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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2014/02/22
  • 出版社: 幻冬舎
  • レーベル: 幻冬舎文庫
  • ISBN:978-4-344-42157-8

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一般書

電子書籍

まぐだら屋のマリア

著者 原田マハ (著)

東京・神楽坂の老舗料亭「吟遊」で修業をしていた紫紋は、料亭で起こった偽装事件を機にすべてを失った。料理人としての夢、大切な仲間。そして、後輩・悠太の自殺。逃げ出した紫紋は...

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まぐだら屋のマリア

税込 743 6pt

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まぐだら屋のマリア (幻冬舎文庫)

税込 781 7pt

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商品説明

東京・神楽坂の老舗料亭「吟遊」で修業をしていた紫紋は、料亭で起こった偽装事件を機にすべてを失った。料理人としての夢、大切な仲間。そして、後輩・悠太の自殺。逃げ出した紫紋は、人生の終わりの地を求めて彷徨い、尽果というバス停に降り立った……。過去に傷がある優しい人々、心が喜ぶ料理に癒され、紫紋はどん底から生き直す勇気を得る。

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みんなのレビュー202件

みんなの評価3.8

評価内訳

電子書籍

時間かかったー

2021/08/03 21:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のんのん - この投稿者のレビュー一覧を見る

読了まで、かなり時間がかかりました。苦笑 軽々しい話ではなくて、罪と贖罪と許しのなかで、過去にイチモツカカエタ人たちの人生交差ってことろかな、と。うん、でも甘いと思うのは、なぜだろう?

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電子書籍

生きる希望とは

2021/03/27 16:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:凡人のつぶやき - この投稿者のレビュー一覧を見る

命が尽き果てる間際の人間が集まる街、尽果。様々な過去を抱え、そこにたどり着く。
老舗料亭「吟遊」を飛び出してきた紫紋も同じように生きる気力を失った末、たどり着いたのが尽果だった。尽果の岬に一軒の食堂、まぐだら屋がある。まぐだら屋の店主マリアの魅力に惹きつけられる紫紋。そこで紫紋も定食を任されることになる。尽果での生活の中で誰かの役に立っていることから希望を見つけ、生きる気力を取り戻していく。そして自分と同じように命が尽き果てようとしている人たちに希望を与える存在になっていく。
 著者のアート小説は以前から気になっていたが、一度も読む機会がなかった。今回、値引きになっていたため、購入した。そんなこともあり、アート小説だと思って読み始めたが、本作品はアート小説ではない。生きることの意味を問う青春小説である。
 本作品の中で、主人公紫紋が手際よく料理を作るシーンがある。料理の匂いが漂ってくるような描写で、そのテンポがよく、ドラマ・グランメゾン東京の料理シーンを見ているようであった。一つの料理が人を幸せにする。それだけで生きる希望になる。そんなことも感じさせる作品であった。

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紙の本

マリア

2019/11/28 20:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初は登場人物の名前でちょっと引いてしまいましたが、非常に重いテーマでありながら読みやすかったです。

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電子書籍

世の中捨てたものじゃない

2017/11/04 15:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケイ - この投稿者のレビュー一覧を見る

もう終わりだと思ったとき、自分を待っていてくれる人を思い出してほしい。
暖かい部屋で美味しいものを食べてほしい。
切にそう願う話。

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電子書籍

家族をおもう

2018/12/28 00:47

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みつはる - この投稿者のレビュー一覧を見る

死を思うほどのこととは何だろう、、、
そんな理由を探りながら読み進めると、いつの間にやら違うワナにはまってしまいました。
気づけば他の事も忘れ一気読み。

読後、長く帰っていないふるさとに帰りたい、ついそう思ってしまいました。

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紙の本

母親に感情移入

2021/06/04 00:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

悲しい物語だけど、温かくなれるお話でした。この本を読むと母親を想います。この物語では3人の母親が出てきますが、どの母親も子供を想い、心配し、愛おしく思っていますが、それぞれの状況が違って、ただただ子供を心配して待っている事しか出来ない母親からの数多い連絡に胸が熱くなりました。自分が女性なので、主人公よりも母親の立場に立って読んでいて、早くお母さんに連絡してあげてほしいと願いながら読んでいました。読後感は爽やかな本です。

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紙の本

お腹も心も満たす定食屋さん

2021/03/23 15:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

一流料亭から名も無き定食屋に流れ着いた紫紋と、深い痛みを抱えたマリアの交流が美しいです。海の幸を活かしたメニューがシンプルで美味しそうで、それぞれの過去を乗り越えていくラストが感動的でした。

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電子書籍

まっすぐに生きる姿が眩しい

2020/01/10 10:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る

一生懸命いきること、不器用な人間が嫉むこと、いじけることもなく自分の信じた道を歩き続けることなんて出来ないと思うけれど、真っ直ぐに進んだ人間の最後に与えられる「光」を感じられる作品でした。

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電子書籍

やられました

2019/08/13 12:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヒサロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

料理人の話かと思いきや、ドロドロの話でした。
ストレスに弱い方は、引き込まれる可能性があるので、覚悟が必要です。

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電子書籍

マリア様

2019/02/17 18:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:スカンクスカンク - この投稿者のレビュー一覧を見る

人の死を背負う者たちの癒しの場とも言える"まぐだら屋"。精魂尽き果てるとも自分を待つ人はいることを忘れないでと言われた気がした。最後、これからの二人が生きて苦しみを償うのは、かなり辛いが時間が解決してくれるでしょう

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電子書籍

いいお話です。

2017/09/18 21:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のの - この投稿者のレビュー一覧を見る

といっても、フィクションです。わかっていながら涙するシーンもあります。つらい目に遭っている人たちが、みんなこんな風に救われて欲しいとしみじみ思いました。
傍らに置きたい1冊です。実際あるものを捩った感じが良いのか悪いのか・・私の評価は4とします。

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紙の本

人の情けのあたたかさ

2014/09/28 09:40

15人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wayway - この投稿者のレビュー一覧を見る

このタイトルにはそそられてしまった。
キリストに関するミステリーか何かかな、面白そうと思って
読みだしたのだが、そこは著者のことだからやはりひと味違う!
のっけから、落とされてしまった。暗い暗いところへと。

シモン(紫紋)にマルコ(丸孤)
有馬リアであるから、どちらから読んでもアリマリアで「マリア」
と呼ばれるまぐだら屋のマリア。
そして、訳ありのヨハネ(与羽)とくると、真面目なのか?
おちょくっているのかが分からなくなる。

全体をとおしているのは暗いトーンであるが、もうひとつベース
にあるのが「人の情けのあたたかさ」である。
それも、押しつけがましさの濃いあたたかさではなくて、
むしろ控えめすぎるくらいのあたたかさである。
うまくいっている人には気付けなくって
傷ついて傷ついて、先が見えなくて命を断とうとするものにだけ
には身にしみて分かる情なのかもしれない。

本作品には、素直に脱帽した。

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電子書籍

最高です!

2015/02/04 01:49

9人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちびでぶ - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初は、ゆっくり読んでいたのですが、読んでいくうちに、止まらなくなってきました。マリアの薬指の秘密がわかった時には、なんとも言えない気持ちになりました。原田さんの本は好きでよく読むのですが、その中でも一番面白いです。是非読んでみてください。

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紙の本

おすすめ

2016/08/29 23:21

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栞ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

いつになっても、何があってもわが子を思い、受け入れようとする母親の優しさに胸を打たれる。帰る故郷があり、待っててくれる人がいることの有難さがよくわかる一冊。
内容自体も面白い。おすすめします。

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紙の本

尽果に行ってみたい

2015/11/18 08:34

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近、原田マハさんの著書を怒濤の如く読んでいるが、現時点でベストワン。物語の引き込み力がすごい。目が離せなくなる。マリアを取り巻く重要人物が、聖人の名前で統一されているのに神秘的な魅力を感じた。唯一接点がないが、裏切り者が湯田(ユダ)だったのが面白い。まぐだら屋の女将の方言が、物語の深みと重みを担っている気がする。マリアが尽果に流れ着いた理由と、与羽と再会し尽果を出て行ってしまう下りがちょっといまいちだったけど、まあしょうがないか。他が最高クラスの仕上がりだもんな。尽果に行けるものなら行ってみたい。

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