)、万城目さん、そちらもお願いしますよ~。
投稿元:
レビューを見る
今度のマキメは...
じんわり、沁みた〜
万城目学にこんな気持ちにされるとは!
割と図書館ユーザーなのですが
(ほぼ仕事で読んでるため)
衝動的に購入したこの本
正解だったー
おうちに置いときたい
子どもたちにもすすめよーっと
投稿元:
レビューを見る
物語の舞台は、真冬と真夏の京都。
「八月の御所グラウンド」の『たまひで杯』の設定が面白い。
お盆の時期でもあり、戦没者にまつわる話は切なくもある。
シャオさんのキャラがなかなか良かった。
京都好きな自分としは、京都が舞台の本がまた一冊増えた。