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投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
4以降はビジネスのために出版されているシリーズと重々承知している…いるものの、続編が出たとなればやっぱり読みたくなってしまう。抗えない!
一番よかったと思ったのは、ミカエルの娘がリスベットの言うような「つけこまれやすい母親」になっていたところ。ミカエルがオリジナル三部作でさえ実の子にほぼ関心を持っておらず、そのことに自覚的な親でもなかったこと、そしてこのシリーズが扱ってきたテーマを考えれば、そりゃああなって然るべきだと思う。つけこむ奴も悪いが、つけこまれやすい人間にしてしまった人にも責任はある。ついにメスが入ったように感じた。
なんであんな見えてる地雷みたいな男が市長になれちゃうんだよ、地元民にもほぼ嫌われてるのに???みたいな疑問はないわけではないが、現実には日本でもそういう事例、全然あるな…ということも思い出して納得した。政治にろくな人材がいないのは世界のどこも同じなのかな…
突然出てきた姪スヴァラについては…まあ日本にも『違国日記』とかあるしな…と思って受け入れた。世界的にも需要(特に女性向けの)があるんだろう、こういうのは。
ただし内容としては、正直ストーリーにあまり盛り上がりが感じられなかった。そこは下巻に期待。
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新しい作者によるミレニアム新シリーズ。前シリーズと比べると前振りが長い気もするが、リスペッドの心の動きを表現したかったらしい。
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こんなに読みにくい本だったか?
話がなかなか進まないし、人間関係わかりにくいし読みにくいししんどい。
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3か4までしか読んでないのにいきなり7は厳しかった。まずスヴェラはなんで姪扱いなの?本当の妹はどうした?
著者がまた変わったのもなんでだろう?
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この作品にはがっかりした。ミレニアムシリーズは確かに代わりの作者が書くようになって質は落ちたが、この新しい作者の話の進め方はおかしいと思うし、文書もかなり問題あり。元々のシリーズが持っていた緻密さもないし、展開もかなり都合が良い。3部作だそうで、話も中途半端に終わっている。イマイチ。
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始めこそ、乾いた簡潔文体の訳が生きていたが、簡潔過ぎて途中、急に省略された部分があったりとかなり乱暴。ミカエルやリスベットの登場は少なく、スヴァラと言う少女の描写が多い。投げ出されたジグソーパズルのかけらがどの場面に繋がるのか話が断片的。最後は何とか盛り上がって下巻へのバトンを繋げた様で一安心。
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うーん、これがあのミレニアムなの?
作者がまた代わってしまったので、しょうがない部分はあるのだけれど、読みづらい…
リスペットもミカエルも出番少ないし…
下巻に期待
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読み始めて、なんか変だ なんか違うと思いながら読んでいると、作者が違うと気がつく…
ミレニアムというブランドのバッタもんをつかまされた感じ
シーンはコロコロ変わるし、登場人物の性格は変わるし、読んでいて楽しくない
ワクワクもドキドキも感じられない
これで一冊1800円は詐欺だな
読みたい人は図書館で借りるべき作品です
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久しぶりの新刊。と思ったけど、作者がまた代わっていた。上巻終わって、まだミカエルとリスベットが出会っていないって…
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まさかミレニアムがまた再開されるとは思っていなかった。三部作ずつの交代制なったのかな?今回は翻訳のせいなのか、話が飛んだり、独り言が挟まるのでなかなか読みづらかった。このまま下巻も読んでみよう。
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おお、まだ続くんだ!と思って読んでたらなんかこれまでと様子が違うなー、行間の情報量が少なくなった??と思ったら書いてる人が変わってた。
リスベットの独白とか今までなかったから(わたしの記憶では)最初はうーん、てなって、こんなこと思うかなとか言うかな、と考えてみるけど、言うかも、思うかも、となった。
やっぱ伝説の物語を引き継ぐには徹底的に分析するんだろうし。
リスベットはこんなに話すのかな、とは思ったけど、13歳で自分に似たような女の子に対してならそうなのかなとは思えた。
でも他の人に対しても、これまでよりも喋る人にはなった印象。
ダヴィドラーゲルクランツのミレニアムは、スティーグラーソンと遜色なくて本当に驚いた覚えがある。
でも新しい作者の方は女性ということもあって、かなり違う書き方をしてるように思うから、少し印象はちがうんだけど、物語としては面白いと感じる。
ただダヴィドさんの本も、リスベットが双子だったの?!ってびっくりして、それと同じ感じでミカエルに娘と孫がいたの?!ってなった。あとリスベットに姪。まああの男ならそれはあり得ると思うからミカエルの孫ほど驚かなかったけど、ミレニアムシリーズは飛び道具的にこの戦略を使ってくのだろうか。笑
あと、ミカエルが図書館で借りた本の著書がスティーグラーソンと誰かの共著で、重要な本だって言ってて、こういうユーモア効かせる作者さんなんだな、と思った。
彼女もジャーナリストらしいしそこにはリスペクトがあるのだなと。
スウェーデンの人は喜びそうなエピソードだなと。
あとスティーグラーソンは三部作から強く伺えるように女性の地位を引き上げるために強い意志を持っていたと思うので、女性作家が引き継いだのは良い流れなのかなとは思った。だからまあリスベットのお姉さん的な感じもあっても良いのかなとは思う。