- 販売開始日: 2017/03/22
- 出版社: サンマーク出版
- ISBN:978-4-7631-3607-7
この嘘がばれないうちに
著者 川口俊和
2017年本屋大賞にノミネートされた、『コーヒーが冷めないうちに』シリーズ最新刊!・・・・・・とある街の、とある喫茶店のとある座席には不思議な都市伝説があったその席に座る...
この嘘がばれないうちに
商品説明
2017年本屋大賞にノミネートされた、
『コーヒーが冷めないうちに』シリーズ最新刊!
・・・・・・
とある街の、とある喫茶店の
とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという
ただし、そこにはめんどくさい……
非常にめんどくさいルールがあった
1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない者には会う事はできない
2.過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない
3.過去に戻れる席には先客がいる
その席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ
4.過去に戻っても、席を立って移動する事はできない
5.過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、
そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ
めんどくさいルールはこれだけではない
それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる
喫茶店の名は、フニクリフニクラ
あなたなら、これだけのルールを聞かされて
それでも過去に戻りたいと思いますか?
この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった、心温まる四つの奇跡。
第1話 22年前に亡くなった親友に会いに行く男の話
第2話 母親の葬儀に出られなかった息子の話
第3話 結婚できなかった恋人に会いに行く男の話
第4話 妻にプレゼントを渡しに行く老刑事の話
あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?
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先ず「コーヒーがさめない…」を読んでから
2017/09/17 23:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
こちらの方がよりホッコリする内容です。コーヒーがさめない…を読んでからじゃないと、いろいろなルールの説明があっても、しっくりこないと思うので、一気に2冊購入ってのも「あり」です。
涙もろくなりました。
2017/07/28 16:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しぶき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファンタジーな設定ですが、いやいや内容は見事な人間ドラマになっています。
前作からのつながりも多いので、ぜひ続けて読んでいただきたい作品です。
そして次回作にも期待!
こちらは文句なしに泣けた
2021/01/29 13:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:暴れ熊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作『コーヒーが冷めないうちに』を読んで、う~むそれほどでも……と思っていたのだが、気になって続編であるこちらを読んでみた。
文句なし、泣いた。
人の心の温かさというものを味わうことができるお話だった。
コーヒーで過去に戻るという、現実には決してあり得ないフィクションのお話なのに、どうしてこれほど泣けてしまうのだろう。
そこにはやはり人間の普遍的なテーマが描かれているからだろうと思った。
四話とも、自分のせいで他人を不幸にしてしまったと自分を責め続ける人が、自罰感情から解放されていくことが描かれているのではないかと思った。
そして、自分の思い込みとか誤解が解けていく過程とか。
そういう、深いテーマ性を持った小説であると思う。
とにもかくにも、この作品の雰囲気が好きだ。
次の作品はどうなんだろう。
読んでみたい。
言葉を噛み締めて読みたい
2019/05/13 22:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こなつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編一つ一つが人間味の詰まった温かいお話で
登場人物それぞれのストーリーを丁寧に描いている。
人は皆誰にも気付かれることのない色々な想いや秘密を抱えて人生を送る。
大切な人の想いに気づくのは大抵ずっと後になってから。
もし自分なら誰に会いに行きたいだろうと考えてしまう。
あたたかく、ほろりと泣けた。
喫茶店「フニクリフニクラ」の謎が少しずつ解明されていく
2017/05/03 21:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『コーヒーが冷めないうちに』とこの『この嘘がばれないうちに』を一気に読んだため、それぞれの話の関連性がより強く感じられました。優しいお話。表面的なハッピーハッピーな物語ではなく、人の心の闇ときちんと対峙した上での優しさが感じられます。現実に起こった現象は変えられなくても心の裡は変えられます。そこに生きる希望がかすかに感じられるのです。
心温まる感じ
2022/01/24 10:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さな - この投稿者のレビュー一覧を見る
コーヒーが冷めないうちに が好きで、こちらも購入してみました。全体的に、こちらの方が心温まる感じですが、コーヒーが冷めないうちに で過去に戻る為のルールが既に分かっている状態で読んでしまったせいもあるのか、違う話になっても、一回一回同じ説明がされたり、作者が伝えたいメッセージなのか、同じようなメッセージやキャラクターのフレーズが何度か繰り返されたりするところに、しつこくて飽きる感じがありました。
ただ、一つ一つの話は、とても感動的で、特に第一話には、ソワソワしながら没頭できたので、全体的には良かったと思います。
作者の視点が真摯で優しい
2018/12/06 07:17
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『このウソがばれないうちに』(2017年3月14日発行)は次の4編が収録されています。
第1話『親友』22年前に亡くなった親友に会いに行く男の話
第2話『親子』母親の葬儀に出られなかった息子の話
第3話『恋人』結婚できなかった恋人に会いに行く男の話
第4話『夫婦』妻にプレゼントを渡せなかった老刑事の話
前作と合わせた8編を通して少しずつ喫茶店の由来や働く人たちの関係や謎が紐解かれていきます。また、過去にこの喫茶店でタイムトリップをした人たちのその後もサイドストーリーとして語られているので、やはりバラバラではなく順番にお話を読んでいくのがより楽しめると思います。
人間、生きていれば心残りや後悔の一つや二つあるものですが、時にそれらは重く心を圧迫し、今後生きていく気力を失うこともあります。当シリーズはそうした心の重しを取り上げ、過去に戻ったり、未来に行ったりすることで、現実を変えられなくても心の整理をする過程を深刻になり過ぎずに描き、かすかな希望を感じさせる物語です。作者の視点が真摯で優しいと感じました。
時田家の女の謎
2018/01/21 19:59
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去に戻りたい人、未来に希望を繋げる人たちが来店。
『コーヒーが冷めないうちに』でハッキリ分からなかった部分が分かって来ます。
「その席」にいつもいる幽霊のこと、時田家の女に備わる力とその継承の謎。
前作で生まれたミキちゃんがなかなかのキャラに育ってます。
やさしさにあふれた嘘
2017/10/20 18:55
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
『コーヒーが冷めないうちに』の続編。優しい嘘に涙が出ました。ワンピースの女に代わって現れた紳士。続編が気になります。
謎が解けていく〜
2017/09/27 22:57
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投稿者:ひろちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
必ず「コーヒーがさめないうちに」を読むといいです。
この巻の倉田さんの言葉がすごくグッときて、暖まりました。
この言葉がこの巻のキーワードです。
いろいろわかってきます
2017/04/09 10:31
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投稿者:フィン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「コーヒーが冷めないうちに」の続編です。
メインの登場人物たちのいろいろがわかってくる物語たちです。ネタバレになっちゃうので、これ以上書けないかな。
一番最後に出てくる紳士はだれなんだろう????
続編があるということなのかなぁ、と期待しています。
母が購入
2021/09/22 22:46
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投稿者:n - この投稿者のレビュー一覧を見る
母が購入していました。 シリーズ本も購入しています。
いつまでも続く?
2021/08/09 12:00
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
その気になれば、いくらでも続けられそうな設定。
ただ、そうそう身近に死んだ人がいるわけでもないしね。
どうストーリーを作るかが大事なところですね。
魅力と不足が混在する作品
2017/09/30 20:46
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去に戻るという話は名作になることが多い。『Steins;Gate』、『リトルバスターズ』、『魔法少女まどか☆マギカ』。それらの作品と比べると今一歩足りないかなというところはあるものの、最初の親友の話は感動的な作品に仕上がっています。それは剛太郎の様子から全てを悟ってしまった秀一の心情を想像すると、なんともいえない複雑な気持ちになるからだろうか。
しかしそういった魅力がありながら、話の掛け合いはあまりうまくないと感じる。ミキと流のやりとりは何の面白みもなく、話の本筋を邪魔している。丸戸史明(代表作『white album 2』、『世界で一番NGな恋』)などはそういったところまでうまく作るからこそ、話の最初から最後まで面白いというとてつもない作品になるのだ。本筋だけでなく、周辺部も面白さを感じられるようなそんな作品を次回作には期待する。
名作
2018/12/04 06:32
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
名作のコーヒーが冷めないうちにのシリーズ本です。まずは最初のコーヒーが冷めないうちにの方を読むのをお勧めです。