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音楽は皆に平等
2024/01/02 21:17
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投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回のシリーズは、ミステリーというよりも、人権問題をメインにしていると思った。憤りを感じるところがある中で、岬洋介の言葉がしみる。
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そう、音楽は国境も人種もあらゆる差別をも越えられる。
2024/05/28 19:53
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投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
そんなことが起こるわけないって思っていると多分できない。目の前に流れてきた音楽をただただ感じてみると、頭で考えすぎていたり思い込みすぎてしまっていた部分がふと緩んで、人が人と繋がることがとてもシンプルにできると気づく。やってみたらわかるよ。
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音楽の素晴らしさは普遍!
2024/05/05 12:47
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
岬くんと一緒にショパンコンクールに出ていたアメリカ人ピアニストが、ガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルーを岬くんと2台ピアノで弾きたいと望み、トランプ大統領がモデルと思われる移民排他的な大統領が当選してギスギスしているニューヨークでコンサートを開くという内容。大統領の暗殺計画と並行してストーリーが進み、誰が暗殺者かギリギリまでわからない展開で楽しめました。現実世界の出来事とフィクションがうまく融合されていたし、岬くんの音楽家としてのストイックさも素敵でした。音楽の普遍的な素晴らしさを感じました。
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進む暗殺計画
2023/12/01 22:38
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
例の大統領誕生で国内に人種差別が横行し始めた米国、それを憂いたピアニストと岬君がコラボ。その陰で進む暗殺計画。
どこで交わるのか、そして岬君は借金を返せるのか。
今回は何と言うか、事件らしい事件も起こらず、岬君が何かしらするという事もなく。おっ今回はコレだけ?って感じですが、どうやら「モスクワへ続く!」みたいな様子です。
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岬洋介シリーズ第八弾
2024/01/07 10:40
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山七里さんの音楽ミステリーシリーズ、人気の岬洋介が登場。今回はガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」にロックオン。
サクサク読めましたが、「薄い」印象。まず小説の長さとしては中編程度な感じ。もう一つはストーリー展開の重層性が足りないかな。
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久々の岬洋介シリーズ。今回はアメリカが舞台。
人気ピアニストのエドワードは大統領選挙によって人種差別が激化しているのを音楽の力で何とかできないか模索していた。そこで、岬洋介と共に「ラプソディー・イン・ブルー」を一緒に演奏できないかとマネージャーに持ちかける…
音楽は国境が無いと言うのをやってのけた岬。それに感銘を受けたエドワードが共に演奏しようとする姿にエールを送りたくなりました。
エドワードの母の有色人種ヘイト感情が何とも言えない気分でした。
次はモスクワでチャイコフスキー。楽しみです。
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岬洋介はとある大統領選挙後のアメリカへ。人種のるつぼと表される国での白人至上主義。そこで起きる弊害と差別。
そんななか地球上どこにいても誰といてもフラットな岬洋介がかっこいい。
この一冊は読者への挑戦状かな。挑戦状というか知らないうちに心に問われた気がした。それは三人のうち犯人が“あの人”だったということ。なるほどな…自分にショックだな。
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さすがミサキヨウスケ。
今回は、ピアノ要素が強い話だった。
岬さんの推理要素が、もう少し多い方が面白いかもしれない。
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楽しみにしてた岬洋介シリーズ!
このシリーズを読むといつも、出てくる曲を検索して聴いてしまいます。音楽を言葉にするのってすごくすごく難しいと思うのに、さすが七里さま…頭の中に音楽が流れるようです。人種差別とか、タイムリーな話題で一気に読んでしまったし、岬さんは相変わらず素敵だし…次も楽しみにしています!
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さすが、中山七里先生。
ピアノの音を文章で表現する天才。
ただ、期待していたどんでん返しはなかったので。
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岬洋介シリーズ。
アメリカでピアニストとして活躍するショパンコンクールのファイナリスト・エドワード。
次回の公演に向けて、プログラムを考えている時に、日本で岬が客演でコンクールに出たことを知る。
ダメ元で岬に自分の公演にも出てもらうように交渉するが、いつもの岬らしく、飄々と受け入れる。
そんなアメリカではレイシストの大統領が誕生し、「愛国者」と呼ばれるテロリストが淡々と大統領暗殺を狙っていた。
エドワードは、その大統領への反発も兼ねて、オーケストラの団員のオーディションを決行するが・・・
今回の演目がのだめカンタービレでもお馴染みのガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」
クラッシックの中でも異彩を放っている作品だが、クラリネットのイメージの強いこの楽曲を2台のピアノで演奏するって言う展開が、ゾクゾクした。
選曲とストーリーの親和性は良かったのだが、得意のどんでん返しが不発で、かなり早い段階で犯人もラストの展開も読めてしまったのが、残念過ぎる。
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中山さん、そろそろこの大量発行のペースを落としてもいいのではないかな?じっくりと書く時間を持ってほしいなあ。
岬シリーズで岬が事件の謎に対峙するシーンが皆無なのはどうかと……。クリスティの「ゼロ時間へ」でも、ゼロ時間は文庫本の真ん中辺りにあったと思います。
今回岬が事件?に対しておこなったことは、楽譜投げるだけですよね……
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今回はどんでん返しっぷりがちょっと地味だった?こんなもんじゃないはず、と逆に構え過ぎて意表をつかれたと言うか。いずれにせよ、岬洋介、ブラヴォー。
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数年前のアメリカの大統領選を思い出しました。
穏やかだが鋭い観察眼のある岬、暗殺者をどの段階から見抜いていたんだろうと思うくらい、ラストはスパッ終わった。
岬の解説も聞いてみたかった。、
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人種差別が酷くなっているニューヨークで、多様性を訴えるコンサートを行おうとするエドワードと岬。
そこに大統領暗殺計画が加わり、さらに事態はややこしい状況になる。
今回はミステリー要素は少なく、あっさりしたものだった。
でも、ピアノ演奏の細やかな描写だったり、音楽の持つ力を感じられたところがよかった。
読み終えたら、「ラプソディ・イン・ブルー」が聴きたくなること間違いなし!