読割 50
電子書籍
その可能性はすでに考えた
著者 井上 真偽
山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。唯一生き残った少女には、首を斬られた少年が自分を抱えて運ぶ不可解な記憶があった。首無し聖人伝説の如き事件の真相とは? 探偵・上苙...
その可能性はすでに考えた
その可能性はすでに考えた (講談社文庫)
商品説明
山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。唯一生き残った少女には、首を斬られた少年が自分を抱えて運ぶ不可解な記憶があった。首無し聖人伝説の如き事件の真相とは? 探偵・上苙丞(うえおろじょう)はその謎が奇蹟であることを証明しようとする。論理(ロジック)の面白さと奇蹟の存在を信じる斬新な探偵にミステリ界激賞の話題作。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
見事な論理
2021/08/17 04:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
個性的な探偵役の面々。カルト教団集団自殺で起こった事件の謎を解き明かす多彩な論理。事件の謎もとても不可思議で魅力的ですが、そのトリックと論理的推理も華麗でした。解決したかと思った完璧な推理がまた覆され、さらに鋭い論理が繰り広げられるという徹底ぶりには驚きました。しかも毎回新キャラ登場という演出は、単調になりがちな論理的推理の連続を、うまく興味深いストーリーとして仕上げていると思いました。一つの事件なのに決して飽きさせません。本格ミステリとはかくあるべし、と思えるような見事なミステリでした。
紙の本
意外とキャラクター性が強かった
2021/02/25 10:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うささび - この投稿者のレビュー一覧を見る
奇跡を証明するためあらゆる可能性を提示していくのは純粋に面白かった。よくそんな色々思い付くなぁと感心。
主人公が青髪ってだけでも結構インパクトあるのに敵キャラみたいのも出てきて意外とキャラクターものでもあった。ヒロインが中華系マフィアの女傑で大分非道的だけどそこがまた魅力的で可愛かった。
紙の本
登場人物が個性的
2022/12/05 16:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物が個性的なので、
映像化に向いてそう。
色々と情報量が多くて、
個人的には読みにくかった。
電子書籍
こちらもオススメ
2022/01/04 21:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさぁあ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『探偵が早すぎる』に続き、井上真偽先生を読みました。『探偵が早すぎる』も面白いですが、こちらも断然オススメです。
単なる叙述トリックとも違い、まだまだこういう残された作品展開、構成ってあるんだなあと関心しながら楽しく読みました。
また、アメトーークの読書芸人オススメでも取り上げられたいましたね。
電子書籍
ミステリーであってミステリーでない
2020/03/16 13:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
想像のはるか斜めを行った作品ですね。
よくそこまで考えつくなあと感心。
謎解きを理解できたかというと、決してそんなことはないけれど、
でもおもしろかった。
電子書籍
少年漫画みたい
2022/01/09 11:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年漫画を小説にしたら、こんな感じになりそうだと思いました。スラスラ読めますが、楽しいかどうかは好みが分かれそう。
紙の本
構成が面白い
2021/03/12 20:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
構成や謎解き自体はとても面白い。キャラクターや要素がやや多く複雑で本筋に集中しづらい。コミック化や映像化するとキャラクターがわかりやすく面白そうだなと思う
紙の本
期待はずれ
2018/09/07 13:04
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
初見の作家さんです。
う〜ん、期待外れでした。
アイデアはそれなりに新しいのかもしれませんが、
小説というか物語としては並以下の出来だと思いました。
ここで出されているトリックと推理は小説というよりも
数学のテキストのようで問題と解答はあるけれど、
そこに物語としての豊かさや味わいと言ったものが私には感じられませんでした。
もっと極論するなら取り扱い説明書のQ andAを読んでいるかのようでした。
それこそ素人の私が言うのも痴がましいですが、
狂言回し役のフーリンが中国人という設定で頻繁に中国語を挟んだり、
日本語をたどたどしく発音しているような表現をしているのですが、
そのことで文章の流れが滞りがちでリズムが無いというか
本当に拙い文章しかこの作家は書けないのでは思ってしまいました。
とりあえず買ってあるので
「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」も続けて読んでみます。