電子書籍
烏は主を選ばない
著者 阿部智里
八咫烏の世界を描くファンタジー絵巻、第2弾!八咫烏が支配する世界山内では次の統治者金烏となる日嗣の御子の座をめぐり、東西南北の四家の大貴族と后候補の姫たちをも巻き込んだ権...
烏は主を選ばない
烏は主を選ばない【新カバー版】
烏は主を選ばない (文春文庫 八咫烏シリーズ)
商品説明
八咫烏の世界を描くファンタジー絵巻、第2弾!
八咫烏が支配する世界山内では次の統治者金烏となる日嗣の御子の座をめぐり、東西南北の四家の大貴族と后候補の姫たちをも巻き込んだ権力争いが繰り広げられていた。賢い兄宮を差し置いて世継ぎの座に就いたうつけの若宮に、強引に朝廷に引っ張り込まれたぼんくら少年雪哉は陰謀、暗殺者のうごめく朝廷を果たして生き延びられるのか……?
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紙の本
前作とセットで
2015/10/27 20:40
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:youcitrus - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作と同じ時間軸で、別の場所で起こっている出来事を書いている。今回のメインは宮廷の男性陣。ボンクラだったはずの主人公がだんだんかっこよく見えてくる。
単行本は値段や持ち運びの点で買いづらいので、次作も早く文庫で出てほしい。
なお、このシリーズが気に入ったのは確かだが、巻末の「解説」は不要。他人がべた褒めした文章を載せるのは興ざめなのでやめてほしい。
紙の本
エンタテイメント要素のあるミステリー
2019/04/23 12:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何となく三国志や水滸伝を想起させる策は良かったと思います。ストーリーの展開もテンポ良く、購入日に読了しました。
一方で、親近感を表出する点において、雪哉と若宮の掛け合いが痛快でしたが、語調が砕け過ぎな点は少し行き過ぎ感を覚えました。
小気味良く、サラーッと読み物として楽しむのには最適な一書かと思います。
紙の本
雪哉はいいキャラクターですね
2017/01/24 21:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
若宮と雪哉のやり取りが活き活きして魅力的でした。特に若宮が雪哉を売り飛ばした後のくだり(笑)前の巻ではわからなかった若宮の個性が雪哉を通してはっきりした輪郭を持ちましたね。次が楽しみです。
紙の本
陰謀渦巻く
2023/07/01 19:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
統治者の座を巡る陰謀うずまくお話。日嗣の皇子と兄皇子、彼らを取り巻く権力者たちの権力闘争。
雪也がヤサグレながらも日嗣の皇子に協力する姿が可愛い。
紙の本
2巻
2022/10/10 20:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らんま - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻の裏のストーリー。
桜花宮にいる姫たちの知りえない、政治と陰謀のせめぎあい。
最後に明らかになる事実は、読者の予想を覆すでしょう。
紙の本
そうだったのかぁ~
2016/07/01 00:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
デビュー作にしてシリーズ一作目の「烏に単は似合わない」と対になる作品。「烏に単は~」同様、途中まで読んで認識していたものが180°変わります。
紙の本
別目線からのストーリー
2016/05/30 19:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あなぼこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
1作目と同じ時を、若宮側から書かれた作品。
私は普段、「同じ時を別目線から」っといった類の話は苦手なのですが、この話はとても楽しむことが出来ました。1作目と同じ出来事に関しての内容のところでも、その舞台裏を知るようで大変面白く、ますます話に惹き込まれていきました!
電子書籍
★★★★
2016/04/17 11:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆな - この投稿者のレビュー一覧を見る
一作目を若宮側からの視点で書くとこういうことなのね。ドロドロした政治の世界があっさりさらりと書かれている。雪哉の一度見たら忘れない頭脳が欲しい(笑)
紙の本
個人的第一作。
2016/02/14 12:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ順はあまり考えずにこの巻から読み始めた。
それがかえって良かったのか、後宮以外の山内のイメージをもって読み進められたように思う。
登場人物の言動は時代色をつけている設定にくらべて軽いが、ラノベ感覚で読みやすいともいえる。
ラストと響き合うこのタイトルにも唸らされる一冊。
紙の本
別の視点からみた物語
2016/01/05 00:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ2作目。
1作目で気にある動きをしていたある人物の側から見た物語。言うならばside.Bって感じである。
1作目より私はこちらの方が好きです!
跡継ぎ問題が絡んだ権力争いをえがいていて独特の世界観の中で、うつけと思われている若君と地方貴族の次男坊が自由に動き回っている。伏線の回収が鮮やか。
ミステリーは読み直しをしたくなるが、今刊を読むと前刊side.Aを読み直したくなる。
単行本にて、シリーズ3.4が既刊である。この文庫版は単行本で読みほしくなって購入した。注意すべきは、文末の紹介が内容に触れすぎているため先に読んではいけない。
文末の紹介文が蛇足かつしつこく感じたので読了後のよさが減った気がする。
紙の本
1巻より断然面白い!
2020/02/13 23:49
8人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
獣の奏者、精霊の守り人、十二国記を初めて読んだときのような高揚感。言うなれば本読みの武者震い。1巻では若宮何やってるんだよと正直消化不良のまま終わったが、その時私は気づいていなかった。1巻と2巻は題名こそ変わっているが上下巻、しかも物語の位置付けとしては十二国記で言う魔性の子、私はまだこの世界の入り口に足を踏み入れたに過ぎないのだ。1巻を読んだときのような怖気を今回も感じたのは、あせびも敦房も“静かな狂気”を無意識に身の内に宿しているからか。内通者の存在もわかり、またやられたーー!!と叫んでしまった。
紙の本
安定感
2016/09/06 11:34
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:moco - この投稿者のレビュー一覧を見る
2作目も期待を裏切らない内容で、あっという間に読破しました。
紙の本
合わせ鏡のように
2015/10/24 20:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たこやき - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作「カラスに単は似合わない」を、違う人物の視点から語りなおしたような作品で、合わせ鏡のように楽しめる仕掛けが斬新。ミステリーとしても良くできた話です。第3作を早く読みたいのですが、単行本が出たばかりなので文庫化はずっと先かと思うと、読もうか待とうか、悩ましいところです。
電子書籍
1巻の若宮側目線
2021/01/02 16:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わに♂ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これを読んで全体像がようやく掴めてきた。だからこそ、登場人物の心情にも寄せることができた。
彼らの立場と彼らそれぞれの想い。敦房も路近も見方を変えれば敵であり味方。その間に戸惑う雪哉。
彼の賢さや言動は読者も心を寄せやすく、共感する。敵がいるから味方もいる。こんな争い無益でないかと、言ってしまえばそこまで。それぞれに守るものがある。心がある。
かなり面白い。
紙の本
展開に衝撃でした!
2018/11/06 14:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
異世界の設定で、こんなに違和感なく入り込めるなんてびっくりです。
周りの反応の中にちょっとずつ見せていった、雪哉の生い立ち。
それで終わるか!という締めくくり。
阿部さんすごいです!