電子書籍
バビロンの秘文字 完結
著者 堂場瞬一 著
4500年前の謎を解き、愛する人を救い出せ――。
恋人の里香に会いにストックホルムを訪れたカメラマン・鷹見。その眼前で、彼女の勤務先である国際言語研究所が爆破された。現場から姿を消した里香は、未解読の粘土板“バビロン文書”を持ち出していた。行方を追ううちに、古代アッシリアのシュメル人の末裔と称する、亡国の民ラガーンの存在を知る。そして鷹見自身にも、襲撃者の手が迫り来る――。
“バビロン文書”に記された、世界を揺るがす秘密とは?
圧倒的なスケールで描く新時代のエンターテインメント、待望の文庫化!
バビロンの秘文字(上)
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紙の本バビロンの秘文字 下
2024/05/30 22:13
考古学の謎を軸に据えた重厚・壮大な冒険・活劇ミステリーの傑作。
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
考古学の謎を軸に据えた重厚・壮大な冒険・活劇ミステリーの傑作。4500年前の古文書の謎を巡る事件に知らぬ間に取り込まれた主人公。愛する女性を救うためどんどん核心部に迫り一躍中心人物に。自分が何に取り込まれたのかという深い謎解きからのスタート。”ラガーン人”(シュメル人)集団との過激な活劇。地域的にはスウエーデン、ドイツ、イラクと海外を駆け巡るスケールの大きさ。登場人物もなかなかに魅力的な人物がそれぞれ個性豊かに役割を演じており楽しめる。特に、暗号解読を行うFBIの証人保護プログラム下にある天才少女はそれだけで一つの作品の主役に成れそうな魅力あり。警察ものばかりと思ってた著者の本領発揮の作品か。
紙の本バビロンの秘文字 上
2024/05/30 22:11
考古学の謎を軸に据えた重厚・壮大な冒険・活劇ミステリーの傑作。
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
考古学の謎を軸に据えた重厚・壮大な冒険・活劇ミステリーの傑作。4500年前の古文書の謎を巡る事件に知らぬ間に取り込まれた主人公。愛する女性を救うためどんどん核心部に迫り一躍中心人物に。自分が何に取り込まれたのかという深い謎解きからのスタート。”ラガーン人”(シュメル人)集団との過激な活劇。地域的にはスウエーデン、ドイツ、イラクと海外を駆け巡るスケールの大きさ。登場人物もなかなかに魅力的な人物がそれぞれ個性豊かに役割を演じており楽しめる。特に、暗号解読を行うFBIの証人保護プログラム下にある天才少女はそれだけで一つの作品の主役に成れそうな魅力あり。警察ものばかりと思ってた著者の本領発揮の作品か。
紙の本バビロンの秘文字 下
2020/08/10 10:06
次々に話題作を発表されている堂場瞬一氏の傑作です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「刑事・鳴沢了」シリーズ、「警視庁失踪課・高城賢吾」シリーズ、「刑事の挑戦・一之瀬拓真」シリーズ、「警視庁追跡捜査係」シリーズ、「アナザーフェイス」シリーズなど、数々の話題作を発表しておられる堂場瞬一氏の作品です。同書は、上下2巻シリーズで刊行されており、どの下巻です。内容は、上巻に引き続き、「この独立は、4500年前に預言されていたことだ」という、亡国の民・ラガーンの建国宣言から始まります。そして、この宣言は世界中を震撼させます。鷹見はラガーン過激派の襲撃をかいくぐって、「バビロン文書」の解読に奔走するのですが、やがて一人の天才日本人少女のもとに辿りつきます。預言の日が近づく中、鷹見の秘策が世界の運命を決定することになります。一体、その秘策とはどのようなものなのでしょうか?そして、それはどう世界を決定付けるのでしょうか?続きは、同書をお読みください。
紙の本バビロンの秘文字 下
2019/06/04 19:28
バビロンの秘文字 下
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
鷹見がやっとの思いで試練をくぐりぬけて里香に会うことができたら里香がラガーンの文化に恋をしてしまいフラれてしまうという展開でした。会えそうで会えない恋愛物語の昔のパターンのようでした。これだけ長い話だったので最後はハッピーエンドでも良い気がしました。もし映画になるようなことになればハッピーエンドにしてほしいです。
紙の本バビロンの秘文字 上
2019/03/12 09:18
スケールが大きい
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。民族や国の存在意義を考えさせられる小説となっているところが作者の意図か。
鷹見の行動範囲の大きさとスピードがしっかり描写されていてなんだか「ほんまかいな」なんて思って読んでたところもあり、その点を言えばちょっと出来すぎという感じもした。でもバビロン文書の謎解きもあり流石に面白く構成されていて登場人物の多彩さとも相まって飽きさせなかった。
ただどうも里香の意固地なほどのラガーン人に対する執着には僕は違和感と異常感を覚えた。
紙の本バビロンの秘文字 上
2019/07/07 19:10
バビロンの秘文字 上
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み応え十分ですね。ストックホルム、イラン、ニューヨーク、コペンハーゲンすごいですね。紀元前4500年前の秘文字の解釈が今後下巻で重要な点になるのでしょう。主人公の恋人も謎の女性です。純粋な言語研究者でしょうか。生きているのでしょうか。謎は深まりました。
紙の本バビロンの秘文字 下
2019/07/11 19:45
バビロンの秘文字 下
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
またまた新たな登場人物の登場です。19歳の数学天才少女は面白いキャラクターでした。まさにヒロインですね。突拍子のない展開なのかな。あまりドキドキしませんでした。現実としてあり得るるのでしょう。やや真実味があるのかが頭の片隅にあり、読み終わりが遅れました。
紙の本バビロンの秘文字 2 追跡篇
2016/06/05 14:40
続きがあったんだ!
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投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
残りページは少なくなっていくし、話は一向に解決に向かっていない。
続きがあって安心しました。
ラガーン建国という歴史的にも世界の政情にも影響があるスケール感のあるストーリーだが、何故建国が必然なのか、読者を納得させられる理由がきちんと用意されているのか?
これからの展開に期待したい。
いつの時代も自国の利益を追求するために動くアメリカ、ロシアの思惑は?
タブレットにはそんなに重要な秘密があるのか?
最後、ちゃんと納得させて下さい。
3冊も読んで良かったと思いたい!
紙の本バビロンの秘文字 1 胎動篇
2016/05/25 21:15
世界を舞台にしたアクション小説
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投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
亡国の民ラガーンが復活を目指し「粘土版」を追い掛けるアクション小説。
研究者の里香と恋人のカメラマン鷹見がラガーン達に「粘土版」を追われ鬼気迫る。世界を舞台にしたアクション小説で期待値hが高いが、仕掛けをもう少し念入りに書いて欲しかった。
下巻に期待。
紙の本バビロンの秘文字 3 激突篇
2016/07/07 20:02
話は大きいが小説は小さい。
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投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
4500年を経てラガーンの再興という壮大なストーリーは凄い。
建国の正当性を証明するタブレットを争って、爆破事件があり、殺人もあり、アメリカやロシアが争うストーリーも凄い。
しかし、残念ながら小説のスケールが小さい。
全3巻を読み通したが、最後は二人のよく分からない別離でエンド。
里香は結局なんだったの?
鷹見は里香のために命を投げうって活躍したけど、そんな強い絆があったとは読み取れませんでした。
中央公論新社創業130年記念作品。