読割 50
電子書籍
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
著者 森 博嗣
孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、...
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
すべてがFになる The perfect insider (講談社文庫 S&Mシリーズ)
商品説明
孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。
目次
- 第1章 白い面会
- 第2章 蒼い再訪
- 第3章 赤い魔法
- 第4章 褐色の過去
- 第5章 灰色の境界
- 第6章 虹色の目撃
- 第7章 琥珀色の夢
- 第8章 紺色の秩序
- 第9章 黄色いドア
- 第10章 銀色の真実
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紙の本
すべてがFになる
2024/04/28 19:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ムギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマがやっていたのは知っていて、よくあるミステリものかと敬遠していたけれど、あまりにもミステリのおすすめに登場するので読んでみた。
読み終わってすぐ思ったのは後悔、なぜもっと早く読まなかったんだと。でも冷静になってこのシリーズをこれから楽しむことができるなんてラッキー!と。
キャラクターも舞台もトリックも最高すぎる。理系ミステリとだけあってコンピュータやらいろんな用語がでてくるけど、そんなことどうでもいいくらいストーリーが面白い。読み終えて発売年月日を見て驚く。1990年代の作品だって。時代が追いついたというか、逆に今呼んだほうが理解しやすいと思う。昔の話題作ではなく、最新のものとして十分楽しめる。本当にすごい作品。タイトルも秀逸ですごく好き。
あとからドラマを見て、ドラマだとこの作品は1話ではない。ドラマのつくり上の問題だと思うけど、やっぱり本作を一作目として読んでほしい。そしてどっぷりと世界にはまってほしい。
紙の本
「すべてがFになる」の意味、表紙のブロックの絵など全てが見事すぎる。
2023/11/21 10:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
斬新さ、トキメキ。随分前に友人に薦められていたのだが、やっと読めた。 犀川&萌絵シリーズの第一作。「すべてがFになる」の意味、表紙のブロックの絵など全てが見事すぎる。
紙の本
トロイの木馬
2022/04/04 12:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさに。
これが書かれた当時としては、かなり先進的な内容だったんじゃないかなあ。
VRなんて、まだまだ一般に広まってなかったと思うし。
紙の本
天才達の会話に引き込まれる
2019/05/11 22:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バリーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
天才達の会話を読んでいるだけでおもしろい。言い回しがユニークで心に残るフレーズがいくつかでてくる。ミステリー要素を抜きにしても日常的な会話だけでも楽しめる。
殺人事件も奇抜なトリックで、驚かされた。ミステリーとしても完成度が高く、他の作品も読みたくなる。
紙の本
登場人物の頭がよすぎて。。。
2019/01/22 01:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
理系小説と言う事で敬遠していた作家さんでしたが、本屋に平積みされていた本書のシリーズが気になり、ついに手を出す事に…(笑)
思っていたほど難解ではなく、読みやすかったです。
ただし、推理物としては難しく、確実に犯人は分かりません。
少し近未来的なツール達もたくさん出てきたりで、バーチャルな世界観でした。
天才だらけの登場人物のせいか、萌絵も充分天才なのに、ただのお嬢様になっちゃう当たりがスゴイ。
おなじ場面に自分がいたら、きっと相当頭悪いんだろうなぁ〜(笑)
電子書籍
新鮮で面白かった。
2018/11/26 10:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:monica - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマ化される前に読みました。私は斬新なトリックだと感じ、途中に繰り広げられる理系の会話もオシャレで好きでした。他の作品も読みたいと思いました。ちなみに、私は2作目とドラマばんは苦手でした。
電子書籍
完成度の高いミステリィ
2017/12/18 08:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アルファ - この投稿者のレビュー一覧を見る
箱庭型のミステリィとして、後半から堪能した。ラストまで至る物語の構造は、完成度高い。
紙の本
印象的トリック
2017/12/02 18:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
トリックの素晴らしさは特筆ものです!ただ、全てが大仰過ぎる気がしました。あの人に関してはここまでしなくてもという感じです。
紙の本
またも一気読みに近い面白さでした。
2017/09/23 12:26
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
またも一気読みに近い面白さでした。真賀田四季博士と西之園萌絵との不思議な緊張した面会場面の後、犀川博士と萌絵との奇妙なコンビのやりとりを経て、一気に不穏な殺人事件へ導入。あとは密室殺人事件を中心に謎解きだが、謎解き過程を科学的・哲学的議論でオブラートに包んで読者の推理する楽しみを最後まで残している。確かに、謎解きのヒントは各所にちりばめられてはいるのだが、決定的なヒントが見つからない。萌絵がかなり良い線までの謎解きを細目に出していくのに対して、主役の犀川博士は最後まで殆ど自分の推理を明かさないやり方はちょっと狡い気もするが、読者の推理する楽しみを最後まで残すという意味では仕方ないのかな。そして、最後で一気に謎が解き明かされるのだが、674:『笑わない数学者[3]』同様、真犯人がどうやら消えてしまうという謎めいた終わり方である。
<以下、蛇足>本作品の初出は1996年というから私がWin95を導入して、インターネットを始めた時期である。よって、PCに対してWS(ワークステーション)という言葉?機械?(笑)が出て来りして時代を感じさせる。その当時、VR(バーチャルリアリティ)は20年位先の技術として考えられていたが、天才科学者にとっては既に基本構想は描かれていたのであろう。本作品では、極めてリアルにVR装置が登場し、活用されているのである。先見の明に感服。
紙の本
すごいレビュー数!!
2017/06/08 09:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る
若年層のミステリーファンには人気が高い。
と思っていたら、メフィスト賞受賞から20年が経ち、昔の若者ファンも50歳を超えているのだなぁ、と感慨深くなってくる。
と、ファンのような言い方をしているけど、じつはそれほど面白いとは思っていない。
それにコンピュータ知識が十分でないとわからないはずなのに、どうしてこんなに人気があるの?しかも神格化するファンもいる。そこが不可思議で仕方がない。
森氏デビューの少し前の第1次新本格の作品にくらべると、凝り方や本格風味は決して引けはとらないが、ラノベ風味やキワモノ風味が強すぎて(案外同じ程度なのかなw)、共感もできない。年齢のせいなのかなぁ。
筆者と同様、批判的な読者も多いらしいが、これだけ読まれれば、それだけで立派なのかもしれない。
紙の本
大満足の作品
2016/12/20 11:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kissho - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常に面白いです。読み終わって大満足です。密室トリックも、なるほどと感心しました。中心人物の二人も中々魅力的で、お嬢様の言動に周りが一々ため息するのも笑えます。ただ、理系の私でもちょっと難しい所もあり(機械系なので)、文系の方、特に制御領域に弱い方は結構イライラするかも。私的には、トリックを構成する部分に、それは流石に・・・、と言いたくなる所は一つ二つありますが、そこを許してしまいたくなるほど全体の構成は素晴らしいと思います。傑作でしょう。
紙の本
発表当時に読めなかったのが残念
2016/12/11 18:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こるこる - この投稿者のレビュー一覧を見る
トリックや動機については他の方々が充分書いていらっしゃるのでそちらに任せるとして。
前述のように、この作品が書かれた当初に読みたかったです。
当時の感覚では、仕事もコミュニケーションもコンピュータで済ませ、自室に籠りきりの研究者達が集う孤島の研究所、という舞台にある種の歪さを感じられたのではないでしょうか。
現代ではそんな研究者も珍しくなく、その不気味さも半減してしまったように思います。
電子書籍
森博嗣さんのはこれが初めて読んだ本です
2016/12/09 09:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人に借りて読んだのだけれどもタイトルがすごく面白いなと思いました。前半はかなり衝撃的な内容でした。後の方はそうでもないかなと思った。
電子書籍
面白かったです
2016/03/28 10:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しん - この投稿者のレビュー一覧を見る
淡々と進む序盤。段々と謎が解けていく中盤。混乱しがちな私でも、迷うことなくストーリーについて行けました。その意味ではありがたかったです。ミステリーの背後のロジックも、なぜ?に対する答えも、面白い上によく整理されていて、好感が持てました。一つ難点を言えば、情景を思いうかべてみると、ドラマチック過ぎて笑えるシーンがあり、そこで一気に現実に引き戻されてしまいました。それ以外は素晴らしかったです。過去にミステリーを読んで、謎解きがわからなかった人に、特におすすめです。
紙の本
エキセントリック。
2016/03/21 12:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななな - この投稿者のレビュー一覧を見る
孤島の研究所で起こる密室殺人。被害者は超天才科学者。更に死体の状態は。。。
と、あらすじをあげてみると、まさにエキセントリック。なのにすらすら頭に入ってくる不思議。
本当に洗練された小説だと思います。…犀川先生大好き!