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バリ山行 みんなのレビュー

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みんなのレビュー326件

みんなの評価3.9

評価内訳

326 件中 1 件~ 15 件を表示

これは「オモロイ純文」でした

2024/11/28 16:34

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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

第171回芥川賞受賞作。(2024年)
 あまり聞きなれない言葉、「バリ山行(さんこう)」がタイトルになっているが、登山好きであればムムッと立ち上がるのかもしれない。
 「山行」は登山用語で、「山の中を通っていくこと」という意味。では、「バリ」は、これは小説の中で説明がある。
 「バリエーションルート」の略で、「通常の登山道でない道を行く」こと。
 つまり、この小説は登山小説としても面白い。

 作者の松永K三蔵さんが芥川賞受賞後「オモロイ純文」を書いていきたいと話していたのが印象に残った。「純文学ってオモロイやん」と思ってもらえる、そんな運動をしていきたいと。
 その言葉通り、受賞作である『バリ山行』はとてもオモロかった。
 誰であったか、いい小説は前へ前へと進んでいくと論じていたが、この作品がオモロイのはまさにその点だろう。
 登山小説でもあるから、前へ進んでいくのは当然で、つまりはオモロイ小説の題材が最初から出来上がっていることになる。しかも、その登山が決まりきったルートではなく、藪や蔦、岩や崖、峡谷などのある「通常の登山道」ではないのだから、面白さは倍増される。

 さらに主人公である波多が働く会社の先輩社員である妻鹿(めが)という男のキャクターがいい。
 この男こそ「バリ山行」を波多に導く重要人物で、彼のキャラクターが際立てっていることで、物語をさらに面白くさせているといっていい。

 そういう諸々からいって、この小説は「オモロイ純文」だった。

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私には登山の趣味はないけど読まずにいられない

2024/10/03 14:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレ
第171回芥川賞受賞作品、バリ山行のバリとは登山におけるバリエーションルートの略、通常の登山道ではない道を行く、熟練者ルートのことと登場人物の一人、槙さんが説明してくれた。私には登山の趣味はないのでバリの何が楽しいのかは理解できない、妻鹿さんが休日のたびに訪れているバリの世界は彼を快楽に導きのか、苦行へと導くのかも

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40代サラリーマンの悲哀を読んでしまった

2024/07/26 22:25

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はぐらうり - この投稿者のレビュー一覧を見る

芥川賞受賞作。山小説はいくつか読んでいるけれど、登山小説は『ホワイトアウト』以外に読んでないかも。かなり久しい。
あまりメタファーとかを考えなくても、考察をしなくてもわかる純文学で、珍しいが心地よい。ルートを外れてしまったんだよね、おそらく。

山登りはしないものの、自分の人生と照らし合わせてしまって、40代サラリーマンて厳しいよね、と身につまされる思いがした。

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登山しない人にも

2024/09/17 19:54

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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

実は、自分は登山はしないのですが、(理由は、体力が無い)読了して、なんだか登山っていいもんなんだなぁ、と思いました。登山好きで、毎年、富士山に登るという友だちがこれ読めば登山したくなる、と。いいえ、しませんけど…

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山も、会社も――

2024/08/31 19:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る

安全を確保し、リスクを回避するために、先に道筋がついていて、整備された後を行く。
 そうすれば確実に利益も上げられれば、気楽に山歩きが出来る。
 それをルールから逸れるなんて、どうかしている。
 それが、一般的な考えではないか?と問われているように思う。そのうえで、時に自分で道を探り、切り開いて行く者も必要ではないか?とも。
 実際、下請けだけに絞った場合、親会社との力関係からして「安泰」どころか、不自由になるケースが多いように思う。
 そんな状況に振り回される者の苦しさなのだろうなと、思う。
 ところで、個人的には、バリ山行はお勧めできない。
 最近は特に、熊等の出没や、気象状況の変化で、以前に比べてかなり危険なのではないかと思うからだ。里山でさえ、杉や檜の山も、過去には人の手が入っていたが、今では放置林が多くなり、荒れてきているのだ。

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2024/07/03 14:33

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2024/07/06 12:11

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2024/07/07 23:09

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2024/07/09 10:07

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2024/07/13 08:59

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2024/08/13 21:31

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2025/02/09 21:32

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2024/07/30 13:05

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2024/09/07 14:59

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2024/11/11 12:50

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