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投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯罪等の問題行動は、生育環境も重要な要素です。犯罪まで行かなくても、これは問題と思われる人の原因がしっかり書かれていて参考になります。
紙の本
うちはどうなのかな?と思った時点で
2023/12/01 08:00
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投稿者:somaandsinko - この投稿者のレビュー一覧を見る
乳幼児の育児本は読んでも参考にならなかった経験があり、今さらかしらと思いつつ読みましたが、子どもが思春期にさしかかった頃こそ注意すべき点がわかりやすく書かれていて参考になりました。
挙げられている事例はどれも極端なケースですが、「自分のせいじゃない、誰々が〇〇しなかったからだ」の他罰的思考は大人になった今でも多少は心当たりがあり、我が身を振り返るのにも有益でした。
寿司に悪戯してSNSにあげる、特殊詐欺に加担、違法薬物に手を出してしまうなど、最近気になる子どもを取り巻くニュースについてもそこに至ってしまう心理が解説されています。
この本を手に取った時点でその人は子育てに関心がないわけではない、本当に子どもに無関心な親には直接は届かないかもしれないが
これを読んで教育に携わっている大人が話を聞いて認めてあげれば子どもは救われるという一節が印象に残りました。
紙の本
『犯罪心理学者は見た危ない子育て』
2023/10/08 19:13
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子育てを4つのタイプに分類
・過保護型
・高圧型
・甘やかし型
・無関心型
「普通の家庭」の子育てが行きすぎて「危ない子育て」になってしまう危険や注意点を、実際の非行・犯罪の事例をもとに解説する
《送り迎え・宿題・声かけ・お手伝い・食生活・おこづかい・ゲーム etc.
それ、過保護かも。》──帯のコピー
1万人の犯罪者・非行少年の心理分析から見えてくる「子育ての失敗事例」を子育ての学びに変えていく
著者は犯罪心理学者
フジテレビ「全力! 脱力タイムズ」にレギュラー出演しているあの出口先生
テレビのキャラとは異なって本書はいたってまじめな子育て本、2023年8月刊
巻末に「子育て4タイプのチェックリスト」付き
好評で9万部突破の前作『犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉』(2022年8月)では親の「言葉」に着目したのに対し、本書では「養育態度」に焦点をあてて語る
両書とも一読、再読、三読の価値あり
紙の本
親の養育態度の影響
2023/11/26 12:30
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
非行に走る子どもの背景には親の養育がある、という話。大まかに分けるとそうなのだろうが、子育てというものは思うようにならないものであり、難しいものである。
結果的に見て分析するとそうなのだろうが、極端な例は別として、いわゆる「普通」と思われていた子の事件では、親だけを責められるのだろうか…とも考えてしまった。
参考程度に読む本。
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子育てに迷いが生じたときに読むと良い本だが、頑なな「子育てのやり方」を持つ親にはあまり効力のないと思う。
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未成年者犯罪で親の子育て的な情報が垣間見えることがある。子育ては4つのタイプがあり、偏ることが危ないとの主張。確かに!、と思う面もあるので読んでみたい
#犯罪心理学者は見た危ない子育て
#出口保行
23/8/5出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3DIC0L5
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犯罪心理学者がなぜ子育て?と思いました。
しかし、子育てのヒントにあふれていて非常に興味深く面白かったです。
子育ては未来に対する投資、未来の社会に対する貢献であること。子供のよりよい将来のために書き下ろしているのがよくわかります。
どの家庭でも必ず4つのタイプで子育てされている。
私自身がどこに当てはまるのかと明確だったので、つい引き込まれてしまいました。
とても読みやすく、多くの子育てをしている方に読んでいただきたいのはもちろん、自分がこのような傾向にあるのはこのような育てられ方をしたからだったのか…とスッキリもできる一冊です。
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今から20年ほど前、『子どもを非行化させるコツ教えます!~小田原少年院~』と言う情報を得てそれを踏まえて、金銭教育の基礎原稿を考えたことがあったが共通する視点が多くあり感慨深いものがあった。
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どういった家庭環境が少年犯罪に繋がるのか。
極端に偏ってしまうとどうなるかが、実例を掛け合わせ紹介されている。
この本で挙げられている家庭は、完全に保護者のせいで、子供が犯罪へと手を染めている。
保護者達が少しでも、自分達の子育ての違和感に気付き改善できていれば、子供達は罪を犯すことなく、穏やかに健やかに成長をしていたかもしれないことを思うと何とも悲しい。
しかし全てが他人事ではなく、自分もついやっているよろしくないことが、いくつか紹介されていた。
本書にて、保護者の価値観や関わり方が与える、子供への影響の大きさを再認識できたので、子育てを定期的に俯瞰的に捉えること、子供の気持ちを聞くことは、意識して実践したい。
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それほど極端では無いものの、当てはまる部分があるなぁと思いながら読んだ。必ずどれかの分類に当てはまるというのは納得。本書内容に留意して子育てしていこうと思った。
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各ケースの発生原因が理論的に綴られていたので、分かりやすかった。子どもはまだまだできる予定はないが、意識して生きていこうと思った。
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本書を手に取った理由は、私自身が関わる子どもたちの中に気になる子どもがいるからです。
何が気になるかと言うと親子関係です。
それで何かヒントはないか、得られるものはないかと手に取りました。
正直、ヒントが見つかったは判りませんが、読んで良かったと思えました。
子育てをされている人、された人は考えたことのある事柄もあるかと思いますが、子どもとの関わりについて、とても解りやすく書かれていて納得いくものばかりでした。
子どもの将来のために、これから子育てを経験される方、子育て中の方、子育て一段落の方、色んな方に手に取って欲しいと思いました。
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犯罪心理学からみた子育て、新しい視点で興味深く読めました。親を4タイプに分けてそれぞれの陥りやすい傾向が強弱ありながらも自分に思い当たるので、親として要注意なタイプなのかなぁと落ち込みます。普通、子育てって愛情持ってやってるから感情が揺さぶられることも多いのだけど、気まぐれにならず4タイプどれにも偏らず、親自身のメンタルを安定させて子どもと向き合うってことが大切と思いました。
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・都市化と核家族化が進み閉じられた子育てになりやすく、周りからのアドバイスが得られない結果、現代は偏った子育てになりやすい
・子供が親のしたことに対し声を荒げて怒る=SOS
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非行少年と関わる経験が豊富な筆者だからこそ書ける犯罪心理学からの子育て論、多くの気づきを得ることができた。教員を20年以上続けていて、なんとなく経験則でわかっていたことの確認ができ、あの時こう接していたらという後悔も覚え、今後の教員生活に活かせそうなものばかりであった。付箋をつけたところを繰り返し読んでいきたい。