- 販売開始日: 2011/01/21
- 出版社: 小学館
- ISBN:978-4-09-408552-5
のぼうの城 下
著者 和田竜 (著)
2012年11月2日(金)公開の映画化原作!2009年本屋大賞2位、 第139回(2008年上半期)直木賞ノミネートの戦国エンターテインメント大作! 「戦いまする」 三成...
のぼうの城 下
商品説明
2012年11月2日(金)公開の映画化原作!2009年本屋大賞2位、 第139回(2008年上半期)直木賞ノミネートの戦国エンターテインメント大作! 「戦いまする」 三成軍使者・長束正家の度重なる愚弄に対し、予定していた和睦の姿勢を翻した「のぼう様」こと成田長親は、正木丹波、柴崎和泉、酒巻靱負ら癖 のある家臣らの強い支持を得て、忍城軍総大将としてついに立ちあがる。 「これよ、これ。儂が求めていたものは」 一方、秀吉に全権を託された忍城攻城軍総大将・石田三成の表情は明るかった。 我が意を得たり、とばかりに忍城各門に向け、数の上で圧倒的に有利な兵を配備した。 後に「三成の忍城水攻め」として戦国史に記される壮絶な戦いが、ついに幕を開ける。 映画は、狂言界の至宝・野村萬斎による9年ぶりの主演で、2012年11月2日(金)公開。 ヒロイン・甲斐姫を榮倉奈々が演じる。
関連キーワード
- EBPD65466
- SS240809all
- EBPD52958
- cp10761915
- SS231221all
- cp10759248
- EBPD47904
- EBPD42463
- EBPD35522
- SS220810all
- EBPD32907
- SS2212all
- SS2209all
- SS2112all
- EBPD29738
- SS2108all
- SS210414all
- SS2008nov
- SS2008all
- EBPD16571
- EBPD14478
- SS1912novel
- SS1912all
- EBPD13696
- EBPD12656
- 犬童一心樋口真野村萬斎榮倉奈々成宮寛貴上地雄輔佐藤浩市山田孝之
- 小太郎の左腕
- 忍びの国
- 城戸賞
- 忍ぶの城
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
上巻に続き下巻。
2011/05/02 06:44
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻に続き下巻。
物語は上巻の最後で、石田三成との全面戦争に突入。圧倒的な戦力差をどのように切り抜けて行くかがポイントです。
緒戦は各戦線で、ひとくせもふたくせもある部下のすばらしい働きにより、切り抜けることができたものの、最大の難関が待っています。
「水攻め」
備中高松城の攻略戦で秀吉が使ったものを、今度はその部下である弟子でもある三成が行うのです。
歴史上、この水攻めの大失敗は三成のその後のキャリアと運命に多大な影響を与えました。しかし、小説である本書では、その失敗に導いたのは「のぼう様」こと長親の策略によると、示唆しているのです。
歴史の真実は分からないものの、小説としてはよくできています。
本書は、いろいろな登場人物の視点から描かれています。しかし、本人の視点が全く欠けているため、状況や語っている人物の偏った評価から話を理解して行くことになります。
ミステリアスな人物は最後まで自分の視点を使っていません。
こういう描き方で主人公を描く作品は、いくつか読みましたが、主人公の性格がポイントとなる本作品では読ませるものにより考えさせるという効果があります。
考えながら読む割には、ストーリー展開が速く、一気に読める作品でした。
龍.
主人公の考えの深さがすごい
2021/06/20 11:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:三河っ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
のぼう様の水攻め破りのロジックに驚きました。人のつながりを大切にすることの大切さが伝わってくる一冊です。
歴史に詳しくなくても
2020/03/24 21:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻からついに戦いへ!!実は成田家の存在そのものを知らなかった恥ずかしい自分ですが、今の社会にも通じる戦略があり「上に立つ人は交友ものぞ」という観念が生まれます。あと「成田長親」の名前は忘れません(笑)。
一風変わったリーダー成田長親の活躍を描く下巻です!
2016/09/16 09:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、和田竜の傑作歴史エンタテーメンとの下巻です。一風変わった成田長親がいよいよ秀吉の指令で動き出した石田三成軍と壮絶な戦いを繰り広げます。歴史上有名な「三成の忍城水攻め」に対して成田長親はどう立ち向かうのか?ぜひ、本書下巻をお読みください。成田長親の奇妙奇天烈な、しかし、民衆を魅了する人柄ゆえに可能な作戦が非常に生き生きと描かれています。
いかにもな展開ではあるけれど
2021/05/05 11:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
完全なフィクションではなさそうだし。
ストーリーの中で、普通に文献からの引用とか
作者さんの意見とか入ってて。
サルまねでは勝てないですよね。
のぼう!?
2015/06/09 12:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR北海道 - この投稿者のレビュー一覧を見る
彼は本当に「てぐのぼう」なのだろうか。
戦略の描写にも魅せられたが、理想のリーダー像はこんな感じなのだろうと感じられた。
こういう人に、私はなりたい。
覚悟
2014/05/15 00:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きいろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の主人公、忍城城代成田長親は、なぜあれほど自然体でいられるのだろう。若輩者の身から見ると、長親は幼い頃から色んなものを見てきて、それらを静かに吸収してきた素直さがある気がする。
戦国の世でも、戦いのルールがあるみたいだ。私は生きるか死ぬかの戦いに美学などあるものか、と考えてきた節がある。でも、良い生き方があるように、良い死に方があるみたいだ。殺し合いは良くないけど、後味の悪い戦いはしたくない。それは、戦いの定義を、普通に生きていく闘いまでひろげれば、自分自身の生き様、果ては死に様まで当てはまると気づいた。
そんなこと言って、私は実際はのほほんとしてるなあ。
歴史小説はそんなに知らないけど、ライトノベル感覚で読める本。